1月30日(日)大阪エヴェッサ vs 仙台89ERS 試合後のインタビュー

2011年1月30日(日) 守口市民体育館で開催された 大阪エヴェッサ vs 仙台89ERSの試合後のインタビューです。

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1月30日(日)14:00 観客:1656人

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
大阪エヴェッサ 15 16 18 23 72
仙台89ERS 21 16 10 30 77

【スタート】
大阪エヴェッサ:#1ブラックレッジ、#3ナイト、#14勝又、#33高田、#50マーシャル
仙台89ERS:#0ホプソン、#1高橋、#15ベル、#17日下、#54ホルム

【レフリー】
石榑、地頭薗、澤田

【観客者数】
1656人

【主な個人スタッツ】
大阪エヴェッサ:ナイト21得点15リバウンド7アシスト、マーシャル20得点5リバウンド、ブラックレッジ16得点7リバウンド5ブロック
仙台89ERS:ベル24得点11リバウンド、ホプソン23得点4アシスト、ホルム11得点22リバウンド

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大阪エヴェッサ

ライアン・ブラックウェル HC
-試合の総括
ゲーム的には非常に良いゲームだったと思います。ただ単純に仙台さんが僕らより良いプレーが出来たんじゃないかなと思います。特にマイク・ベル選手を中心に大事なところで良いシュートを打っていった。うちがそこに対しての対応がいまいち出来なかったところがあるのかなと思います。

-接戦になりましたが最後勝負どころでの選手への指示は?
特にこれといってはないんですけど、単純に僕らのプレーでヒロのレイアップとかね、簡単なところを落としてしまったところの反面、仙台さんが欲しいところで確実な良いプレーが出てたっていうところ勝敗の分け目となってしまったのかなと思います。

-第3Qの頭、逆転して良い流れの時間帯がありましたが、その良い流れはどうやって引き寄せたのでしょうか?
基本的にはいつも一緒なんですけども、オフェンスをもっとアグレッシブに攻めていこうということで良いシュートを打って決めていこうというところで、そういう指示を出しました。

-チャンピオンシップを取るための後半戦、始まりましたけれども後半戦の意気込みをお願いします。
最後に向けていくためにはまだまだいろんなことを学んで成長していかなきゃいけない。ここ数試合で見て取れるように、今残っている頑張っている選手がいろんなことを少しずつ学んでますし徐々に改善されてる点もありますので、最後に向けてまだまだチームとして成熟させて日々日々学んでそこをクリアーしていくしかないかなと思います。

-怪我人が多くて厳しい場面の中で後半戦どうやって戦っていきますか?
全体的にはそんなに心配してません。残された非常に良いプレイヤー、勝又や大輔が非常にアグレッシブに出してきてますし、今残ってる選手がしっかり成長できることによって怪我している選手が戻ってきた時にまた違うチームとして力になると思いますので、そんなにネガティブには捉えてないので今いる選手でとにかく自分達の仕事をしっかり、はっきりしてゲームの中でこなせればなと、良いチャンスかなと思ってます。

-残り1分を切って3Pではなく2Pを狙っていった意図は?
時間的にはまだワンポゼッション狙えるところであったので無理して3Pに行くよりもまずクイックで確実に2点を取って、そこからまたポゼッションが来たときにしっかり取り返すというプランではありました。

-それは相手のフリースローの確率が悪かったという面もありましたか?
それよりも単純に時間が充分ありましたので、そこで決められてもしっかり悪いシュートであればしっかりリバウンドしてディフェンスさえしっかりあのポゼッションで止めれれば、まだまだ充分時間を作ってもう一回狙えていくと思っていたのでそういうプレーにしました。

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ローレンス・ブラックレッジ 選手
-今日のゲームについて
全体的には非常に両チームともハードにプレーしていて良い試合だったと思います。最後は残念ながら向こうが欲しいシュートを決めて、僕らがチャンスを逃してしまったっていうところが残念だったんですけど、全体的には良いゲームでした。

-主力選手を欠いた中での仙台と1勝1敗というのは納得してますか?
全く満足はしていません。今のメンバーでも充分勝てる自信がありますし、やるべきことはやってるつもりなので、今週も2勝するはずだったんですけども、それが出来なかったのが非常に残念ですし自分でもちょっと不満ですね。

-仙台と戦ってみて仙台の印象は?
非常に良いチームだなと思います。東地区を2位で走っていることはよく理解出来ました。特にホプソンはバスケットに対してどんどん攻めてきますし、マイク・ベルもダンク、リバウンドなんでもオールラウンドにプレー出来るプレイヤーで非常に良いチームです。

-来週の福岡に向けて。
両チームとも走るチームですのでスピードの早いゲーム展開になるんじゃないかなと思います。エヴェッサとしてはやはりマイケル・パーカー、チームのキーとなる選手をどれだけ彼をスローダウンさせれるかというところにかかっているんじゃないかなと思いますので、しっかりチームで準備をして走り勝つという試合にしたいと思います。

-後半戦のこれからの戦い、意気込みをお願いします。
この状況はチームとしてしっかり乗り切って、もっともっと良くなった時に今野翔太やリンが帰ってきた時にまた一個上の更に良いチームになれると信じてますので、このままやるべきことをやって勝ち続けるのが一番大切なんじゃないかなと思います。

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仙台89ERS

浜口 炎 HC
-試合の総括
昨日は非常に残念なゲームだったんですけど今日は非常に選手がよくファイトしてくれたんで今日は非常に良いゲームだったと思います。

-接戦に競り勝った一番の要因は?
昨日と違って強い気持ちを持ってエナジー出してファイトしてましたので、それが勝因だと思います。バスケット的に言ったらインサイドアタックを積極的にしてましたので、こっちに最後勝ちが転がってきたのかなと思います。

-大阪はディフェンスの良いチームですが、どういった指示でしたか?
昨日はアウトサイドシュートが多かったので、うちとしては単純にもうインサイドアタックをしようということで今日はゲームプランにあげました。

-最後まで果敢にインサイドをついて、その結果ベル選手のバスケットカウントであったりホプソン選手のフリースローを誘う等良い形がありました。やはりインサイドアタックが要因ですか?
最後マイクが非常に積極的にインサイドをアタックしましたので彼は何でもインサイド、アウトサイド、プレーできる選手ですけど我慢しながらプレーしてくれたと思います。

-後半開始早々に追いつかれて嫌な流れになってしまったと思うんですが、逆転された時チームが崩れた要因というのは?
バスケットはリズムのスポーツなので、当然大阪のペースになる時間帯もあるので、単純に我慢の時間だったと思います。

-今日失点も70点台、ターンオーバーも10と浜口HCの理想に近いバスケットだったと思うんですけどもいかがですか?
ターンオーバーは最近非常に少ないのでこれは継続的にしていかないといけないなと思います。ディフェンスに関しては失点こそ少なかったですけれども、非常にイージースコアが多かったのでもう少し改善していきたいと思います。

-残り1分を切って3点差の場面で大阪のフリースローの確率が悪かったと思うんですけど、逆にファールゲームに持ち込もうという作戦は無かったのでしょうか?
残り時間が少なければそういう可能性も考えましたけれども、もちろん。でもやるなら5秒から3秒以内の時間じゃないと、まだ結構時間18秒とか残り1分とか長いので、基本的にはそういうことは考えて無かったです。

-簡単な2Pなら許しても良いという考えでしたか?
そうです。2PはOKで、ノースリーということで。ナイトのところを基本的にはあそこに3Pを打たせたくないという考え方で守りました。

-後半戦の意気込みをお願いします。
半分終わりましたのでもう一度チームを作ってステップアップしたいと思います。

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マイク・ベル 選手
-まずはご自身のプレーを振り返っていただけますか?
今日の試合は自分の役割としてはアグレッシブに点を取りにいこうと思ってましたので、そういうふうにしてプレーしました。

-最後まで1点を争う接戦になりましたけれども接戦をものに出来た要因は?
最後まで集中して戦えたっていうこととチームとしてまとまって戦えたということですね。あとはチームとして自信がある中でプレー出来たっていうのが最後勝てた要因だと思います。

-ディフェンスの良い大阪に負けてしまって、今日注意した部分は?
エネルギッシュなプレーをする。そこだけが修正点でした。

-後半戦、最初のカードでしたが良い形でスタート切れたと思いますがいかがですか?
チームに合流して1日目から今日に至るまでチームとしてかなり成長しているんですけども、まだまだ伸びしろがあると考えています。プレーオフの時点でチームとして最高の状態にいれるように今後もしっかり頑張って練習していきたいと思います。

-大阪の2-3ゾーンディフェンスはどうでしたか?
今までの相手っていうのはほとんどゾーンはあるんですけども、1試合通してゾーンっていうのは無かったんですけども、今回大阪がほぼ1試合通してゾーンをしたのが違いだったのかなと思います。

-攻略する上で気をつけた部分は?
今週末シュートタッチが悪かったので、よりバスケットにアタックしていくことに今日は考えてやっていました。ファールをもらうであるとかチームを勢いづかせるという意図もありましたので、2-3ゾーンを攻略するために、バスケットに向かってアタックしていくことを考えていました。

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高橋 憲一 選手
-今日振り返ってみていかがでしたか?
相手がゾーンディフェンスということで、マンツーマンとは違ってスペースが出来るので積極的にシュートを狙っていこうとは思っていましたけど、来たボールを確実に決めるっていう点ではそれなりに出来たかなと思います。

-接戦をものに出来た要因とは?
点差が近い時にしっかりチームとして我慢をしながらプレーをしたっていうところだと思います。どうしても接戦になったりリードを奪われたりしていると個人の力で打開しようとしてしまいがちですけど、そこでしっかりチームとしてオフェンスを組み立てられたらたっていうのが結果に繋がったと思います。

-ディフェンスに良い大阪に対して今日チームとして変えたポイントは?
まずはしっかり相手と戦うという意識を持って、昨日ちょっとチームとしてエネルギーが感じられなかった部分があったので、まずはそこから入ろうということで試合に臨みました。

-大阪のディフェンスについては?
ゾーンを使っている時間が長かったんですけど、なかなかアウトサイドでもインサイドでもワイドオープンの選手ができにくいというか、しっかり的を絞って守ってきている印象がありました。

-対する仙台のディフェンスも浜口HCが理想とする70点台前半のディフェンスでしたがいかがでしたか?
結果的に70点台ということで数字の部分では満足してますけど、もうちょっと内容を見つめた場合どういうディフェンスを自分達がしてたかってのを考えた時にまだまだ課題は山積みですね。

-後半戦の意気込みを。
これで半分が終わったのでまた勝ちを後半戦に繋げられるように次のホーム戦でしっかり戦いたいと思います。

-どういう戦いをブースターに見せていきたいですか?
仙台らしくボールをしっかり動かしてチームで戦う、チームで守る、チームで攻めるっていう意識で後半戦に臨みたいと思います。