11月13日（日曜） 東京郷土の森総合体育館で行われたトヨタ自動車アルバルク対日立サンロッカーズ戦。トヨタ自動車アルバルク、ドナルド・ベックHC、岡田優介選手、日立サンロッカーズ小野秀二HCの試合後のインタビュー。
（文／定山 敬 写真／杉浦由香）
トヨタ自動車アルバルク
トナルド・ベックHC
―今日の試合を振り返って
今日はオフェンスもディフェンスも上手くいって完璧な試合運びだったと思います。
―シーズンここまでの戦いぶりについて
今、首位にいることに満足しています。幸運な事に選手たちに大きな怪我も無く、選手層の厚さを維持出来ています。色々な選手たちを様々な状況の中で使うことが出来ることに満足しています。
―来週は2位のアイシンとの対戦ですが？
昨シーズンから苦手意識もないですし、素晴らしいマッチアップ（対戦）になると思います。来週の試合を楽しみにしています。
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岡田優介選手
―今日の試合を振り返って
昨日はチームとしては非常に悔しい負け方をしました。相手のペースで試合をして、日立が辛抱強く試合をして、相手の良い面ばかりが出た感じがします。ですので、今日はそれをやり返そうという気持ちでした。テクニックや戦術的な部分よりも気持ちで挑もうと。戦術的な戦い方に変更は有りませんが、気持ちの部分が良い形になって出たと思います。
出場する選手、選手が全員良いプレーをして、それが勝ちに繋がったと思います。本当に良かったと思います。
―気持ちの勝利ですか？
そうですね。今までやってきているトヨタのバスケットは変わらないですから。
―チーム全員が出場時間変わらず20分くらいですが、そこに不満はない？
そうですね。メンバーは沢山いるので、25分出場していればむしろ多いくらいです。長く出ていれば良いというわけでも無いですし、25分出場するのであればそれで良いと思います。
―40分近く出場したいという希望はない？
無いです。
自分が40分出場するよりもチームでシェアしている方が良いです。その分、25分の中で全力でプレーする方が良いですし、今のチームに求められていることだと思います。個人のスタッツではなく、それが勝ちに繋がることだと思いますから。自分では拘りはないです。
今はチームの良い状態ですし、不満に思っている選手もいないと思います。
―アイシン戦への抱負を
今まで戦ったどのチームよりもタレントも抱負だと思いますし、全てを出し切らないと簡単には勝てない相手だと思います。2連勝して今年はトヨタが強いということを見せたいと思います。
良い形で勝ちたいと思いますので、アウェイですけど、ファンの方には是非応援宜しくお願いいたします。
トヨタのバスケットを見て欲しいと思います。
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日立サンロッカーズ
小野秀二HC
―今日の試合を振り返って
うーん、昨日クリスが怪我をして、昨日も譲次とジャマールの出場時間が長くなり、今日はきつかったですね。だいぶ疲労が出てました。今日は相手の激しい気持ち、プレーを受けてしまった。前半は特にオフェンスでは自分たちの良いシュートではなく、トヨタのディフェンステンポで打ってしまった。後半はもう一度ディフェンスからということで、少し良くなったかなと思います。
―受身になってしまった？
出だしですね。流れを作るのが2連戦では難しく、選手たちには昨日の試合をうけて、今日どうやって戦うのかが成長になると伝えました。特にオフェンスでボールが展開しなかったですね。
（前日の敗戦から）トヨタのディフェンスが激しくきたということだと思います。
―ここまで同一カードに連敗がなく3位ですが、チームの成績は？
負けた試合に満足するわけではありませんが、負けた試合も2点差だったり、その部分のゲームの運び方が課題ではあります。それをみんなが理解しつつある事が勝てている要因だと思いますし、負けている試合でも敗因（あの場面でどうするべきか）を自身の課題として持つことが出来ているので、このレギュラーシーズンを通して成長できれば良いと思います。
―怪我人について
今日は西村が何回もぶつかってね。ちょっと厳しかったかなと思います。トヨタは特にフィジカルなチームなので、選手たちも気後れしたかなと思います。シーズン通して選手間の出場時間も差も出てきますので、しっかりケアするように伝えてあります。
―ここまでのチームオフェンスについて
昨シーズンよりも我々が意図する部分に近づいていると思います。
色々な状況で選手たち自身がノーマークを探しだしたりしているので、より主体的に選手たちがプレーしています。（自主的にプレーすることで）勿論ミスもありますが、良いことだと思いますし、いい形が出来ています。今日はちょっと別ですけどね。
