6月11日(月)、bjリーグ2012-2013シーズン合同トライアウト最終選考が埼玉県さいたま市記念総合体育館で実施された。参加者のインタビュー。
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岸本行央(キシモト ユキオ)
22歳 G
185cm/80kg
興南高校⇒明治大学⇒琉球ゴールデンキングス練習生
-今日のトライアウトの感想を
即興チームなので、『作ること』が難しかったですが、その中でも(自分に)出来ることがあったと思います。
-アピールしたことは出来たか
そうですね。いつも以上の力を発揮するのではなく、いつも出来る事は出しきれたと思います。
-大学を卒業したばかりだと思うが、他のチームに所属しているのか?
琉球ゴールデンキングスの練習生をしていました。
-希望する球団はあるか?
特にはないです。自分を高く評価してくれるチームであれば、どこであっても頑張りたいと思います。
片岡大晴(カタオカ マサハル)
26歳 G
184cm/83kg
仙台高校⇒白鴎大学⇒リンク栃木ブレックス
-今日のトライアウトの感想を
今回初めてbjリーグのトライアウトを受けました。こういった雰囲気の中でいちバスケット人としてバスケが出来たことが大きな経験になったと思いますし、今後に繋がる場所だったのではないかと思っています。
-初めてで、尚且つ知らないメンバーが多い中で、自分の持ち味を出すことが出来たか?
(バスケを)やることはどこでも変わらないですし、(自分の持ち味を)出すことを心がけました。あとは選考する人たちの評価だと思いますので、やれることはやったと思います。
-100%出しきった?
100%かと言われると必ずしもそうではないかもしれませんが、出来ることは出来たと思います。
-気になるチームは?
仙台生まれなので、地元のチームは気になります。力になりたいと思っています。
-今回JBLのチームからトライアウトを受けるきっかけは?
bjリーグを肌で経験してみたかったです。その想いが一番ですね。今がその時期なのかなと思いました。
菅澤紀行(スガサワ ノリユキ)
25歳 F
192cm/89kg
石川高校⇒鹿屋体育大学⇒TGI・Dライズ
-今日のトライアウトの感想を
トライアウトという緊張した雰囲気はありましたが、最終選考に関しては知っている選手や対戦したことがある選手が居たので、もう1シーズンバスケットをプレーする高いモチベーションで挑むことが出来たと思います。リラックス出来ましたし、長所、短所全て見せることが出来たとも思います。
-自身の長所について
JBL2ではインサイドでプレーすることが多かったですが、走るプレー、ハッスルすること(ルーズボールやハッスルボイス)です。今日は他の選手よりもその部分で魅せることが出来たと思います。
-出しきれた?
そうですね。勿論反省点はありますが、自分がこういう選手だとということは魅せることは出来たと思います。
-ルールやボールなどでJBLとbjリーグは異なる部分が多いが、やり易さ、やり難さはあるか?
bjのボールを使ってプレーすることもなかったですし、シュートの部分では多少打ち難いところはあります。今まではインサイドでプレーすることが多かったのですが、bjではアウトサイドでプレーすることを求められると思いますし、アウトサイドのオフェンスもディフェンスもスキルアップする場所だと思っているので、自分がアジャスト(適応)していくのだという気持ちでプレーしました。
井上聡人(イノウエ アキヒト)
27歳 C
201cm/98kg
八王子高校⇒東海大学⇒日立サンロッカーズ
-今日のトライアウトの感想を
トライアウトを受ける人達の目の色が違うというか、ここに賭けている人たちの情熱を感じました。
-自身のプレーは?
二日前にトライアウトを受けることが決まったこともあって、シーズンオフでボールも触っていませんでした。2年前の怪我(前十字靭帯)こともあり、膝周りのトレーニングだけで2日で調整したので、そういう意味では納得出来ないですけど、情熱を持って本気でトライアウトを受ける人達の中でプレー出来たことは良かったと思っています。
-ドラフトで選ばれた場合、bjリーグでプレーする?
そこはまだはっきりと決めている訳ではありませんが、ただ本当に自分が必要とされているチームでプレーしたいと思っていますし、見極めたいと思います。
bjはチーム名に地域の名前がついていて、NBAのような感じもしますし、今後もっと面白くなってくるのではないかと思います。
井出 勇次(イデ ユウジ)
24歳 G
180㎝/80kg
北陸高校⇒早稲田大学⇒TGI・Dライズ
-今日のトライアウトの感想を
トライアウトを受ける経験があまり無いので、沢山の選手が居る中で自分を表現することが難しいです。その中でも自分を良い部分はポイント、ポイントで出すことが出来たかのかなとおもいます。全然出来なかったのかということも無いので、良かったと思います。
-自分の持ち味は。良さは?
ディフェンスとスピードのあるプレーです。
-その部分はアピール出来た?
はい。そうですね。あとシュートも何本か決めました。
-ルールやボールなどでJBLとbjリーグは異なる部分が多いが、やり易さ、やり難さはあるか?
実はbjについては知らないことが多いです。試合もあまり見ることがないですが、時間はあるので、今後上手くアジャスト(適応)していきたいと思います。
-ドラフトで選ばれた場合、bjリーグでプレーする?
その他の選択肢が無いわけではありませんが、bjで挑戦していきたいという気持ちがあります。今後の展開次第だと思います。バスケを専念してプレーしていきたいので、そこに拘りたいと思います。
-プロとしてプレーしていきたい?
そうですね。会社を辞めて昨シーズン、プロ(TGI・Dライズ)になったので、またサラリーマンに戻るという選択肢は全く無いです。その道を断ち切って、プロの道を選んだので、結果を出していかないと周りの評価を得ることも出来ないと思います。自分のやりたいことを全うしていきたいです。
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今後の新人選手採用スケジュールは以下の通りとなる。
★6月19日ドラフト会議
※ドラフト会議終了後、FA権行使選手、プロテクト選手、同じチームで継続するA契約選手との契約解禁。
※これ以降、随時チーム主催のトライアウトを開催
★6月26日正午
・既存19チームが、既存選手にA契約をオファーするか否かの期限
※選手に対して既定の書面を提示し、リーグにも提出
・リスト(仮保有権名簿)の提出期限(=既存選手への仮保有権の保持期限)
※FA権行使選手以外で、プロテクトされず、且つ、エクスパンション・ドラフトで指名されなかった選手が対象
★6月26日夕方「仮保有権名簿」を公開
※B契約オファー、自由契約選手との全チームでの契約交渉解禁及び契約締結解禁
(=優先交渉権、仮保有権のない選手との契約交渉解禁)
★6月30日正午
・新人ドラフト2巡目以降指名選手への書面による条件提示期限(書面による提示)
※選手に対して既定の書面を提示し、リーグにも提出
・契約満了のプレスリリースの配信期限
※プロテクト選手、FA権行使選手、エクスパンション・ドラフト指名選手、仮保有権名簿掲載選手は除く
★7月31日新人ドラフト2巡目以降の指名選手との優先交渉期限
※この時点で契約未締結の場合は、他チームも自由に交渉できる。
なお、自チームの選手と次シーズンの契約について交渉するのは、いつでも可能とする。