3月18日(日)秋田県立体育館で行われた秋田ノーザンハピネッツ―信州ブレイブウォリアーズの試合は、前日に続いて厳しいディフェンスから得点を重ねた秋田が完勝した。
第1Q、秋田はいきなりオールコートディフェンスを仕掛ける。ねらいは的中し、速攻からスワンストンや菊地が得点、リードを広げる。
第2Q、反撃したい信州はロバーツがインサイドで踏ん張り、得点を重ねる。しかし秋田のオールコートディフェンスをなかなか攻略することができない。秋田はスティールを重ね、ドレイトンが豪快なダンクシュートを3本叩きこむ。
後半になると、信州がヒューズの2本のダンクなどで反撃ムードを作る。しかし第3Q残り6分から、またも秋田のオールコートディフェンスの術中にはまってしまう。秋田はキアースや菊地の3ポイントでリードを広げる。
最終Q、もはや信州に反撃のエネルギーが残っておらず。秋田はインサイドにアタックして得たフリースローで地道に得点を重ねたほか、菊地が最終Qで4本の3ポイントを沈めて突き放し、33点差で圧勝を収めた。
秋田は15本のスティールを記録するなど、激しいオールコートディフェンスで相手を翻弄。高さで劣る部分を、見事に平面勝負に持ち込んでつけ入るすきを見せなかった。
信州は前日の30個に続いてこの日も26個のターンオーバーを記録。所々で豪快なプレーで魅せたものの、ライヴィオ不在も響いて秋田のディフェンスを最後まで攻略できず、大敗した。
(文=宮川 紀元)
写真提供:秋田SV-ハピネッツ
スコアボード
3月18日(日)1 4:00
– | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
秋田ノーザンハピネッツ | 25 | 18 | 23 | 30 | 96 |
信州ブレイブウォリアーズ | 13 | 16 | 17 | 17 | 63 |
【スタート】
秋田ノーザンハピネッツ:#0カイル・スワンストン、#7佐野吉宗、#10庄司和広、#11マイカル・キアース、#24リッキー・ウッズ
信州ブレイブウォリアーズ:#6齋藤崇人、#11齊藤洋介、#24リー・ロバーツ、#32エドワード・モリス、#34タイラー・ヒューズ
【レフリー】
JIN (じん)/清水 博(しみず ひろし)/加藤 和義(かとう かずよし)
【観客者数】
2429人
【主な個人スタッツ】
秋田ノーザンハピネッツ:スワンストン24点7リバウンド4スティール、菊地22点、キアース18点10リバウンド5アシスト、ドレイトン14点10リバウンド
信州ブレイブウォリアーズ:ロバーツ14点9リバウンド、ヒューズ12点12リバウンド、モリス10点10リバウンド
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試合後の中村、青木両HC。秋田のキアース選手、菊地選手、長谷川プレーイングマネージャーのインタビュー(プレミアム限定)
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