2018年2月10日11日、島根スサノオマジック鈴木裕紀ヘッドコーチ会見インタビュー

2018年2月10日11日、島根スサノオマジック鈴木裕紀ヘッドコーチ会見インタビュー会見は以下の通り。
20180210

********************

2月10日 鈴木裕紀ヘッドコーチ

-今日の試合を振り返って
ずっと我慢の展開で流れが行ったり来たりでしたが、第4クウォーターの7連続ターンオーバーからの11失点で我慢しきれず崩れていった。そこが(試合の)大きな分岐点だった。
川村選手に対するチームディフェンスで、コミュニケーション不足から「ずれ」を作られてしまい、ことごとくシュートメイクされてしまった。相手にインテンシティを持っていかれた大きな要因だと思います。

-今日に限らず第4クウォーターで突き放されているが?
今日はターンオーバーが大きなきっかけかなと思います。第4クウォーターのうちはスコット選手でイニシアチブはとれていると思いますが、彼の部分でしか得点が取れなくなっている。まわりがもうシュートを打つ気持ちが無くなり、相手のディフェンスは守りやすくなっています。
チーム全員には先ずはシュートで終わろうと伝えています。横浜は川村選手のピックアンドロールからの「ずれ」から色々と攻めることが出来ますが、うちはインサイドアタックしか無かったので、もっともっと動きながらバスケットをすることがオフェンスでのリズムを失うことは無いし、良い形になると思います。

-ポマーレ選手の加入
縁の下の力持ちという存在。ディフェンスであったりボールを上手く回す役目というのを期待しています。彼は(コーチの伝えたいことを)身振り手振りだけで理解してくれている。彼がスコット選手らにもアドバイスしてくれているので、よりチームに貢献してくれることを期待しています。

-今日のポイントガードの使い方で岡本選手のプレータイムがいつもよりも長いが?
ディフェンスの部分で第3クウォーターで細谷選手にアンダー(スクリーンの下)で守っていてチームでもアンダーで守っては絶対にいけないと徹底させていましたが、そのルールを簡単に破ってしまったので、(渡邉選手に比較して)岡本選手はオフェンスの部分でなかなかイニシアチブを取ることが出来ませんが、ディフェンスでエネルギー出して守ってくれていたので、そこを信じて引っ張って使いました。

-(身長などのサイズの部分で)劣ることになるがそれは織り込み済み?
スクリーンからローポストでのミスマッチは必ず起きるので、ボールサイドのプレッシャーとヘルプサイドのポジショニングの徹底は言っていましたが、なかなかコート上で表現させることができなかったのは自分のミスだと思います。

-オフェンスのイニシアチブで、スコット選手以外に期待している選手は?
(佐藤)公威選手もそうですし、他の選手も沢山練習してくれているので、練習でやっていることをコートで表現してくれれば良い結果に結びつくと信じています。
自信がないからかコートでそれが出来ていない。もっと自信をもってやってもらいたいです。

-ディフェンスよりもオフェンスの立て直しが急務?
いいえ。ディフェンスです。

********************

2月11日は次ページへ