【プレミアム限定】アイシンシーホース対レバンガ北海道戦のインタビュー(12月3日)

12月3日(土)愛知県パークアリーナ小牧で行われたアイシンシーホース対レバンガ北海道戦の試合後インタビュー。試合後のインタビューはアイシンシーホースは鈴木貴美一HC、レバンガ北海道はトーステン・ロイブルHC。


(文=定山 敬/写真=大嶋はづき、杉浦由香)

アイシンシーホース

鈴木貴美一HC
―今日の試合を振り返って
怪我人(大宮、橋本選手)がいますが、その他の選手が自分たちの役割を短い時間でもしっかりプレーしてくれたと思います。うちのチームとしては良い形なので、今日はそれが出たと思います。

―高島、嶋田選手といったあたりでしょうか?
そうですね。あとは喜多川も。嶋田は今日は出場時間長かったですけど、彼らが自分たちの役割を果たした結果が、回りにも良い影響を与えていると思います。

―3敗のうちの1敗がレバンガですが、試合前に特別に選手たちに指示をかけたか?
前回は外国人選手の欠場もあって、1勝1敗でしたが、今回は2勝目指して、先ずは今日の試合の事だけを考えるように、(手綱を)締めました。ただ、気負いすぎるとケガをするので、その部分は注意してやらせました。ベンチのメンバーが練習から非常に良かったので、今日は使おうと決めていました。
控えの選手たちが非常に成長しているので、そこが大きいですね。

―朝山選手のシュートタッチが非常に良かったと思いますが?
そうですね。彼のようなシューターがいるので、3-2のゾーンにも良い感じで攻めることが出来たと思います。

―今日はフィジカルな部分で苦しんだのでは?
イージーなパスを通そうとして、接触したりしていましたが、(試合の)トータルで良かったと思います。

―第4Pの残り3分47秒での指示は?
相手にリズムが行きかけたので、ゾーンオフェンスの確認とシュートばかり狙っていたので、フェイクをいれてからパスすること。あとはディフェンスがウィークサイドに寄り過ぎたので、ボールサイドに行くように指示しました。柏木がその部分を上手くコントロールしてくれたと思います。

―桜木選手について?
練習中にのケガもあって、今週はあまり練習が出来ていないです。コンディションが悪いことも分かっているので、いつものキレも無かったですし、仕方ないと思っています。シュートタッチも良くなかった。その代わりに嶋田が活躍してくれたので、嶋田さまさまです。

―明日について。今日と同じような試合展開にもっていくのか?
いや、絶対に今日と同じようにはならないと思います。メンバーチェンジの仕方とかを考えます。今日の試合の映像をもう一度見て確認します。
ガード、フォワード、センターの選手が抜けましたが、控えの選手たちのクウォリティが上がり、バスケットのやり方をしっかりやっているので、良い結果になっていると思います。勘違いしてワガママなプレーすれば、すぐに負けるので、そういう事がない結果が接戦をモノに出来ているのかなと思いっています。(シーズン通り)いつものパターンです。いつもの。

―明日、期待している選手は?
古川です。明日は良いと思います。

レバンガ北海道

トーステン・ロイブルHC
―第4Pでターンオーバーが連続であったことが大きかった?
第1Pのターンオーバー以外はある程度納得しています。試合では必ずミスは起きますが、第1Pは相手ではなく自分たちのミスだった。第1Pで7つは多過ぎますね。
選手たちの働きには満足していますが、もう少し賢くプレー出来れば良かった。

―守備について?
第1P除いてのディフェンスは良かったと思います。

―古川、桜木選手に対して?
そうです。

―力のあるチームとの対戦でもしっかり戦うチーム力は備わっている?
それは勿論です。ただ、アイシンのような素晴らしいチームに対して10点ビハインドして、それを追い上げるには、追い上げるだけで体力を使いきってしまいます。ですので、常にクロスゲームをして、終盤まで行かないと勝機は生まれてこないですね。第1Pで簡単に得点差が開いてしまったので、そういった事の無いようにしていきたい。