【プレミアム限定】大阪vs浜松 大阪エヴェッサ、浜松相手に手痛い連敗でプレーオフ出場遠のく(2月17日)

2月17日(日) 住吉スポーツセンターで行われた大阪エヴェッサvs大分ヒートデビルズの試合後インタビュー。
大阪:ビル・カートライトHC
浜松・東三河:河合竜児HC、大口真洋選手


(文・写真/金澤朱志)

大阪

ビル・カートライトHC
最初はとてもハードにプレーして良く出来ていたと思います。前半はディフェンスがよくて相手を38点に抑えることが出来たが、相手にオフェンスリバウンドを18本ぐらい取られてしまったことが痛かった。結果として試合を通して27本オフェンスリバウンド取られてしまったので、そこは反省すべき点だと思います。

今日の試合も昨日と全く同じ展開になってしまった。我々としては勝てる状態にチームを置かないといけないんですけど、結局今日の試合においても最後のシュートはうちにあったんですが単純なミスを犯してしまって浜松にやられてしまいました。

相手に結果としてスコアするチャンスを与えてしまったことは2度と起こしてはならないし、(もしシュートが外れた場合)本当はオーバータイムにいってくれたほうが良かったと思います。

特にコーチとして言いたいのは我々の選手は全力を尽くしてやってくれました。チームとしては前向きな状態になってますので、これからどんどん良くなっていくと思います。ただ、こういった接戦を最終どのように終わらせられるか、そういうところがまだまだ足りないのでチームとして今後の課題です。

―結果連敗になりましたが浜松という強豪相手に収穫はありましたか?
試合を通してよかったことは勝てるところまでいったところだけです。あとそこまで来ると最終的には選手の気持ち次第になるので、そこのハードルをどうやって越えていくのが今の課題だと思います。

―昨日、今日と橋本選手のプレーについての評価は?
今後も橋本選手についてはゆっくり使っていくつもりです。彼をいきなり競った試合の渦中に放り投げることは無いので今後も彼は使っていきたいと思います。

―プレーの内容については?
良かった。

―今日好調だった川辺選手を試合終盤に使わなかった理由は?
最後出ていた5人はとてもよくプレーしていてリードもしていたので川辺を出すことはありませんでした。あの5人でリードしていたので新たに代わりの選手を入れることはとても難しいこと。

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浜松・東三河

河合竜児HC
昨日に引き続いて我慢強いバスケットが表現できて勝てたことが嬉しいこと。年明けからそんなに良い成績ではない中でも見放さずに一緒についてきてくれたブースターさんたちと戦えたことが嬉しいことです。

―チームの調子は下降傾向ですか?
下降傾向「でした」。ただ今上がってきたかと言われると特別上がってはいないです。どうですかね、選手も含めて年明けから底まで落ちちゃったというのが正直な(ところ)。今ダメだというのは全員が感じていたこと。上がれたか?と言われたら本当に少し上がった、足踏み出来たくらい。これ以上もし下があるとしたら踏ん張れたというのが現状かなという感じです。

―この2試合は上昇へのきっかけになるゲームだったのでは?
選手達も我慢強くという部分では忘れかけていたものが思い出せた、手ごたえは充分感じれたと思いますので大きな2勝だと思います。

―西地区に来てシーズンの半分ぐらい経ちましたが大変ですか?
去年の東と今年の西ですけど、辛いのは正直辛いですね。実際今年も東にいたらどうかと言われたらやっぱり岩手も強いですし横浜も新潟も強い。西も東も全部数ゲーム差のところで1つ負けたら順位が2つ落ちるとか、そういうところでひしめき合ってるのでどっちにもいても大変だったと思います。去年に比べたらこっちは辛いといえば辛いですね(苦笑)

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大口真洋選手

―この2試合振りかえって。
大阪出身なので良い仕事をしたいなと思っていてそれが出たのでチームとしてその通りになって良かったです。

―今のチームの過去2シーズンに比べて状況はどうですか?あまり調子があがってこないように見えますが。
まだまだチームとして機能しきれてないところがあって個人の能力は高いところがあるんですけど、それがバラバラに動くときが多々あります。それをひとつにするのがなかなか難しくて。そこが噛み合えば良いチームになっていくと思うので頑張りたいと思います。

―コーチは我慢強く出来たということを仰ってましたが選手同士で何か思い出せたことはありますか?
やっぱりオフェンスからじゃなくてリバウンドやルーズボールだとかそういうディフェンスを頑張れて我慢できるようになってきたところだと思います。

―ホワイト選手が加入しましたがフィットしそうですか?
彼はチームに良い勢いをつけてくれるので非常にありがたいです。