12月1日(木) 浦安市運動公園総合体育館で行われた千葉ジェッツ対大阪エヴェッサの第1戦。千葉ジェッツのモリース・ハーグローが22点10リバウンド、ジャメル・スタテンが18点24リバウンド6スティールと活躍を果たし、千葉が大阪に勝利した。リン・ワシントン不在の大阪はオフェンスでリズムを作れず、3連敗。沖縄に試合がなかったため、カンファレンス首位から陥落した。
(文=定山敬/写真=西本匡吾)
スコアボード
12月1日(木)19:00
– | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
千葉ジェッツ | 15 | 19 | 21 | 20 | 75 |
大阪エヴェッサ | 13 | 18 | 14 | 14 | 59 |
【スタート】
千葉ジェッツ:#0佐藤博紀、#11モリース・ハーグロー、#15ガストン・モリヴァ、#31石田剛規、#44ジャメル・スタテン
大阪エヴェッサ:#1ローレンス・ブラックレッジ、#3ラベル・ペイン、#6竹田智史、#11青木康平、#50ウェイン・マーシャル
【レフリー】
漆間 大吾(うるしま だいご) 、JIN (じん )、デビッド・ロウ(David・Law)
【観客者数】
583人
【主な個人スタッツ】
千葉ジェッツ:ハーグロー22点10リバウンド、スタテン18点24リバウンド6スティール、田中8得点8リバウンド3アシスト
大阪エヴェッサ:マーシャル22点11リバウンド、青木10点3スティール、ブラックレッジ7点10リバウンド4アシスト3ブロック
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第1Q
スタテンのシュートミスをモリヴァがダンクで押し込み、千葉が先制。対する大阪は竹田のシュートでお返し。インサイドにボールを集める大阪はマーシャルが幅を活かしたスピンムーブでモリヴァのファールを誘う。しかしフリースローが決まらない。重たい展開の中で、5:59に千葉ハーグローがジャンプシュートを決める。大阪のマーシャルを止めることが出来ない千葉はインサイドの要、モリヴァが2つ目のファール。ここでもマーシャルは1本しかフリースローを成功出来ない。青木のペネトレイトで得点するが、マーシャルはフリースローのチャンスを決めきれない。(このクウォーター、9本中2本のみ成功)
千葉はハーグローのシュート、中村の速攻で反撃。大阪はマーシャルが得点を重ねる、終了間際に大阪、タイナーのドライブインが決まるが、15-13で千葉リード。
第2Q
今野のシュートでスタート。日本人選手のミスマッチを突く千葉は中村のポストプレーに田村がファール。フリースローを1本のみ成功させる。大阪はオフェンスが上手く組み立てることが出来ず、今野のシュートのあと、マーシャルのゴール下が決まるまで2分以上ノーゴール。その間千葉はリードを広げたいが、こちらも個人技に頼るオフェンスで流れが作れない。大阪は青木がフリースロー2本成功、マーシャルのスピンムーブ、青木のスティールから小渕がシュートを決め、追い上げる。千葉も石田の3Pシュート、新加入のホルデンの連続得点で引き離しにかかる。大阪もブラックレッジがバスケットカウントからフリースローを決め、3Pプレーに。青木がブザービーターとなる3Pシュートを決め、34-31で折り返す。
第3Q
後半は千葉、スタテンがスティールからファールを誘い、フリースロー2本決める。大阪はマーシャル、青木が得点。ブラックリッジのジュート、ペインの3Pで38-39と逆転に成功。千葉はハーグローがドライブからファールを誘いフリースロー。田中のペネトレイトも成功して再逆転。4:17に大阪はタイムアウトを要求するが、流れは千葉に。スタテンのペネトレイト、ハーグローのジャンプシュート、中村のターンアラウンドを決める。大阪は再びインサイドにボールを集め、マーシャルが青木のアシストから豪快はダンクを決める。千葉は石田の3P、田中がスティールからレイアップ、スタテンのペネトレイトが終了間際に飛び出し、55-45の10点差として、最終クウォーターへ。
第4Q
千葉はハーグローの3Pが成功。大阪はマーシャルのフリースローを2本決めるが、8:15秒にブラックレッジがテクニカルファールを宣告され、千葉にフリースローを与えてします。石田がそのフリースローをしっかり決め、流れは千葉に。ハーグロー、板倉がシュートを決める。
大阪は7:17秒にタイムアウトを要求するが勢いを呼び込むことは出来ず、千葉はスタテンのフリースロー、モリヴァがジャンプシュートなどで大きく引き離す。大阪はタイナーのペネトレイトから得点や3Pシュートを決めるが、試合の大勢に影響は無く、75-59でホームの千葉が勝利した。
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