10月1日(土) 大阪エヴェッサ vs 滋賀レイクスターズ プレシーズンマッチ 試合後インタビュー

10月1日(土) 五月山体育館で行われた 大阪エヴェッサ vs 滋賀レイクスターズ プレシーズンマッチ 試合後インタビューです。

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スコアボード

10月1日(土)14:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
大阪エヴェッサ 15 24 25 18 82
滋賀レイクスターズ 13 11 24 20 68

【スタート】
大阪エヴェッサ:#1ブラックレッジ、#6竹田、#11青木、#15マーシャル、#44ワシントン
滋賀レイクスターズ:#0ニクソン、#1岡田、#5小川、#19ゴメス、#30ペッパーズ

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大阪エヴェッサ

ライアン・ブラックウェルHC
―今日の試合の総括
ディフェンスから入るということを徹底してやってきました。今年のテーマとして掲げているチームメイトとのコミュニケーションが前の試合よりも良くなっている。選手も個別の目標に走ることなくディフェンスに全力を尽くしてエネルギーを使ってやっていたというところは非常に良かったと思っています。

―第1Q、入りが良かったんですが青木(康平)選手を交代させてから、流れが停滞してしまった部分がありましたが、今後その点をどう修正しますか?
私自信は停滞していたとは思っていなくて相手を13点に抑えられたところを考えていくと、康平の交代で流れが変わったとは考えていません。また田村(大輔)、今野(翔太)、高田(紘久)含めて交代で入ってきた選手もチームに活力を与えられたという点では停滞したとは考えたないし、今後何かをしないといけないというふうには思っていません。

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リン・ワシントン選手
―今日のゲームについて
1Qは最初の5分良かったんですが残りの5分の時間帯に関しては状況としては非常に悪くなって、そこは修正していかないといけないのかなと。2Qは全体としてそこそこ出来たと思います。3Qも1Qと同じように最初の5分間が混乱していてディフェンス面で良くなかったんですけど、その後ディフェンスを締めて結果良くなっていった。4Qに関しては全体を通してオフェンス、ディフェンスともに非常に満足いく出来だったと考えています。

―第3Q終了時、選手を集めてチームメイトに対して何かをおっしゃってたんですが、あれは何を話されていたんでしょうか?
いつも円陣で言ってことはだいたい同じですが基本的にはチーム全体でエネルギーを全力を費やしてやっていこうと言っていますが、もしそれがシーズンを通して全部出来てしまったら勝って優勝出来てしまうんですけども、それは非常に難しいことです。なので常に足をアクセルに置いた状態で、タイミングによってアクセルをかけ全力で行くべきところは行くっていうようなところをチームメイトに対して言って喝を入れていました。

―昨シーズンのファイナルフォーが終わったあとに、日本人選手に関して中村和雄HC(現・秋田ノーザンハピネッツHC)のような厳しいコーチに鍛えられたほうがいいというような発言がありましたが、今の日本人選手はどう映りますか?
日本人選手を鍛えていく上でチームを良くするために必要なことっていうのが、ひとつ目が中村HCのように厳しく、時には声を張り上げてっていう鍛え方で鍛えていく。もうひとつの道としては良い選手と契約してチーム内の競争を活性化していく方向しか無いと思います。現状良い選手と契約するっていう意味では青木康平選手、竹田智史選手というところと契約した、それが最終的に有明に辿り着いた時に同じところで重なっていけばいいと考えていて、もちろん厳しさもある中で競争を煽っていって今後近づく点が早くなっていければ、もっと良い結果が生まれると考えています。

―開幕目前にしての手応えは?
開幕まであと2週間、時間も短い中で今後鍛えていかなければいけない点はたくさんあるので、それは練習で詰めていってより良いものにしていく。最終的には有明に辿り着くまでに52試合という長い間ありますので、いろんな過程を経て最終的に良いチームになっていければいいなと思ってます。タレントが豊富なチームでもあるので可能だと思ってますし、きっと今年のbjの中で大阪がベストな勝敗で終えられると考えています。もちろん開幕も大切ですし有明(に行くこと)も大切なんですがひとつひとつ積み重ねていければと考えています。

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滋賀レイクスターズ

アラン・ウェストオーバーHC
―今日の試合の総括について
非常に良い練習になりました。大阪は良い才能が集まってますしシーズン開幕前に何が必要だったということがわかりました。

―必要な何かというのは具体的には何でしょうか?
修正はひとつではないということ。ひとつを挙げるのは難しいんですけども、新しいコーチ・新しい選手・新しいシステムということでまだまだ完成度が低いということがあります。そしてもっと選手同士がお互いをよく知ってプレーを作っていかないといけない。今日の試合中はミスを修正しようとしたけども、いろんなところに修正しないといけない点がどんどん出てきてので、これから帰って練習したいなと思ってます。

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小川 伸也選手
―この試合を振り返って
まず相手がどうこうではなくて自分達が原因でこういう負けになったと思ってます。やるべきこと、チームの決まりごとを徹底できなかったというのが第一にあると思います。本当に細かいところですけどスクリーンだとか。うちはすごくスクリーンをかけあったり、走るコースをちゃんと走るだとか、そういう細かいことが今までの練習だと徹底出来ていたんですけどこの試合は(出来ていなかった)。緊張なのか気持ちを入れすぎたのか理由はわかりません。チームとして統一感のあるプレーが出来なかったから、ああいった展開になったと思います。

―新しいチーム、新しいメンバーでの戦いですがここまでの完成度は?
完成度にはほど遠いです。ここまで点差をつけられた現状はやっぱり僕達がやるべきことが出来なかったと僕達自身もわかってますし完成度は低いと思います。ですがまだ2週間あるので、今日の負けはすごく僕達にとっては良い材料に、これからの糧になったんじゃないかなと思います。ロッカールームで話し合ったりとか負けても尚チームがひとつになってきてると感じてます。これからだと思います。