【プレミアム限定】埼玉、琉球両HC、ジョン・フラワーズ、原口真英選手へのインタビュー(11月6日)

11月6日(日) 埼玉県所沢市民体育館で行われた埼玉ブロンコス対琉球ゴールデンキングスの試合後インタビュー。埼玉ブロンコス、ディーン・マーレイHC、ジョン・フラワーズ、原口真英選手。琉球ゴールデンキングス、桶谷大HC。
(文=定山 敬)

埼玉ブロンコス

ディーン・マーレイHC
―今日の試合を振り返って
怪我人も多く少ない人数の中で、今日は選手がよく戦ってくれました。コーチの指示にも従ってくえたと思います。ワンショット少ないことで負けましたが、それは沖縄を賞賛すべきだと思います。

―リバウンドについて?
昨日の負けた教訓もあり、今日は5人全員でリバウンドを取ろうと。ロングシュートに対するロングリバウンドもあるが、フリースローからペイントエリア内のリバウンドは全て自分達で処理しようと。その約束事もあって、今日の数字(オフェンスリバウンド22)になって現れたと思います。

―今日のハンフリーの出来について?
40点の取っているとは思ってなかったのですが、彼はチーム一のハードワーカーです。リーダーシップも持っている選手です。彼も火曜日の練習で怪我したにも関わらず、40点取ったということは、彼の信念、チームに対する気持ちの現れではないでしょうか。

―昨日は大敗。今日は2点負け。チームももう一歩押し上げる為に必要なことは?
試合終盤の3回から5回くらいのボールポゼッション(ボール保持)で(入るか入らないかは別として)シュートまで行っていることで、1つ目の課題はクリアしていると思います。次は決める為にどうするかです。フラワーズのフリースローミスは練習で出ている通りの結果なので、そういった部分を一つづつ埋めていきたいと思います。

―沖縄の印象について?
非常に良いチームだと思います。インサイドとアウトサイドのバランスも素晴らしく、ニュートン、オコーサ、マクヘンリーに、日本人のガード陣。ベテランと若手のバランスも素晴らしいと思います。シーズン終盤にも上位にいるチームだと思います。

―ケニーの復帰?
プレシーズンからの怪我の影響もあって、100%になるまで復帰させない方針です。無理して今の状態になりましたので、完治までは日々確認していきます。今はベンチメンバーも含め、今いる選手たちで頑張っていくしかないです。

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ジョン・フラワーズ選手

写真提供:(C)HiROKO WATANABe / SAITAMA BRONCOS / bj-league

―今日の試合を振り返って
勝てる試合だったと思います。最後届きませんでしたが、沖縄は良いチームだと思います。

―オフェンスの出来は?
自身のオフェンスについてはまだまだ進化している途中だと思います。ケニーと一緒にコートにいる時はボールが非常に良い形で貰うことが出来ていると思います。スリップしたのは何が起きたのか最初分からなかったけど、もしかすると靴のせいかもしれません(笑)フリースローについては決まる時、決まらない時はっきりしているので、改善していきたいと思います。

―気分をリフレッシュする方法?
一生懸命練習するだけです。練習することでチームワークも良くなりますので。

―焼肉丼を食べたか?
これから食べに行きますよ(笑)あと、レモンサワーも。

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原口真英選手
―今日の試合を振り返って
沖縄良いチームだと分かっているし、厳しいゲームになることも分かってましたので、1本1本のシュートが重要になるので、そこを意識していました。

―コート上での役割?
特に決まった指示はありません。毎回変化します。スタートで出ている寺下の披露の蓄積があるので、それを少しでもサポート出来ればと思ってやっています。

―ポジションは3番(スモールフォワード)?4番(パワーフォワード)?
練習は5,4,3でプレーしています。試合になると3番ですね。しっかり決まっている訳ではないですが、試合中に細かい指示があるので、それに従ってプレーしています。

―フレキシブルというか、自由度が高いですね
そうですね。コーチに求められた仕事をやるだけなので、コーチの指示に沿ってプレーしたいと思っています。

―今日のリバウンド(オフェンスリバウンド3本)について
今日だからという感覚もなくて、スクリーンをかけたり、ゴール下でプレーすることが多いので少しでもボールに絡んでいきたいと思っています。直接ボール取ることが出来なくても、他の選手が取れるようにしていきたいですね。

―それはティップ(ボールを弾いて)して方向性を変えるとか?
はい。そうです。

―今日の第4Qフル出場でしたね?
自分の中ではそんなに意識はしていないです。役割は決まっていて、得点は取ってくれる選手がいるので、自分の中では重要視していないです。その他で出来ることと言えば、ディフェンスとリバウンドしかないので、そこは意識しています。

―気持ちの切り替えは?
この時期でガックリしているようであれば、(長いシーズンは)厳しいですね。練習しなくても次の試合は必ず来るので、(気持ちを)切り替えられなくても切り替えるようにしています。そうしないと良い結果は生まれてこないと思います。自分自身は気にしていないタイプです。

―切り替えの方法は?
コーヒー飲みに行ったり、カフェ巡りですね(笑)個人で経営しているようなカフェです。

―似つかわしくないです?
結構そう言われます(笑)

―この辺のオススメは?
所沢付近は全然開拓してないので、カフェ巡りしたいですね。

―では、ブースターに聞いてみましょうか?
お願いします。

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琉球ゴールデンキングス

桶谷大HC

―今日の試合を振り返って
重たい展開が続いて、チームを波に乗せることが出来なかった。10点開いた時にさらに20点へと開けるように、エネルギー、パワーを持った采配をしないとこういったゲームになります。私自身反省しています。チームの方はハンフリーへの認識が甘かったので、これからはこういった選手に対しては、もっと練習の中で対応していかないといけないと思いました。練習の甘さが出たという認識です。エンド・オブ・ゲーム(ゲームの終盤)もしっかり終わらせられるように練習していかないといけないと感じました。反省ばかりです。

―第3Qの日本人選手の得点が4点しかないことも含め、日本人選手の出来について?
チームとしてもう少しボールをしっかり回す必要性があるかなと思います。決めるべきシュートを決めないと、しんどいですね。特に第2Qにずっと苦労しているので、第2Q得点が取れるシチュエーションを作って、確率を上げていかないと。第3Qは外国人選手に引っ張ってもらっている感じです。これからもっとバランスの良いチームにするために、日本人選手の力を上げていきたいと思います。

―困ったときにインサイドに頼り過ぎな感じを受けるが?
そうですね。今はインサイドに良い選手が入っているので、それに伴ってアウトサイドが打たされている感じなので、打開するためにも確率を上げていくか、カットするプレーを入れたり、得点チャンスを増やしていかなと中々(波に)乗ってこれないかなと思います。

―並里選手の攻撃への信頼度は高いのか?
そうですね。大阪戦から少し調子が落ちてきましたが、最近はまた回りが見えるようになってきているので、非常に良い状態に上がりつつあると思います。今日は特に第4Qで得点を取ってくたので、インサイドを抑えられた時、逆転のジャンプシュートを決めてくれるとチームとしては良い仕事をしてくれたと思いますね。

―竸った試合でも勝てたことで自信になったか?
こういった試合をいくつか続けていくべきだと思います。本来なら(怪我のため、外国人選手が3人の)埼玉をもっと押し切らないといけないと思います。30分で勝負を決めることが出来るように目指してやらないといけないです。(逆転の)チャンスを相手に与えたもの自分たちなのでもっと練習して減らしていきたいと思います。

―並里、オコーサ選手はチームに順応できているか?
かなり良くなってきていると思います。まだまだ他の選手が彼ら(並里、オコーサ)をどう使うか、また彼らが他の選手をどう使うか、そういったケミストリーとして出来上がっていない。もう少しチームのケミストリーとして彼らを使っていけるようにしていきたいと思います。