11月6日(日) 秋田市立体育館で行われた秋田ノーザンハピネッツ―千葉ジェッツの首位攻防戦、第2戦は前日と打って変わって千葉が終始リードを奪う展開となり、雪辱を果たした。
千葉は前の試合相手ディフェンスに抑えられたエースのハ―グローが復調。特に、リズムを左右する各クォーターの出だしで得点し、チームに勢いを与えた。またディフェンスでも秋田の起点となるガーデナーを抑え、相手が得意とするハイテンポな試合に持ち込ませなかった。後半に入ってリーチが負傷、終盤には外国人選手にファウルトラブルが相次いだが、チーム一丸となって秋田の反撃を振り切った。
5連勝と勢いのあった秋田だが、この試合では攻撃が不発。得意のファーストブレイクをほとんど繰り出すことができず、ガーデナーが抑えられたことによってチーム全体にうまくパスが供給されなかった。また庄司や菊地のシューター陣も厳しいマークで仕事ができず、最後まで千葉ディフェンスを攻略できなかった。
両チームはまたも勝率で並び、次週会場を千葉に移して再び激突する。
(文=宮川 紀元)
写真提供:秋田SV-ハピネッツ
スコアボード
11月6日(日)14:00
– | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
秋田ノーザンハピネッツ | 14 | 13 | 17 | 10 | 54 |
千葉ジェッツ | 17 | 16 | 21 | 11 | 65 |
【スタート】
秋田ノーザンハピネッツ:#10庄司和広、#12菊地勇樹、#20スタンリー・オシッティ、#33ブランドン・ウォレス、#55マイケル・ガーデナー
千葉ジェッツ:#7板倉令奈、#9田中健介、#11モリース・ハーグロー、#15ガストン・モリヴァ、#44ジャメル・スタテン
【レフリー】
上田 篤拓(うえだ あつひろ)/加藤 和義 (かとう かずよし)/田村 豊(たむら ゆたか)
【観客者数】
2321人
【主な個人スタッツ】
秋田ノーザンハピネッツ:ドレイトン20点9リバウンド、オシッティ13点11リバウンド
千葉ジェッツ:ハ―グロー22点7リバウンド3スティール、スタテン17点10リバウンド、板倉12点3スティール
写真提供:秋田SV-ハピネッツ
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試合後の中村、ガードー両HC。秋田のガーデナー、ドレイトン、庄司選手、千葉の板倉選手のインタビュー(プレミアム)
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