10月30日千葉ジェッツvs.アルバルク東京の記者会見

富樫勇樹選手

-今日の試合を振り返って
フィジカルの多い競技ですので、あういう熱い状況(退場処分)が起きるのは仕方ないことなのかなと思います。特に誰かが悪いという訳でもないです。でも、こういう試合を作り出してしまったことにはファン(ブースター)に申し訳ないという気持ちです。
6人(千葉)と7人(A東京)で試合だったと思いますが、しっかり最後まで気持ち切らさずに両チームできたことは良かったことなのかなと思います。

-自身のプレイについて
自分の持ち味はビッグマンがいて(成立する)、2対2の部分で持ち味が発揮できると思っています。
(ドリブルで)ドライブした時にビッグマン(インサイド陣)があわせてくれて、ノーマークを作り出せると思います。1対1(のような個人技だけ)では難しいのは分かっているので、今日に関しては良い勉強になったと思います。

-審判団が協議している間のモチベーションをどう保ったのか
どうなるか分からなかったですが、退場者が結構出ることは分かっていました。自分自身はコートにいたこともあって、退場処分にはならないと思っていました。気持ちを切らさずに残り30分以上(試合時間)出来る準備はしていました。

-第4Qでの追い上げは収穫になったのか
今日に限っては収穫も何もないです。
チームとして6人だけでしたが、喰らいついていけた部分と気持ちを見せることが出来たことは良かったと思います。

-自身はルールについては把握していたのか
そうですね。コーチ陣も出ようとしていた選手たちを止めに入ろうとしていたと思います。
自分自身はプレイしていたので、ベンチを見ていませんが。
どういって言っていいのでしょうか。あの雰囲気で出ていかない方が難しいです。チームメイトがあのような状況になっているところで、じっとしている方が難しいと思います。
ルールはルールで仕方ないですけど、ベンチから出ていった選手を責めることはできないと思います。

-アメリカでもプレイ経験があるが、今日の試合を体験したことはあるか
ここまで(11人退場処分)のは見たことは無いですし、自分の人生でも初めてです。
フィジカルコンタクトのある競技ですので、カッとなる部分は仕方ないと思います。そういう気持ち(ファイティングスピリッツ)があって良い試合が出来ることもあるので、そのコントロールを違うところに持っていくのは良くないことだと思います。
でも、誰も責めることは出来ないと思いますし、千葉ジェッツとしては処分が重くならなければ良いと個人的に思っています。

-ジャッジについてしっくりいかない
逆に審判が完璧だったことは人生で一度もないですし、それを踏まえての試合だと思っています。コールにイライラしたり、審判に詰め寄ることも多々ありますけど、違う国に行けば違うルールであったり、コンタクトや笛の軽さに従うべきだと思います。昨日と今日でも違いますし、選手自身が考えてプレイすべきだと思います。

-どのようにジャッジにあわせるべきか
今日の試合でいえば、昨日は吹かれなかったジャンプシュートに対して、昨日は吹かれなかったと審判に聞きましたが、昨日はジャッジのミスだったと審判もしっかり認めていました。今日はしっかり取るようにすると言っていました。試合ごとに変わっていくと思いますし、審判も間違いもありますので、ミスを認めて言ってくれれば、そういう部分で選手も対応していければ良いのかなと思います。

(次はゲームディレクター(競技委員)の会見)

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