富山グラウジーズ、水戸、城宝選手の活躍で快勝（11月19日）

11月19日（土） 埼玉県さいたま市記念総合体育館で行われた埼玉ブロンコス対富山グラウジーズ戦は富山グラウジーズがアウトサイドでは水戸、城宝選手が３Pシュートを高確率（53.8%）に決め、インサイドでもサーシー、ハーパーが制空権を抑え（リバウンド数53。埼玉は39）、70-96で埼玉に快勝した。埼玉ブロンコスは第1Qこそリードしたものの、第2Q以降は富山のガード陣に対応出来ず完敗。
試合後、埼玉ブロンコスは翌日のディーン・マーレイヘッドコーチの出場停止処分を発表した。
（文＝定山　敬）

スコアボード

11月19日（土）18：00

【スタート】
埼玉ブロンコス：#2ケニー・サターフィールド、#7北向由樹、#15寺下太基、#41ジョン・フラワーズ、#45ゲイブリエル・ヒューズ
富山グラウジーズ：#9水戸健史、#21ブライアン・ハーパー、#31城宝匡史、#34デビン・サーシー、#50アイラ・ブラウン

【レフリー】
平出 剛(ひらいで たけし)/堀田 兼史(ほりた ともふみ)/上田 信彦(うえだ のぶひこ)

【観客者数】
957人

【主な個人スタッツ】
埼玉ブロンコス：フラワーズ28点7リバウンド、サターフィールド14点10リバウンド12アシスト、ヒューズ9点10リバウンド
富山グラウジーズ：水戸19点4アシスト、城宝19点6リバウンド3アシスト、サーシー18点10リバウンド

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第１Q
先制は富山グラウジーズ、水戸の３Pシュート。続けて水戸のシュートミスをサーシーがフォローする。埼玉は入り方が悪く8：15秒で20秒タイムアウトを要求。タイムアウト後に立て直した埼玉はヒューズの連続得点、サターフィールドが速攻を決める。更にサターフィールドがファールを誘いバスケットカウント。フリースローを確実に成功させ、9-7と逆転する。富山はジョンソンのシュート、サーシーのダンクで応戦するが、フラワーズのポスト、サターフィールドがバスケットカウント奪い、フリースローも決める。このクウォーターはサターフィールドのペネトレイトからのキックアウトが冴え、寺下のジャンプシュート、新井の３Pをお膳立てし、24-16で埼玉ブロンコスがリードする。

第2Q
富山は水戸のシュートで反撃開始。このクウォーター、オフェンスの組み立て（4メンアウト）が面白いように成功していく富山。ブラウンがリバースレイアップやゴール下のシュート成功させていく。埼玉はフラワーズのシュートミスをハンフリーが押し込むが後が続かない。城宝の３Pシュート、ハーパーのベースラインからジャンプシュート、水戸がペネトレイトからファールを誘いバスケットカウント。フリースローも決め３Pプレーとする。埼玉は2-3ゾーンで流れを変えようと試みるが、富山の勢いは止まらず、城宝、水戸の３Pシュートが面白いように成功していく。（第2Q、富山グラウジーズの３P成功率は80%。城宝選手は3本中3本成功の100%）
埼玉の攻守ともに覇気がなく、38-49で前半を折り返す。

第3Q
後半も流れは変わらず富山、城宝の３Pシュート、水戸のペネトレイト、ブラウンがアリウープからのダンクで得点。埼玉はこの間無得点で7：42にタイムアウトを要求。アイムアウト後にフラワーズのシュートが決まるが、富山は攻撃の手を緩めない。水戸のレイアップミスをサーシーがフォロー。今度は水戸のアシストからサーシーがダンクを成功させる。埼玉はフラワーズ、原口の３Pが応戦するが、ジョンソンのシュート、城宝のアシストからサーシーが得点。49-74で試合を決定づけるクウォーターとなった。

第4Q
埼玉、フラワーズのターンアラウンドを決めるが、富山はサーシーのフックショットでお返し。ジョンソンのジャンプシュート、水戸のペネトレイトで得点。埼玉もヒューズのシュート、サターフィールドの３Pが成功する。サターフィールドのアシストからフラワーズがダンク。58-82となった所で富山がタイムアウトを要求。埼玉はサターフィールドのアリウープパスからフラワーズのダンクがダンクが飛び出す。嫌な流れを断ち切るように富山は城宝のジャンプシュートが4：42に成功し、オフィシャルタイムアウトとなる。
その後も富山はジョンソンのダンク、サーシーのターンアラウンドシュート、高野のシュートなどが決まり、埼玉の勢いを完全に消し去り、70-96で試合終了。

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試合後のインタビュー（プレミアム限定）は富山グラウジーズ、下地一明HC、城宝匡史、水戸健史選手。埼玉ブロンコスはHCの会見キャンセルのため、インタビューはありません。

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