12月16日(日) ハンナリーズアリーナで行われた京都ハンナリーズvs 滋賀レイクスターズの試合後インタビュー。
京都:浜口炎HC、マーカス・クザン選手、岡田優選手
滋賀:アラン・ウェストオーバーHC、ウェイン・アーノルド選手
(文・写真/金澤朱志)
京都
浜口炎HC
チームとしてエナジーを持って戦えたことが良かったと思います。こういうバスケを続けていけるようにハードワークしていきたい。
―今日は全ての立ち上がりだと思いますがいかがですか?
今日はジャンプスタート出来るかどうか、入り方が大きなポイントのひとつだったと思います。第1Qと第3Qの立ち上がりに出来たことが良かった。良い集中力を持って出来たことが良かったと思います。
―昨日の負け方が序盤のスタートにつながったということはありますか?
昨日の負け方がどうこうじゃなくて選手は単純に負けたことを取り戻したい、しっかり戦いたいという気持ちは伝わって来ました。
********************
マーカス・クザン選手
チームとしてディフェンス出来たことがよかった。
―今日の立ち上がりは意識しましたか?
昨日は本当は勝ってる試合だったけど僕がフリースローを落として負けてしまった。今日は最初からやるんだという気持ちを前面に出しました。それが良かったと思います。
―クザン選手はゴールに正対したプレーのほうが得意なんじゃないですか?
両方好きです。まずはポストアップして点を取ろうというのがひとつで、フェイスアップしてプレーするのも悪くないので両方です。
―MVPを貰った瞬間もあまり嬉しそうに見えなかったんですが感情は表に出さないタイプですか?
(マーカス・クザン選手、笑顔)
********************
岡田優選手
昨日ああいう形で負けてしまった。最後ファールの笛が鳴ってしまったのは仕方ないし、昨日悔しかったけど切り替えて出だしからプレーに出て良いスタートが切れた。結局その流れを継続できて勝ったと思います。
―立ち上がりをすごく意識して入ったということですか?
向かっていく気持ちを僕も出していたし、みんなも出していたと思います。それがディフェンスに出たと思います。点が入ったということよりもディフェンスでゼロ(ゲームの立ち上がり京都が22-0のランとした)に抑えられたことが良かったと思います。
―滋賀がどうこうよりも京都のプレーが良かったという意味合いでいいですか?
そのディフェンスを向こうが嫌がって落としてくれたのかもしれないし、ゼロに抑えることが出来たことが良かった。
―今日で4戦目となる前回アウェーでの対戦でなかなか攻められなかった。今日はいかがでしたか?
今日も半分以上が自分の選択ミスがあって、無理してシュートを打ってるつもりはなかったんですけど結果的に入らなかった。その辺をもうちょっと我慢するところ。それが試合中に自分でわかるようになれば直していけると思うので、もうちょっとそれを意識したいです。
―この4戦中3試合がロースコアゲームで向こうのペースだったと思いますか?
昨日勝てばうちのペースと言えたけど負ければ向こうのペースだと思う。最後の勝敗、結果でどう言えるか決まると思う。昨日負けてへこみましたけど今日勝てたので良かったです。
********************
滋賀
アラン・ウェストオーバーHC
うちがひどく悪くプレーしてしまいました。一方京都は非常に良かったと思います。
―京都に序盤おされてしまいましたが最初のタイムアウトを取った時の指示は?
選手達には準備出来ていたのか?ゲームの入り方・準備が悪い、とても恥ずかしいぞ、と言いました。20点差のシチュエーションは考えられない。責任は僕にもあると思うが君等もそう思って欲しいということを言いました。
―昨日タフゲームを制したことで気の緩みはありましたか?
おっしゃるとおりあったと思います。競争心を持ってゲームに入れなかったのが全てだと思います。ベテラン選手のリーダーシップもゲーム中に無かった。
********************
ウェイン・アーノルド選手
―新チームに入って今のチーム状況はどうですか?勝率5割のラインをなかなか突破できない形になってますが。
今日の試合について言えば過信し過ぎたと思います。入り方がフラットに入ってしまった。シーズンはまだ続きますので、この状況を打開するチャンスはあると思います。順位の中盤にいることはそんなに悪くないと思ってます。
―試合後のミーティングではコーチに何て言われましたか?
本当にコーチは怒っていました。練習の成果が試合に現れないのは本当にがっかりで何のために練習してきたのかと言われました。わたし含めて選手達全員が感じています。このチームはまだ可能性はあります。ただ可能性は可能性にすぎず実現出来なければ「可能性」で終わってしまいます。そこを自分たちの力で実現させないといけないと思っています。
―日本に来て3人目のヘッドコーチとなるウェストオーバーHCはどんなコーチですか?
選手の特徴や性格を理解してくれるプレイヤーコーチだと思います。情熱があって普通の成績では絶対満足しないコーチだと思います。