12月25日(日) 所沢市民体育館で行われた埼玉ブロンコス対浜松・東三河フェニックスの第2戦。埼玉ブロンコスは序盤こそ昨シーズンの覇者、浜松・東三河フェニックスと互角に進めるも第2Qから失速。勢いを取り戻すことが出来ずホームで連敗。12月11日以降5連敗となった。浜松は埼玉のエース、ジョン・ハンフリーを僅か7点に抑え、攻撃では12本の3Pシュートで埼玉を圧倒。首位をキープした。
(文/写真=定山 敬)
スコアボード
12月24日(土)18:00
– | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
埼玉ブロンコス | 22 | 9 | 18 | 21 | 70 |
浜松・東三河フェニックス | 25 | 25 | 21 | 16 | 87 |
【スタート】
埼玉ブロンコス:#2ケニー・サターフィールド、#7北向由樹、#11ジェイミー・ミラー、#15寺下太基、#35ジョン・ハンフリー
浜松・東三河フェニックス:#5友利健哉、#9ジャメイン・ディクソン、#21ジェフリー・パーマー、#25仲西翔自、#42ジーノ・ポマーレ
【レフリー】
石榑 芳弘(いしぐれ よしひろ)/相川 克昌(あいかわ かつあき)/佐藤 優樹(さとう ゆうき)
【観客者数】
1622人
【主な個人スタッツ】
埼玉ブロンコス:サターフィールド18点7リバウンド5アシスト、ミラー15点10リバウンド、寺下15点
浜松・東三河フェニックス:ラミザナ19点9リバウンド、ディクソン18点7アシスト、仲西翔自12点(3P成功 4/7本中)
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第1Q
浜松のターンオーバー、埼玉のシュートミスで試合開始。埼玉、寺下のシュートで先制。浜松はラミザナの3Pシュートで反撃。
ディクソンのアシストからポマーレがゴール下を決める。埼玉はケニーの3Pを決めるが直ぐ様、ディクソンがお返しの3P。寺下がベースラインからジャンプショット決めれば、浜松はディクソンが3P。埼玉はミラー、ハンフリーのシュートで応戦。浜松はフリースローから少しづつ埼玉を引き離しにかかる。残り4分から埼玉は2-3ゾーンにディフェンスを変更し、オフェンスでも相手のファールを誘いフリースローを決める。ミラーの3Pシュートも成功、北向のフリースローで20対19と逆転。浜松はここからディクソンが速攻やペネトレイトで得点し、再度逆転する。
第2Q
浜松はタイトなマンツーマンディフェンスとオールコートのゾーンプレスで埼玉にプレッシャーをかけ、攻撃の芽を摘む。攻撃ではアーノルド、仲西翔自の3Pシュート。埼玉も8分11秒にタイムアウト要求し流れを止める。サターフィールドがリバウンドからシュート、北向がジャンプシュートや24秒ギリギリで3Pを成功させるが、浜松は冷静に仲西翔自、アーノルドが3Pシュートを決める。埼玉のオフェンスが停滞する間に山口、アーノルドのフリースロー、パーマーのターンアラウンド、更に山口の3Pシュートで29対45と16点差にリードを広げる。埼玉は2分32秒に再びタイムアウトを要求するが、流れを変えることが出来ず、寺下のジャンプシュートを最後に防戦一方(このクウォーター、埼玉のFG%は僅か23.1%)。31対50の19点差で前半を終える。
第3Q
後半も流れは変わらず、浜松、ポマーレのゴール下で開始。埼玉は寺下のシュート、北向の3P、サターフィールドがペネトレイトからファールを誘いフリースロー。14点差まで詰め寄るが、好調の仲西翔自の3P、ラミザナの得点でリードを保っていく。埼玉はサターフィールドが3Pシュートや個人技で得点するが、ラミザナが冷静にフックシュートで得点。ディクソンはハンフリーから4つ目のファールを誘いフリースローを2本成功させる。ハンフリーがベンチに退いたことで埼玉の攻撃力は半減し、49対71と22点差をつけられ、最終クウォーターへ。
第4Q
浜松は2-3ゾーンから大口が速攻。パーマーのシュートミスを太田がフォロー。埼玉は8分27秒にタイムアウトをとるが、タイムアウト明けの攻撃でも3Pシュートは決まらず、ディクソンに2本のフリースローを決められる。浜松の3Pシュートが決まらない間に、サターフィールド、ハンフリーの個人技で得点でするが、焼け石に水。寺下がベースラインからジャンプショット、ペネトレイトからレイアップで得点。浜松はラミザナがリバウンドからシュート、仲西翔自の3Pシュート。大口の3Pシュートやポマーレのダンクで止めを刺し、70対87で浜松がこのカード2連勝を飾った。
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