Bリーグのスタッツを楽しもう-第1回-
Bリーグ開幕して10試合経過した。
順調に勝っているチームもあれば、残念な事に負けているチームもあり、ファンやブースターは悲喜こもごも。
今回は一つのスタッツを取り上げていきたいと思う。後半の開始である第3クォーターに面白い傾向がみえてきている。
第3Qの得点率と失点率をみると強いチームと勝てないチームの差が見えてくるということだ。
第5節(10月23日終了時点の速報スタッツより)までの集計が以下となる。
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[TABLE=33] 全体を見渡すと強いチームは得点を取っているし失点も少ない。もう少し細分化していく。[TABLE=34] 第3Qに得点が取れない順番として秋田(16位)富山(17位)仙台(11位)滋賀(18位)京都(14位)北海道(15位)。
[TABLE=35] 失点が多いのは新潟(10位)富山(17位)京都(14位)北海道(15位)三遠(6位)秋田(16位)となる。
[TABLE=36] 得失点差の率が高いのは富山(17位)秋田(16位)京都(14位)滋賀(18位)北海道(15位)新潟(10位)という順番となる。
得点が取れない又は取っても取られているケースだ。
B1のオン・ザ・コートのルールで第3Qに外国籍選手を2名置くチームは現段階では無い(帰化選手を除く)。
どのチームも1-2-1-2の方式か2-1-1-2の方式を採用し、2-0-2-2などの第3Qに外国籍選手を2人コート置くシステムを採用しているチームが無い。
ある程度条件は同じということになる。
負けているチームのファンやブースターには見たくない数字かもしれないが、負けている一つの原因なのだから修正出来れば勝てるということでもある。
記者会見でもよくHCが後半の入り方が悪かったとコメントを残すのを見かけると思うが、それは印象ではなく数字にも現れているのだ。
勝利の鍵は第3Qにあるのかもしれない…。