ハリスの3ポイントシュートで秋田が5位に浮上(2月23日)

2月23日(土)浦安市運動公園体育館で行われた千葉ジェッツ対秋田ノーザンハピネッツの試合は、秋田が前半に大量リードしながらも千葉が後半の猛スパートで追いあげる試合となった。両チーム同点から残り2秒で秋田のディオン・ハリスが3Pシュート決め、秋田が5位に浮上した。2連敗の千葉は6位転落。
(定山 敬)

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第1Q
開始は千葉のワーナーのシュート。秋田はケントのダンクでお返し。6-6の同点から秋田、田口の3P、ケントのシュートで突き放す。千葉もベルのシュートで追い上げるが、秋田はブラウンのターンアラウンド、庄司の3P、更にブラウンが板倉のファールを誘いバスケットカウント。フリースローも決め10点差とする。千葉、冨山HCが「秋田がマンツーマンで来ることは3割くらいしか想定していなかった」と試合後に語ったように、相手のディフェンスの対応に苦しむ。その隙に秋田はブラウン、ケントが得点を重ね13点リードする。

第2Q
千葉はチャンドラー、田中のシュートで反撃開始。ワーナーのフリースローとベルのダンクで7点まで詰め寄る。ここで秋田はタイムアウトを要求。落ち着きを取り戻しハリス、アンドーソンのシュートで得点していく。千葉はシュートがリングに嫌われ得点出来ない。秋田はケントのインサイド、ブラウンのアウトサイドで差を広げていく。千葉もチャンドラーがバスケットカウントから3Pプレイにするが、秋田は終わり際に水町が3Pシュート決め、27対45で前半を終える。

第3Q
千葉のワーナーがフリースローを含め6点を稼ぐ。秋田もエースのブラウンのジャンプシュート、ケントのインサイドで得点。チャンドラーがケントのファールを誘いバスケットカウント。3ポイントプレイとする。秋田はブラウン、庄司の3Pで36対55とこの試合最大の19点差にリード広げる。千葉は相手のファールを誘いフリースローで得点するが、田口の3P、アンダーソンが得点し43対62とリード。ここから千葉はエースのチャンドラー、ベルのジャンプシュートなどで12点差に詰め寄る。

第4Q
千葉、田中の3Pで一桁に追い上げ。チャンドラー、ベルのシュートで7点差。秋田もアンダーソンのダンク、庄司のシュートで突き放しにかかるが、チャンドラーのシュート、田中のアシストから速攻でベルが決め5点差。ここでオフィシャルタイムとなる。タイムアウト後に秋田、ハリスの3Pを含む5得点で10点差に戻す。千葉はタイムアウトを要求。ベルのジャンプシュート、ワーナーのハイポストのシュート、チャンドラーの2連続得点で2点差とする。秋田は残り45秒でブラウンがベルのファールを誘いフリースロー。2本とも決め71対75の4点差。千葉もチャンドラーが田口の5ファール目を誘いフリースローで2点差に。更に庄司のファールで再びチャンドラーにフリースローを与える。残り18秒で遂に千葉が同点に追い付く。秋田は最後のオフェンス、残り2秒でハリスが値千金の3Pシュートを成功。千葉も最後反撃を試みるが失敗。秋田がアウェイで千葉に勝利した。

スコアボード

2月23日(土)14:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
秋田ノーザンハピネッツ 26 19 17 16 78
千葉ジェッツ 13 14 23 25 75

【スタート】
秋田ノーザンハピネッツ:#0富樫勇樹、#5田口成浩、#10庄司和広、#15マーシャル・ブラウン、#23アンソニー・ケント
千葉ジェッツ: #0佐藤博紀、#9田中健介、#13ディアンドレ・ベル、#18板倉令奈、#34ジョン・ワーナー
【レフリー】
レフリー:鬼頭 英伸(きとう ひでのぶ)/平出 剛(ひらいで たけし)/佐藤 優樹(さとう ゆうき)

【観客者数】
824人

【主な個人スタッツ】
秋田ノーザンハピネッツ:ブラウン26得点8リバウンド6アシスト、ハリス13得点4リバウンド、ケント12点11リバウンド
千葉ジェッツ:チャンドラー32点14リバウンド、ワーナー18点14リバウンド、ベル12点5リバウンド、板倉6点9リバウンド

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試合後の中村、冨山両HC。秋田の富樫、田口両選手のインタビュー(プレミアム限定)

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