東の首位決戦!秋田2連勝を飾る。千葉は4位に後退。

11月12日(土)船橋アリーナで行われた千葉ジェッツvs秋田ノーザンハピネッツの第4戦。インサイドの要、リーチを欠く千葉は序盤から秋田の高さに苦しめられ終始リードをされる展開。10月の月間MVP、エースのハーグローも13点のみで、秋田との4連戦で1勝3敗。東の4位に後退した。秋田は高さを活かし、ドレイトン、オシッティ、ウッズの3人で60点。チームは今季アウェイ負けなし。首位をキープした。(文=定山 敬)

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写真:(C)CHIBA JETS

スコアボード

11月12日(土)14:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
千葉ジェッツ 15 17 19 20 71
秋田ノーザンハピネッツ 24 18 26 28 96

【スタート】
千葉ジェッツ:#7板倉 令奈、#9田中 健介、#11モリース・ハーグロー、#15ガストン・モリヴァ、#44ジャメル・スタテン
秋田ノーザンハピネッツ:#1イージェイ・ドレイトン、#10庄司 和広、#12菊地勇樹、#20スタンリー・オシッティ、#55マイケル・ガーデナー

【レフリー】
伊藤 正志(いとう まさし) 、 原 章次(はら しょうじ) 、 小泉 慎二(こいずみ しんじ)

【観客者数】
1020人

【主な個人スタッツ】
千葉ジェッツ:ハーグロー13点、石田12点、板倉9点5リバウンド3アシスト
秋田ノーザンハピネッツ:ドレイトン25点6リバウンド、ウッズ19点4リバウンド、オシッティ16点19リバウンド、菊地勇樹14点3リバウンド3アシスト

第1Q
秋田は開始から2-3ゾーン。オシッティがガーデナーのアシストからバスケットカウント。更にフリースローを決め先制。千葉はスタテンの3Pシュートに対するファールでフリースローをもらうが、1本のみ成功。秋田の庄司の3Pに対して千葉は田中の3Pでお返し。ここから秋田はインサイドのドレイトンにボールを集める。千葉は板倉のシュート、モリヴァのシュートで12-12の同点とするが、ここから秋田がエンジンをかけ直す。オシッティのシュート、ガーデナーのアシストからウッズのゴール下、長谷川がファールを誘いバスケットカウント。フリースローも決め3点プレートする。更にオシッティの3Pシュート、ガーデナーの3Pシュートに対するファールで2本のフリースローを決め、15-24で秋田のリード。

第2Q
ここのまま離されたくない千葉は石田、中村の連続3Pシュートで21-24と反撃。秋田は冷静にドレイトンがゴール下でバスケットカウントを取り、3Pプレーにする。更にドレイトンはターンアラウンドからモリヴァのファールを誘いバスケットカウント。フリースローも確実に成功させる。千葉は石田の3Pシュート2本で繋いでいくがボールが外にしか回らず攻めが単調になっていく。反対に秋田はインサイドにボールを集中し、ドレイトン、オシッティが確実に得点を重ねる。千葉は中村のフリースロー2本成功のあとは前半終了直前の田中の3Pシュート以外は得点がなく、32-42の秋田リードで後半へ。

第3Q
千葉は田中のアシストから板倉が得点。秋田は菊池の3Pシュート対して田中がファール。フリースロー2本成功。第2Q同様に秋田はインサイドを起点に攻めていく。千葉は前半と同じくボールが外だけに回っていく。インサイドアタック出来ずフラストレーションの溜まる千葉はヘッドコーチが6分32秒にテクニカルファール。モリヴァがフリースローを得る機会もあるが、4本中1本しか成功出来ない。秋田はガーデナーの3P、オシッティのターンアラウンド、ウッズの得点でリードを広げ、51-68で最終クウォーターへ。

第4Q
秋田は手を緩めず、ウッズのインサイドに、菊池の3Pシュートを決める。千葉は佐藤、ハーグローの3Pで反撃する。更にハーグローはバンクショット、3Pシュート成功させるが、テクニカルファールを取られ、菊池がフリースローを与える。ウッズが5ファール退場してもドレイトンがスピンムーズ、ベースラインからのシュートを成功させ流れを相手に渡さない。千葉は佐藤が得点を重ねるが後が続かず、71-96で今季初のホーム2連敗となった。秋田は相手の弱点を確実につき、千葉との4連戦で3勝1敗と勝ち越した。

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試合後のインタビュー(プレミアム限定)試合後のインタビューは千葉はエリック・ガードーHC、中村友也、板倉令奈選手。秋田、中村和雄HC、菊地勇樹選手。

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