【プレミアム限定】秋田・中村和雄HC 沖縄・桶谷大HC 沖縄・並里選手 秋田・庄司選手、オシッティ選手、菊地選手インタビュー(12月4日)

琉球ゴールデンキングス


並里 成選手(バスナビ単独インタビュー)

―この2日間を振り返ってどうでしたか?
カズさんのことは昔から知っているんですが、カズさんは本当にいいコーチで、かなりタフなバスケットをしてくるんですよ。この2日間は本当にタフな試合。とりあえず僕らは、我慢するだけ。我慢して我慢して、やりとおすだけ、と意識してやりました。

―昨日は接戦を落としてしまいましたが、今日は非常にいいゲームをしました。具体的には、どんなことを意識しましたか?
やっぱり秋田にも僕らにも流れというものがあって、良い流れのときはお互い良いんですけど、悪い流れのときにどうやってまとまっていけるかを意識してやりました。

―秋田のマイケル・ガーデナー選手は非常に爆発力とスピードに優れた選手ですが、マッチアップしてみてどうでしたか?
まず、マッチアップできたことを本当にうれしく思っています。僕がこれからアメリカに挑戦するうえで、本当にいい経験をさせてもらったと思います。またの機会を楽しみにしています。

―どういう印象を受けましたか?
本当にもう、なんで日本でプレーしているのか、ぐらいの人で、海外、NBAでもプレーできるんじゃないかというような印象がありました。

―今日はディフェンス面で相手にペースを握られそうになった時のひと踏ん張りができたと思うのですが、今日のディフェンスはどうでしたか?
今日はガーデナーにつくということで、かなり意識しましたね。僕の持ち味はディフェンスなので、持ち味をしっかり出そうと思ってやりました。

―秋田での試合は、秋田国体の決勝戦(※)以来ですか?
そうですね。…あ、そうですね。

―あの時の思い出などはありますか?
決勝で負けた苦い思い出しかないんで(笑)。何年ぶりですかね?でも本当に、秋田国体はひとつの思い出なんで、高校以来で秋田でプレーできてよかったです。

―気候面など、だいぶ違いがあると思いますが。
だいぶ違いますね、20℃くらい沖縄と違います。

―プレーへの影響は?
やっぱり若干関節が寒かった部分はあるんですけど(笑)。でもそれは言い訳にならないので、この気候でしっかり調整して自分たちのプレーができたのは良かったと思います。

―これからまだまだシーズン長いですが、抱負などありましたらお聞かせください。
まず、チームみんなが全員コートに立って、みんながいいコンディションで試合に臨めること。これがまずひとつの、これからのやり方だと思っています。
試合の内容としては、僕らはオフェンス力はすごくあると思うので、いかにそのいいところを出していけるかと、問題のディフェンスを課題にこれからやっていきたいと思います。

※並里選手は福岡第一高校在学当時、福岡県代表として2007年秋田わか杉国体・バスケットボール少年男子に出場。大活躍を見せて注目を浴びるが、決勝戦で地元の秋田県代表(能代工業高校)に敗れ、優勝はならなかった。