信州、怒涛のダンク&3ポイントで京都を撃破(2月18日)

2月18日(土)伊那市勤労者福祉センター体育館で行われた信州ブレイブウォリアーズ―京都ハンナリーズの一戦は、豪快なダンクと効果的な3ポイントで第3Qに抜け出した信州が快勝した。

第1Q、京都はリカートのポストプレー、クマードのアウトサイドシュートが次々と決まり、快調な滑り出しを見せる。信州も残り2分を切ってから堅守を見せて京都の得点を止めると、齊藤洋介の3ポイントがブザーとともにネットをくぐり、逆転してこのQを終える。

第2Q序盤は信州が堅守を継続。しかし京都もドライブやファーストブレイクでかき回し、徐々にペースを取り戻し始める。そして終盤にリカートがインサイドで大活躍、一転して京都リードで後半へ。

後半、信州が好ブロックを連発してディフェンスでリズムを掴むと、ロバーツのバスケットカウントですぐさま逆転。ライヴィオもドライブ、アウトサイドと勢いづき、齋藤崇人、宇都宮ら日本人選手も3ポイントでたたみかける。対する京都は第3Q残り5分を切ってからフィールドゴールがなかなか決まらず大苦戦。それを尻目に信州のモリスがライヴィオとの電光石火の2メンプレーから、ファウルをもらいながらも豪快なダンクを叩きこむ。

信州のホームゲームでは、最終Qは自チームの最初のフィールドゴールが決まるまでブースターがスタンディングで応援するのが定番。そしてこの日はそのフィールドゴールがモリスの豪快なアリウープとなり、会場は一気に熱狂の渦に。さらにモリスはオフェンスリバウンドからバスケットカウントをもらい、直後にはファーストブレイクからまたも豪快なダンク。残り5分から京都がプレスを仕掛けるが、ファウルを多発してしまって点差を詰めることができなかった。

信州は外国人選手の豪快なプレーと日本人選手の確実な3ポイントが見事に融合。5人が2ケタ得点を挙げるなど、チーム全体でボールをシェアして今季最多の92得点を挙げた。京都はリカートとクマードの大活躍でハイスコアゲームについていったものの、ファウルもかさんでディフェンスが機能しなかった。
(文・写真=宮川 紀元)

スコアボード

1月18日(日)18:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
信州ブレイブウォリアーズ 16 19 29 28 92
京都ハンナリーズ 14 23 19 24 80

【スタート】
信州ブレイブウォリアーズ:#5デレク・ライヴィオ、#6齋藤崇人、#21鈴木豊、#24リー・ロバーツ、#34タイラー・ヒューズ
京都ハンナリーズ:#0瀬戸山京介、#2ジャーメイン・ボイェット、#7リック・リカート、#9中村直人、#30リー・クマード

【レフリー】
平出 剛 (ひらいで たけし)/相川 克昌(あいかわ かつあき)/原 章次(はら しょうじ)

【観客者数】
819人

【主な個人スタッツ】
信州ブレイブウォリアーズ:ライヴィオ21点、モリス18点、ラケット4ブロック、ヒューズ3ブロック
京都ハンナリーズ:リカート28点10リバウンド、クマード22点

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試合後の青木、浜口両HC。信州のラケット選手のインタビュー(プレミアム限定)

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