【プレミアム限定】WJBL ラビッツがアイシンAWを下し11連敗を脱出。(69-63)

11月27日、新潟市東総合体育館で行われたWJBL、新潟アルビレックスBBラビッツvsアイシンAWウィングス戦、試合後のインタビュー。(文=荒木ユタカ)

前日同様、接戦となったこのカード。序盤から主導権を握ったラビッツがアイシンAWの追撃を振り切り、10月16日以来の勝利で11連敗をストップ。ラビッツが攻守に渡って気迫で勝り、ホームでの連敗を阻止した。

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新潟アルビレックスBBラビッツ

荒順一HC

-今日の試合の総括について
久々の勝利なので、ここで一つ勝つということに、選手達もよく頑張ってくれました。なんとか勝ちたいと思っていたので、勝ててホッとしています。

昨日と同じようなゾーン(ディフェンス)だったんですけど、ポジションですね。冷静にビデオを見てみると、(ラビッツの)1-2-2のゾーンディフェンスに対して、相手(のトップの位置)が2人なのにウチが3人残っている。だから下が(相手が)ひとり多いオーバーナンバーになっている訳です。それを今日の朝、確認ではなくて練習してしまいました。シューティングをあまりやらずに1時間半くらい練習しました。このゾーンが、昨日はインサイドもアウトサイドも対応出来なかったんですが、そこを直そうということでした。出来栄えとしてはまだまだでしたけど、よく対応して、昨日のようにはやられませんでした。

オフェンスでは、やはりバスケットの基本は1対1なので、抜いていくという部分をもうちょっと頑張ろうと。1対1で、(ディフェンスに)当たられたら抜いていく。抜ければアウトナンバーになるので、そこでゴール下で合わせるとか。星が切れ込みだしてから、良くなったのかなと思います。星は今日は足も攣らずに多くドライブしてくれたし、点数も12点ですか、取ってくれたということで、オフェンスのポイントとしては、今日は星が(ディフェンスを)よく切ってくれたというところが良かったのではないかと思います。

それと、逃げなかった事ですね。FT(試投数)が25本。そのうち21本入れてくれたというのもあります。今日は本当に心配だったんですが、FTもまあまあ入ってくれたということで、選手達も昨日の反省をしながら、今日はちょっと気持ちが入ってやってくれたのではないかと思います。

高橋のリバウンド20は凄いです。これはあまり見たことのない記録です。1試合で20リバウンドというのは本当に凄いし、やはり凄い選手なんだと思います。高橋の頑張りもあったと思います。

オフェンスでは近藤が素晴らしい活躍をしてくれたと思います。オフェンスリバウンドもよく取ったし、よく合わせてシュートも決めてくれました。近藤の18点は、今日の大きな勝因の一つかなと思います。

-年内最後のホーム戦という事でしたが、どのような気持ちで試合に入りましたか?(テレビ)
今日というより昨日からですが、このアイシン戦は、この新チームとしてもまともに戦えるというところがあったので、どうしてもあの子達に意地を見せて欲しかったです。昨日は入り方がイマイチで、今週の練習の時からちょっと気持ちが入ってないところもあったのですが、やはり昨日負けたことによって、少し目覚めたのかもしれません。

新潟でやるホーム戦というのは、私たちにとってみれば、まだまだキャリアの少ないメンバーですけど、今までの4勝、すべて新潟で勝たせてもらってます。これは本当に応援してくれる人たち、ブースターの人たちの、この雰囲気ですよ。これが選手達を奮い立たせる原動力だと思います。来週、アウェイに行っても三菱戦でなんとか頑張りたいんですけど、本当に新潟のブースターの人達の応援は素晴らしいと思います。

-昨日、試合に負けた後の選手達の表情はどうでしたか?(新聞)
私は腹がたって選手とあまり会いたくなかったんで(笑)、選手の表情は見てないんですけど、選手達は試合の後にアップルに行ってビデオミーティングとかやったようです。それなりに悔しさは感じたんだと思います。

-敢えて現状の課題としては、玉井、君山のシューターコンビがこの2試合ともゲームに絡めなかったといのがあると思いますが、この点については?(バスナビ)
君山は今日、ノーマークで2本打ちましたよ。でも、入らない。玉井も2本打ってますけど、これがゼロですから。悪いシュートではないと思います、悪いタイミングじゃないのに決め切れない。あの子達はちょっと当たりに弱いので、使いにくかった部分はあります。やはりこれはウチのチームの課題ですよ。1試合に3ポイント1本、2本という展開になってしまって、それも出岐が打って入るかどうか、というところですから。そこに(ディフェンスが)シフトされれば、空くのは逆サイドのフォワードですから、ここのチャンスで点が取れないと、やはりオフェンスのチームバランスとしてはあまり良くないですね。

小さいチームですから、外が無ければ終わりですよね。小さいんですから外角が強くないとダメなのに外角が弱い。結果的にそれがアベレージが低い原因だと思います。ここがなんとか育って欲しいと思ってます。

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#34出岐奏選手

-今日の試合について
個人的にはまだ全然満足できてないんですけど、みんなが頑張ってくれて自分の分までやってくれたので助けられたし、チームでなんとか勝てたので良かったです。

-試合の入り方は?(テレビ)
昨日も落としてはいけない試合だったんですけど、自分たちのミスから負けてしまいました。今日は何が何でも落とせないゲームだったので、それはみんなの共通理解でありました。攻めれば相手は絶対にファウルをするという話をしていて、当たられたら攻めるということを朝から再確認して、今日のゲームに入りました。

-年内最後のホームゲームでしたが?(テレビ)
ホームゲームが多いのになかなか勝てなくて、ずっと応援してくれる人達、ずっと負けても負けても、どんなに点差が離れても応援してくれるので恩返しがしたくて、今日は勝ちゲームを見せることが出来て良かったです。

-今日もたくさんのブースターが応援してくれました(テレビ)
会場が一色となって自分達を応援してくれて、本当にそれが伝わってくるので、勝っている時に、全員で「逆転される訳にはいかない」と話していました。勝ちきれたことは本当に良かったです。

-今後の課題は?(テレビ)
やはりリバウンドです。センターだけでは取れないので、周りがルーズボールを取ってマイボールにしないとシュートにも繋がらないし、何本もオフェンスリバウンドを取られたら自分達の攻める回数も減ってしまいます。オフェンスでは65点は絶対に取らなければいけないと思うし、ディフェンスのためにリバウンドを全員で取るということを課題にしていきたいです。

-開幕からここまでで、チームの変化は感じますか?(テレビ)
毎週相手が違うというのはあるんですけど、その時に対応出来る試合もあれば、修正が効かない試合もあります。その修正できる力がちょっとずつ付いてきたのではないかと思います。

-昨日の試合後に選手達でミーティングをしたそうですが、どのような話をしましたか?(新聞)
ディフェンスでやられたところは分かっていたし、明日はどうするかという確認と、あとはリバウンドを全員で取りに行くことです。終わった事を何回ミーティングしても、終わったことは終わったことなので、今日に向けてのミーティングをしました。

-怪我の回復具合はどうですか?(テレビ)
大丈夫です。痛みが無いと言ったら嘘ですけど、無いです。

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#1高橋礼華選手

-今日の試合について
苦しい状態がずっと続いてたんですけど、ホームの新潟で久々の勝利を上げられて、今は本当にホッとしてます。

-試合前は選手達でどのような話をしましたか?(テレビ)
とりあえず切り替えて、昨日のことは忘れる訳じゃないですけど、いいイメージを持って試合に入ろうという話をしていました。

-気持ちの面ではどうでしたか?(テレビ)
今日は本当にやり返してやろうと思っていました。新潟でいろんな人に応援してもらって、負けた姿というのを見せたくなかったので、本当に今日はホッとしてます。

-今日は年内最後のホーム戦でしたが(テレビ)
そうですね、言われるまで分からなかったんですけど(笑)。でも本当に勝つことができて良かったと思います。

-リバウンドは20を記録しましたね(テレビ)
全然スタッツは見ないので分からないですけど、自分にできることはそれだと思っているし、それくらいしか貢献できないと思っているので、自分の与えられた仕事はしっかりこなしたいなと常に思っています。

-得点も20点を超えてますね(テレビ)
そうですね、知らなかったです。どうしても後半に自分が得点を取れなくなってしまって、自分の中で点数配分がうまく出来なかった部分もあるんですけど、これからは前半のいいリズムを後半にも持たせていって、トータルで得点を取れるようになっていきたいです。

-今後の課題は?(テレビ)
接戦になると弱い部分があるので、接戦になった時こそ(試合を)ものに出来る強さを身に付けていきたいと思います。

-「やり返してやろう」という事でしたが、やはり選手にとって昨日の負けは痛かったでしょうか?(新聞)
悔しかったですね、正直に。ここで入れておけば、というシュートもたくさんあったので。本当に、何で負けたかが分からなかったんです。私自身、試合が終わった後も「なんで負けたんだろう、なんで負けたんだろう」と思っていて。凄い悔しかったので、今日はやり返してやろうという気持ちで会場入りしました。

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#53近藤沙奈選手

-今日の試合について
本当は昨日も勝って連勝というのが目標だったんですけど、昨日は負けてしまって。負けたけれどいい所も悪い所もあったので、昨日特にダメだったディフェンス面を今日の朝からチームで修正して、結果的に相手の点数を昨日より抑えることができたので、それが勝ちに繋がったと思っています。

-荒HCからも、近藤選手の活躍が勝利につながったという話をされていました(テレビ)
個人的にはミスもあったし、もう少し決められるシュートもあったと思うんですけど、昨日はFTをひとつ落としてしまっていたので、今日FTをもらったときは絶対に決めようと思っていました。今日はもらったFTを全部決めることが出来たので(10/10)、そこだけは自分で良かった点だと思っています。

-ここまでのシーズンで、自分のプレーの通用する部分、通用しない部分はありますか?(テレビ)
リバウンドの部分では、オフェンスリバウンドに入ることであるとか、ディフェンスリバウンドでボックスアウトすることでチームに貢献できるというのは実感してます。オフェンスでは、合わせのプレーから得点することが多いんですけど、そこで自分もしっかりと点数を取れるというのを、この試合を通して実感しています。

-今日の試合もたくさんのブースターが応援してくれました(テレビ)
本当にいつもたくさんの人が応援してくれているので、絶対に勝ちを見てもらいたかったし、見てもらえてよかったです。

-今後の課題は?(テレビ)
ディフェンス面で、自分は相手の大きい選手に対して、守りがまだまだの所がたくさんあるので、しっかり自分の役割を果たせるように頑張りたいと思います。

-ディフェンスの修正とは具体的には?(新聞)
相手が、自分達が組んでいるゾーンディフェンスに対するオフェンスをしてきたんですけど、そこで自分達が対応できずに崩れてしまって点を取られていたので、今日はその相手のオフェンスに対して、もう1度自分達が対応することです。特に中を抑える事なんですけど、そこを工夫しました。

-昨日と、相手がやることは変わりましたか?
私達の対応に対しても相手は対応してきていると思うんですけど、前半で相手の点数が少なかったのと、それが大きかったのではないかと個人的には思います。

-今日は18点、今日は17点とだいぶ数字が安定してきましたけど、自分の中で実感はありますか?(新聞)
自分の点数は知らなかったんですけど、FTを大事な所でしっかりと決めることができたのが、得点が伸びた結果だと思います。

-昨日はチームのFTが連鎖的に落ちましたが、今日のゲームでは試合の最初の得点が近藤選手のFTでした。入れなければという気持ちはありましたか?(バスナビ)
大事だなというのは凄く思っていました。「入れなきゃ」というよりも、いつも「まっすぐ、まっすぐ」と思っているんですけど、とりあえず自分のFTをしっかり打とうと思って、2本とも入ったので、それが自分の中でもいい方向に繋がったのではと思います。

-自分のプレーがチームに貢献できているという実感はありますか?(バスナビ)
正直まだ、もうちょっとしっかりしたいという部分が多いんですけど、大事な所のFTであるとか、相手が当たってくるとセンターで受けることが多くなるんですけど、そういった所でしっかり受けたりファウルをもらうというのは、チームのオフェンスにいい方向で貢献できたかなと思います。

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#22川上聖子選手

-今日の試合について
ホッとしているというか、結果が残ったので、とりあえずそれは良かったかなと思います。

-しばらく勝ち切れない試合が続いていました(テレビ)
勝ち負けも確かに大事なんですけど、自分がやることをしっかりやれてないというのがあったので、そこは自分の中で消化してなくて、やはり自分がやるべきことをしっかりやれば、それがチームの勝ちに繋がると思うし、みんなの雰囲気が良くなったりとかすると思うので、自分の仕事をしっかりやるという気持ちで試合に入りました。

-チームでの自分のプレーの役割は?(テレビ)
やはりドライブであったりカットであったり、小さいので、スピードとかで(相手を)崩して、周りの人にシュートを打ってもらったりとか、自分でシュートを打ったりだとかですね。自分が小さい分、リバウンドが弱くなってしまうのは大きいチーム相手ではキツくなってしまうので、オフェンスリバウンドは飛び込んで取ったりだとか、ディフェンスリバウンドもこぼれ球を拾ったりだとか、そういったところが自分の役割ではないかと思います。

-課題は何でしょうか?(テレビ)
自分がボールを保持した状態でプレーするのはいいんですけど、誰かがボールを持っている時の動きだとか、合わせが全然出来てないので、そこはこれからやっていかないとです。ボールを持っている時はやれて、持っていない時は何もできないようではこの(ラビッツの)バスケットは出来ないので、荒さんのバスケットをやるためにも、ボールを持ってない時の動きというものをしっかりやっていきたいと思います。

-今日もたくさんのブースターが応援してくれました(テレビ)
嬉しいですね。やはりこれだけ応援してくれていて、自分の良さも見せれたと思うし、ずっと応援してくれていたブースターさん達なので、とりあえずホッとしています。

-このシリーズでは川上選手が攻める所、逆に行かないところの判断が以前に比べると落ち着いてきている印象をうけたのですが、そのような実感はありますか?(バスナビ)
(シーズンの)最初、ガードをやっていた時は、パスだけを考えていて、自分の攻め気を忘れて、パスを探した状態でドリブルで突っ込んでいったりしてパスミスしたりしたんですけど、それを止めて、まずは自分が攻めてシュートまで行くのを第1にして、それでも(ディフェンスが)来るんだったらパス、というように変えたら、パスが見えてきたというか、シュートに行けば、(ディフェンスが)正面に入るならパスだし、間に行けるなら行く、というのが自然に見えてきた部分があります。

-以前のようにディフェンスに突っ込んでミス、というパターンが減ってきたように思いますが?(バスナビ)
荒さんからも「止まれ」と言われますし、突っ込むだけだったら誰でもできるので、そこからどう(プレーを)持っていくかというのも自分のひとつのオプションにしたいので、そこは、攻め気が出てきたから、というのがあると思います。

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#7星希望選手

-今日の試合について
ずっと勝ちから遠ざかっていたので、今は素直に勝てて良かったというのと、思い切りよく自分達が(ゲームに)入れればいい結果が出るし「やり切った感」というのがあるのですが、やはり迷い迷いやってると、昨日も今日もですが、試合を通して分かったので、そこをまた来週からのゲームに繋げていきたいと思います。

-今日の試合はどのような気持ちで入りましたか?(テレビ)
土日が終わって、負けて終わって、落ちる部分も自分の中であるんですけど、やはり次があるので。負けいい試合というのは無いと思うし、1戦1戦勝負だと思っているので、次の日は切り替えて相手のことを考えて、というのは自分の中で作っています。試合の前も、「今日こそ」、「今日こそ」という攻めの気持ちで、今日も試合に入りました。

-今日勝てたことで見えたこともあるでしょうか?(テレビ)
最初は本当にガチガチに緊張したまま試合に入っていたんですけど、試合を追うごとに、だんだんその緊張もほぐれて冷静に周りを見れるようになって、ちょっとずつ気持ちの中で余裕を持ててきたといのは自分の中であるんですけど、そこからもう1歩進みたくて、周りをもっと生かせるようにプレーを組み立てられるように、今どんな攻めが通用するとか、そういった事を組み立てられるように、残りのシーズンをやっていく中で見つけていけたらと思っています。

-今日もたくさんのブースターが応援に来てくれました(テレビ)
ホームでもそうですけど、アウェイの時でもメッセージくれたりとか、もちろんホームでもあんなに熱く、たとえ負けていても、今日みたいに勝っている試合でも、すごく声援を送ってくださるので、本当にそれに応えたくてやってきたので、今日勝てて本当に良かったです。

-昨日は足を攣ったそうですが、今日はフル出場でした。スタミナ面はどうでしたか?(新聞)
私自身、体力が無いのが弱点なので、そこは自分でも分かっています。昨日は攣ってしまったんですけど、今日はベンチでトレーナーがケアしてくれて、それもあって40分出ることができました。昨日、私が足を攣ってしまったことで聖子(#22川上)をガードに回してしまって、やはり聖子はルーキーなんでどんどんゴールに向かっていって欲しいし、荒さんもそう願っているし、なので私が出続けなければいけないんですけど、そこのペース配分というか、自分の中でも試合へのコンディショニングであるとか体力であるとかすごい課題だと思っています。今日は40分間コートに出ることが出来たので、その分ターンオーバーもしてしまったんですけど、そこがまた課題だと感じています。

-荒HCも褒めていたのですが、今日は攻め気を出してプレーしたのでしょうか?(新聞)
昨日もそうなんですが、アイシンさんはディフェンスで当たってくるって分かっていたので、それをいつものように、当たられていてもセットを組み立てて作って、というよりは、シンプルに当たってきたらひとりかわして5対4で攻めればいいし、それは昨日も意識しようとしてたんですけど、昨日はあまり抜くという部分で(ディフェンスを)かわせなかったので、今日はシンプルに、抜いて合わせようというのが要所要所で出だし、自分でも決めることが出来たので良かったと思います。

-今日は積極的に攻めた分、ターンオーバーも多くなりました(6個)。これは判断ミスでしょうか、それとも経験不足的なものでしょうか?(バスナビ)
私はいつも荒さんに指摘されるんですけど、決めつけたプレーが多くて、教科書通りと言われるんです。相手に対応された時の切り替えとか、だから判断ですね。そこで判断を間違わずに、冷静に見れるような目というものを、試合を通して自分の中で身に付けていかなければいけないし、普段の練習でもそうなんですけど、ガードのターンオーバーというのは命取りになるので、そこはもっと意識して変えていかなければと思っています。

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アイシンAWウィングス

山田かがりHC
※質問は全てバスナビ

-戦い方は昨日と同じで、ある程度インサイドで勝負できるプランだったと思いますが?
今日は自分達が思うように戦えませんでしたね。

-中盤に出したゾーンディフェンスも、準備されていたものだと思いますが?
そうですね。

-ゲームプランが崩れた所はどこだったでしょうか?
マンツーマンでもうちょっとしっかり守りたかったというのはありましたね。

-ゾーンディフェンスは使いたくなかった感じですか?
いえ、そうではないですね。今思えば、早めに使っても良かったかもしれません。

-会場の雰囲気もあって、客観的に見ると厳しい判定もあったでしょうか?
それは言い訳にしたくないですし、やはり選手の勝ちに対する意欲という部分で、新潟さんに比べるとウチは足りなかったのかなと思います。采配はもちろん私に責任がありますが、やはり勝つために、という部分で、新潟さんのほうが上回っていたのかなというのがあります。

-この土日の2試合とも似た展開で、最後はミスしたほうが敗れるというパターンだったように思いますが?
そうですね、クロスゲームはそうなると思います。(今日は)大事な所でリバウンドを取られているので、やはり勝ち切る為には、リバウンドの厳しさであるとか、1本のシュートを決めきる強さというのが、まだウチには足りないところかなと思います。

-シーズン途中でHCという立場になって、残り試合もまだたくさんありますが、ここから更にステップアップしていきたいというのはありますか?
もちろんそうですね。今の選手は変わらないので、少しでも上に行きたいというのはあります。ひとつでも多く(勝ちたい)というのはありますし、勝ちに慣れるというか、経験として勝ちが少ないので、勝つことで上向いてくることもあると思います。挑戦者という立場上、負けを恐れずチャレンジしていけたら、ちょっと変わって行けるのかなと思います。