連日の点の取り合い、第2戦は福岡の勝利(3月4日)

3月4日(日)大館市樹海体育館で行われた秋田ノーザンハピネッツ―ライジング福岡の試合は、復帰したディクソンの活躍などで福岡が勝利した。

第1Q、秋田が連続ファーストブレイクで先制。ウッズがスティールからダンクを叩きこむなど、上々なすべり出し。だが福岡もディクソンや竹野の3ポイントで得点を重ね、7点をリードする。

福岡は第2Qも秋田のディフェンスの隙間を縫って中、外とバランスよく得点。秋田はアウトサイドシュートが入らず、ディフェンスも雑で一方的にリードを広げられてしまう。

第3Q、秋田はウッズが孤軍奮闘。このQだけで14点を挙げる活躍を見せる。福岡も積極的にインサイドへアタックしてフリースローを獲得、これをしっかり沈めて着実に加点する。

最終Qも福岡は攻撃の手を緩めず、息のあったプレーで得点を量産。秋田は雑なプレーが続き、追いつく糸口もつかめない。結局福岡が104得点を挙げて大勝した。

福岡は前日体調不良で欠場したディクソンが復帰。24得点を挙げてチームを引っ張った。守備にも改善が見られたほか、秋田のディフェンスをうまく揺さぶってオープンを作りだし、大量得点を挙げた。
秋田はウッズ一辺倒のバスケットに終始。ディフェンスもローテーションがうまくいかず、ノーマークでシュートを許す場面が非常に多かった。最終Qにようやく3ポイントが決まりだしたが、集中力が切れたのか、追い上げムードとはいかなかった。
(文=宮川 紀元)


写真提供:秋田SV-ハピネッツ

スコアボード

3月4日(日)14:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
秋田ノーザンハピネッツ 17 13 31 21 82
ライジング福岡 24 22 30 28 104

【スタート】
秋田ノーザンハピネッツ:#0カイル・スワンストン、#7佐野吉宗、#9ライオネル・グリーン、#10庄司和広、#24リッキー・ウッズ
ライジング福岡:#1仲西淳、#2ゲイリー・ハミルトン、#8竹野明倫、#15ケビン・パルマー、#32カルロス・ディクソン

【レフリー】
加藤 和義 (かとう かずよし)/佐藤 優樹(さとう ゆうき)/上田 信彦(うえだ のぶひこ)

【観客者数】
1915人

【主な個人スタッツ】
秋田ノーザンハピネッツ:ウッズ31点17リバウンド、スワンストン25点
ライジング福岡:ディクソン24点、ディアマン20点12リバウンド、パルマー18点、ハミルトン13リバウンド

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試合後の中村、金澤両HCのインタビュー(プレミアム限定)

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