1月23日(日) マルコメ presents bjリーグ 2010-2011シーズン オールスター ゲーム in 大阪

1月23日(日) マルコメ presents bjリーグ 2010-2011シーズン オールスター ゲーム in 大阪 の試合後のインタビューです。

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スコアボード

1月23日(日)12:30 ティップオフ

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
WEST 26 27 27 30 110
EAST 24 39 20 26 109

【スタート】
WEST:#0石崎、#3ナイト、#31城宝、#44ワシントン、#50ニュートン
EAST:#1澤岻、#10波多野、#11青木、#15ベル、#25アシュビー

【レフリー】
清水、佐藤、原

【観客者数】
3676人

【主な個人スタッツ】
WEST:#0石崎11点9アシスト #3ナイト13得点5リバウンド #9パーカー21点 #31城宝11点(3P 3/7) #44ワシントン18点8リバウンド
EAST:#1澤岻7アシスト #11青木18点(3P 4/5) #15ベル12点11リバウンド #25アシュビー15点 #34アーノルド14点(3P 4/7)

【受賞者・コンテスト受賞者】
マルコメ presents bjリーグ 2010-2011シーズン オールスター ゲーム in 大阪 MVP
リン・ワシントン 選手 (WEST#44 大阪エヴェッサ)

マルコメ presents bjリーグ 2010-2011シーズン オールスター ゲーム in 大阪 MIP
青木 康平 選手 (EAST#11 東京アパッチ)

ダイナム スリーポイントコンテスト 優勝者
岡田 優 選手 (#9 滋賀レイクスターズ)

エビスビール ダンクコンテスト 優勝者
橘 佳宏 選手 (#11 仙台89ERS)

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チームウエスト

ライアン・ブラックウェル HC

-試合の総括
僕自身こんなゲームでこんな展開になるのは初めての経験で非常にエキサイティングな良いゲームになった。特に両チーム、後半からいよいよ真剣になり始めて、ディフェンスもオフェンスも良いプレーがだんだん出来てきて、最終的にはああいう結果になってファンのみなさんも非常に楽しんで頂けたんじゃないかなと思います。

あれだけNBAで経験のあるコーチと出来ることが非常に楽しみだった。今日2時間の試合、彼と対戦する時間があったわけですけれどデヴィッド・ロビンソンなど誰もが知っているプレイヤーを率いてきたコーチと試合することが出来て非常に楽しんでコーチングすることが出来ましたし、彼のそういったキャリアを学ぶチャンスでもありましたし、また今後の自分のコーチングにも彼のスタイルとか教え方っていうのを活かせれたらなと思います。非常に今日は有意義な良い時間でした。

-石崎選手への評価は
本当に素晴らしいプレイヤーで僕自身非常に今日惚れ込んだプレイヤーです。サイズがある中でスキルも全くもって問題無い、最高のスキルを揃えてますし、その中で冷静にゲームをコントロール出来るってところがある。今日彼のような選手を指導できるチャンスに恵まれたかなと思います。

-最後の瞬間にタイムアウトを取ってどういう指示をされましたか?
石崎選手とリン・ワシントンでシンプルなトップからのピック&ロールのプレーで行けと(指示しました)。向こうがスイッチしてくるのかダブルチームで来るのかわからなかったんですけども、とにかくこの二人が良い感じのスペースを作り出せるように、どんなところでもスコアリング出来るようなスペースを作れということで、シンプルなピックのプレーを指示しました。

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リン・ワシントン 選手(MVP受賞)

(日本語で)お疲れ様です!

恐らくbjリーグのオールスター史上一番良いゲームだったんじゃないかなと思います。あと110対109と非常に(点数が)近い試合で非常に楽しかったと思います。特に僕は元チームメイトでプレーすることが出来て、良いゲームだったなと思います。

-元大阪エヴェッサ所属のチームメイトとは何を喋りましたか?
本当にありとあらゆることを時間を惜しんで話したんですけども、過去の栄光というか楽しかった時間から、そして今各チームでどんな状況なのか、そしてこれからのことを話したんですけれども、一番良い会話が出来たのはハーフタイムにしっかりディフェンスを引き締めていこうと、勝つというところでみんなが話して統一意識で良いゲームに臨めたのは良い時を過ごせました。

-MVPは狙ってましたか?
まず勝つことを一番に。ゲーム状況的にも誰がMVPを取ってもおかしくない、マット(ロディック)も非常に良い影響をチームに与えましたし、ビリーも大きな大きな3Pを決めたり、マイケル・パーカーも非常に安定したプレーで良いところで活躍してくれましたし、僕がしたかったのはチームの勝ちのために自分はしっかりプレーするということだけだったんですけども、いろいろ活躍した選手の中でホームタウンの自分が取れたっていうのは良いストーリー、最終的にはさせてもらったんじゃないかなと思います。

-橘選手のダンクコンテンストはどうでしたか?
(アハハと笑った後で)まさに彼はエンターテイナー。何をすべきか、何をすれば(良いのかわかってる)。もちろん勝ちに来てるなっていうのは伝わりましたし、どうすれば勝てるかっていうのはよーく知ってる選手で特に宗右衛門町近くの道頓堀のシンボリックなところを表現してくれて、非常に良いパフォーマンスで楽しませてもらいました。

-クロスゲームの中で地元の大声援は後押しになったんじゃないですか?
本当に1点差ゲームのああいうファンの盛り上がる瞬間っていうのは何とも言い難い、言葉に変えがたい瞬間なんですけど。特にマットは、チームの勝利や自分のレベルアップのための努力を惜しまない選手で、そういう選手がゴールを決めるってことは大阪のファンはみんなは覚えてますし、今日は待ち望んだ瞬間、最後のまさにここっていうところで彼のその良い所、力を発揮出来た瞬間にまた盛り上がったっていうのは非常にファンも待ち望んでいたと思いますし、彼が最後の瞬間を飾れた熱い瞬間で良かったと思います。

-ディフェンスを後半から引き締めていこうという話がありましたが、どこらへんでチームがまとまりましたか?
前半ウェイン・アーノルドや青木康平に大きな3Pを何本か決められたところで、もちろん素晴らしい3Pを打つってことはわかってますんで、彼らを3Pラインから離して、しっかり高いプレッシャーをかけて、なるべく彼らに3Pを打たせないってところでみんながしっかりやろうと統一意識が出来たんじゃないかなと思います。

-初めてチームメイトとしてプレーした石崎選手の印象は。オフェンス面、ディフェンス面について。
僕が今までナショナルチームの選手と何人かプレーしたことがあるんですけど、経験した中で一番最も優れたバスケットボール選手じゃないかなと思います。特に彼の良いところはしっかりとしたボールハンドリングで簡単なターンオーバーなんか絶対にしませんし、まずコートがしっかり見れて速攻の時でもセットプレーの時でも、どの選手がどこにいるか、どういうふうに把握すれば攻撃展開出来るかっていうのをよく把握してる部分だと思います。彼の最も素晴らしい力を持っている点としては、どうやったらアメリカ人選手のディフェンスに対して、どういうふうにしたらスコア出来るかっていうのをよーく知ってる点だと思う。非常に素晴らしいプレイヤーであり、さっきもロッカールームで、ふざけて話したんですけども大阪エヴェッサに是非来て欲しい、いつでも待ってるんで是非大阪エヴェッサでプレーして欲しいなってさっき冗談で話したんですけども、本当に素晴らしいプレイヤーでした。

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石崎 巧 選手

-今日は笑顔だったんですけど心境の変化はありましたか?
いやぁー、まぁー、やっぱりそのね、チームは厳しい、勝敗の状況厳しいですし、ヘッドコーチも厳しいですし、さすがに(オールスターは)テンションが違いますね。

-今日はあがりましたか?
はい、少し。

-bjリーグのショーアップされたオールスターはどういうふうに感じましたか?
ひとつひとつ照明にしても上手く出来てるなというふうに印象を受けましたし、特に外国人選手が多いことでエンターテイメント性っていうのも増していくことが出来るし、僕達もプレーの幅が広がっていくのかなという印象は受けましたね。

-他のオールスター選手とバスケについて話しましたか?
(笑いながら)バスケットについてはそこまで(話してない)。ちょっと人見知りが激しいもんで溶け込もうとするのに必死でした。

-特に仲良くなった選手とかいますか?
清水太志郎さんとかすごく気さくに話しかけて頂けましたし、試合中とかもいろいろ話させてもらいましたね。

-一時15点差まで離された時、どういうふうに試合を運んでいこうと思いましたか?
点差が離れている時間帯っていうのは単純に焦りではないでしょうけど、得点を急いで外からシュートを打つだけっていうような単調なものになってしまっていたかなと思いますんで、もっともっとドライブで中に切れこんでいくような動きっていうのは自分からも意識するようにしましたし、その中でピック&ロールで呼んだりだったりとか、もっともっとゴールに近づけていくプレーは増やすことを意識付けましたね。

-この劇的な勝利をどう受け止めてますか?
オールスターですし、運も大きいですし、とにかく嬉しいとしか言いようがないですかね。

-外国人の多いbjリーグでプレーするのとプレーの幅が違ったり、やり方が違ったりというところでプレイヤーとしてのレベルアップに繋がるところはありますか?
もちろん中にドライブで切りこんでいったりだとかっていう、そういった場面での幅は増やすことが出来ているんですけど、外国籍選手が多い分全てとは言わないにしても日本人選手がボールを回すだけだったり、外国籍選手に頼りがちなチームっていうのは少なからずあると思うんで、そういったチームとやる場合は正直ディフェンスで立ってるだけっていうような状況も多いので、そういう意味では例えばJBLであれば日本人のアタックのほうが多いですし、そういう観点からして一長一短あると思いますんでどちらがどうとは言えないですけれども、ただやっぱり外国籍選手の多い中で何が出来るかっていうことに関してはどんどんレベルアップしていけてるのかなというふうには思ってます。

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清水 太志郎 選手

-今日の試合の感想をお願いします。
今日の試合は非常に楽しかったです。オールスターっていうお祭りなのに真剣なゲームになって、例年と違った感じのゲーム展開で、選手みんなすごい真剣にやってたのですごい楽しかったです。

-仲良くなったチームメイトはいますか?
普段やっぱりなかなか喋らない外国人選手であったりとかと喋ったり出来たので、そういうふうにして、いろいろリーダーシップ取っていってるんだなとかリン(ワシントン)とか見てもそう思いました。

-何か刺激になりましたか?
本当に良い刺激になったのでこれをチームに帰って出来るだけ良い形で還元したいと思います。

-昨日の大阪の夜は何をして過ごされましたか?
昨日は康平さんと待ち合わせしてたんですけど、それを・・・(ここで青木康平選手が横を通って「またその質問!」と言ったところで清水選手が苦笑いする)。結局何もせずに終わりました。

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竹田 智史 選手

-今日のゲームの感想は?
楽しかったのと自分がダンク狙ってたんでそれも出来たんで良かったです。

-元チームメイトも多かったですけど、どうでしたか?
みんな久々にやるんで楽しかったというか昔をちょっと思い出しながらやってました。

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城宝 匡史 選手

めっちゃ疲れました。石崎巧選手とやるのが楽しかったです。アリウープを狙ってたんですけど、3・4Qが接戦すぎてそれどころじゃなかった。(控え室に軽食しかなかったらしく)なんか食べたいです。