1月26日(水) 東京アパッチ vs ライジング福岡 試合後のインタビュー

2011年1月26日(水) 代々木第二体育館で開催された 東京アパッチ vs ライジング福岡の試合後のインタビューです。

1月27日(木)の試合はこちら

スコアボード

1月26日(水)19:15 観客:1046人

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
ライジング福岡 22 20 20 29 91
東京アパッチ 15 25 27 20 87

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スタッツ(各種、トップ選手のみ記載)
ライジング福岡:
マイケル・パーカー23PTS 竹野明倫19PTS ジャトーヴィアス・ヘンダーソン11REB 竹野明倫/ナイル・マーリー4AST 加納 督大3STL

東京アパッチ:
仲摩純平20PTS 青木康平15PTS ロバート・スウィフト16REB 田中健介3AST イートン/青木康平3STL ロバート・スウィフト4BLK

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ライジング福岡

小川忠晴 HC

-試合の総括
(東京の)外国人、日本人選手個々の能力の高さを感じました。自分が思っている以上に高さもあり、個人技もあるなと率直に感じました。
今日のキーポイントとしてはインサイドの所でも、(東京と比べて)日本人選手でもサイズが劣るので高さの上でミスマッチとなるので、ディフェンスが鍵になるなと思っていました。
リバウンドでも東京と五分(オフェンスリバウンド18、ディフェンスリバウンド26と全く同数)で渡り合えたのが勝因の一つではないかと思います。
あとはスティール。アグレッシブに動いてミスを誘発出来ました。パーカーがファールトラブルでも二人のビックマンが体を張ってしっかり自分たちの仕事をしてくれた事も大きいです。

流れが変わったのは竹野選手の3Pシュート。(速攻での)2対1の状況で思いっきり打ってしっかり決めてくれました。最後のファールゲームでもフリースローを決めた。終盤になると特にフリースローは重要なので、そういう部分を選手たち一人ひとりが学んでくれたのではないかと思います。

-竹野選手が決めた速攻での3Pシュートですが、練習でもよくやっているのか?
試合ではあまりないです。練習での2対1はバスケットにアタックしなさい(よりリングに近い所でシュートしなさい)と言っています。
今日のシチュエーションではヘンダーソンがしっかりゴールに向かったおかげで、相手のディフェンスがヘンダーソンに引っ張られ、竹野選手がワイドオープンになりました。(竹野選手は)今日の試合ではフィーリングもよく決めていましたし、肝が据(す)わっているのでしっかり決めてくれました。

-(速攻で3Pシュート打ったとき)ベンチから打つなという指示はしなかった?
それはないですけど、ベンチでは「うおー」という歓声があがっていました(笑)
新潟では1番(ポイントガード)でしたが、元々シュートがうまく、それを活かしたいと思っていたので(福岡では)ずっと2番(シューティングガード)で起用しています。
ポイントガードもしていたので、ナイル選手がターンオーバーが多くなると竹野選手を1番に戻して、(お互いの)ポジションを変えてアタックするように、少しづつですけど試合の中で行っています。

-ナイル・マーリー選手を基点とするピックエンドロールが少なかったように思えましたが?
意図的に少なくしているという訳ではありません。ナイル選手がトップからアタックを始める時に、最近ターンオーバーが目立つので、もう少しチームでボールをシェアするようにしています。一度ボールを離してリターンでもらった時にアタックするように、今後の戦いを見据えてナイル選手には指示しています。
(攻撃に選択肢が増えれば)相手チームもピックエンドロールだけではないと思うので、(今まで以上に)ナイル選手の攻撃が活きてくると思います。
制限をしてピックエンドロールをしてはいけないと言ってはいません。

-お互いに主導権を握れなかったが?
ディフェンスをハードにしようと心がけて、逆に足が止まってしまった。ポストにボールが入ると周りが動かなくなる傾向があります。ポストプレイヤーが1対1を仕掛けてくると思い、周りの選手が見入ってしまう。そこで相手にやられているケースが今まで多々ありました。
今日はポストのローテションでやられるのは仕方ないけど、ディフェンスからリズムを掴むんだよと選手には言いました。

-第4Qでマイケル・パーカー選手がコートに立てない時間があったが、チームとして想定していたか?
(想定していません)チームの柱として不動の選手なので。
と言うのも今シーズン、彼のコンディションも良いですし、相手のマッチアップを考えての事です。(チームの)二人のビックマンを使ってパーカー選手を3番(スモールフォワード)でプレイする大型ラインナップも考えているのですが、二人のセンターの内どちらかが怪我をしたり、一人の調子があがるともう一人が調子を下げたり、(こちらが望む)レベルまで二人が上がってこない。
今日の試合でもティアゴ選手は怪我で完調していないところで、また足の捻挫をして満足なプレイが出来ない。ただ、今100%にするのではなく、3月4月のヤマが来るときにベストの調子にしてもらいたいです。彼らも十分理解していると思っています。

-今のチーム状態は?
オフェンスは(完成度)90%に近いと思います。フリースローの改善は必要ですけど。得点も平均90点とっているので、満足しています。
ディフェンスはもう少し改善が必要です。ローテションでの反応が遅い。分かっているけど、一歩目が出てくるのが遅い。それがスムーズに出てくるようになれば。予測をしろ、反応を早くしろと言っています。

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東京アパッチ

ボブ・ヒル HC

-試合の総括
今日は酷いパフォーマンスでした。ターンオーバーも多く総合的に一番ダメな試合でした。
プレイもディフェンスも酷かった