6月10日(金)墨田区総合体育館にて、bjリーグトライアウトの最終選考が行われました。このトライアウトの参加者は、6月16日(木)に行われる「ドラフト会議」の指名対象者となります。
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概要
■合計:43人(プレスリリース掲載人数)
※上記内でJBL選手5名
寒竹隼人(トヨタ自動車アルバルク)、山田謙治(リンク栃木ブレックス)、梁川禎浩(パナソニックトライアンズ)、八幡幸助(北海道バスケットボールクラブ ※レラカムイ北海道)、山田哲也(日立)
■実施時間:14:30~17:00
■実施メニュー:1対1、5対5、pick up game(※チーム関係者によって指名された選手のチームとbjリーグ所属選手のチームの5対5)
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■並里 祐(経歴:renova鹿児島、2010-11JBL2 ベスト5・アシストランキング1位)
・身長173cm ・体重72kg ・ポジション:ガード ・出身:沖縄
―今日が最終のトライアウトでしたが、手応えは?
自分を出すのが難しいなと思いましたね。
―それは周囲のレベルも上がったから?
そうですね。その中で自分のプレーを出さないといけないので。でも、先週の追加トライアウト(※6月10日)と比べたら積極的に自分を出してプレーすることができたと思います。もうちょっと、でしたね。70点くらいでした。やっぱり、アシストとかを結構見てもらっていたので、それを生かしたかったですね。あとは、もっとブレイクを出すことができたと思います。そのあたりはちょっと心残りですね。それは今後の課題としてやっていければ良いかなと。
―自身を持ってプレーできた点は?
ブレイクの部分は自信になりました。周りが動いてくれれば、僕のアシストも生きるので、そこは通用するなと。ただ、トライアウトは寄せ集めのチームになってしまうので、その中でポイントガードとしてまとめようと思いました。
―やっぱり、初めての選手同士は難しい。
そうですね。でも、そこができないと上のレベルに行ってもできないと思うので。今後の課題として取り組んでいきたいなと思います。
―最後は「pick up game」にも選ばれました。
いやー、僕は選ばれないなと思ったんですけどね。試合中は自分を出そうと思ったんですど、周りと合わせるのが難しくて。普通な感じになってしまいましたね。当たり障りのないというか。でも、bjリーグの選手が相手でもプレーができないことはないと。もっ自分は上にいけるなと思いました。
―どんなバスケットボールをするチームに入りたい?
自分はトランジションバスケで一番生きると思っています。速い展開にもっていって、ハードにディフェンスしてというのが自分に合っていると思いますね。その中で頭を使ったIQバスケというのも学んでいきたいですね。
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■寒竹 隼人(経歴:トヨタ自動車アルバルク)
・身長194cm ・体重86kg ・ポジション:フォワード ・出身:福岡
―今日のトライアウトを振りかっていかがでしたか?
みんなプロになりたい人ばかりなので、気持ちの部分で負けないように精一杯やりました。
―今回は実際にマッチアップをして外国籍の選手とやりやう機会がありました。どんな感触だった?
やっぱりJBLにいたときはなかなか日本人同士のマッチアップとなってしまうので。bjリーグに入れば外国籍の選手とやる場面も多いですね。今日はやってて楽しかったです。
―緊張とかはしないほう?
あまり緊張はしないですね。この性格なので(笑)今回は通用できた部分はあるし、まだまだこれからだなと思う部分もありました。
―通用できた部分は?
シュートは結構できていました。そこは臆することなくいくことができました。ディフェンスの部分では、自分より大きい選手が多く、そこは力だけではだめなので、頭を使ったり足を生かして判断していきました。
―「まだまだこれから」の部分は?
自分より身長の低い人に対するディフェンスです。しっかりと相手についていける足を持って対応しなければいけないなと。これはもう僕のバスケットボールに関する課題ですね。
―普段は3番ポジションですが、今日はインサイドでした。持ち味を出しにくい部分はあったのでは?
ポストプレーからオフェンスというのは近年なかったです。いろいろと考えながらやっていましたけど、bjリーグに入れば相手が小さければ僕がポストアップする機会は絶対あると思います。そこはもっと勉強していきたいですね。
―どんなバスケットボールが自分にフィットしていると思う?
トランジションから流れに乗っていけるような、テンポの速いチームです。そっちのほうが僕のスタイルにあっていると思います。結構ランニングプレーも得意なので。
―最後は「pick up game」にも選ばれましたが、通常のトライアウトのゲームよりもやりやすかった?
最後に選ばれたということもあって、みんな意思疎通を図ればしっかりとスペースを作ってと組み立てたバスケットはできました。通常の部分だといろんな人が混ざっているので、どたばたしてしまう場面がありました。トランジションがずっと続いてしまったり、セットする前に自分で行ってまったり。最後やったチームだとみんなでコントロールし合いました。速攻するときやゆっくり組み立てるときの判断はできていた思うので、良かったですね。
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■山田 謙治(経歴:リンク栃木ブレックス)
・身長180cm ・体重82kg ・ポジション:ガード ・出身:神奈川
―初めて集まる人が多い中で、連携が難しかったのでは?
ある程度声を掛け合って、ディフェンスの際のスイッチだったり必要最小限のトークはできていました。今日僕が組んでいたチームはフォワード系の選手が多かったので、5人に出ていても同じ動きなってしまう部分がありました。その辺りはしょうがないなと思いながらも、一対一で行くときはいっていて、ゲームでも一度も負けなかったので、良かったんじゃないかと思いますね。
―どのようなバスケットボールが自分にあっていると思いますか?
bjリーグはJBLと比べて1番、2番のポジションが多く出ているという印象があるので、その点に関しては地元にチームができるので、そこに行くことができればいいなと思っています。どこに行くにしろやることは変わらないですね。。HCが求めたところをやらなければチームには残れないと思うので、より考えを理解しないといけないですし。どのような点という意味ではあまり気にはしていないですね。もちろん、地元でできれば良いなという気持ちはあります。