埼玉100点ゲームで快勝。岩手は開幕5連敗

10月29日(土) 埼玉県所沢市民体育館で行われた埼玉ブロンコス対岩手ビッグブルズの第一戦。埼玉ブロンコスはフラワーズ、ハンフリー、サターフィールドの3選手が得点の7割近く(68点)をあげる活躍。100点ゲームで快勝した。岩手ビックブルズは開幕から勝ち星なしの5連敗。
(取材・文=定山 敬)

********************

スコアボード

10月29日(土)18:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
埼玉ブロンコス 30 16 35 19 100
岩手ビッグブルズ 13 16 30 26 85

【スタート】
埼玉ブロンコス:#2ケニー・サターフィールド、#7北向由樹、#15寺下太基、#35ジョン・フラワーズ、#45ゲイブリエル・ヒューズ
岩手ビッグブルズ:#13山本吉昭、#15トーマス・ケネディ、#21寒竹隼人、#22ショーン・マロイ、#25ショーン・コールマン

【レフリー】
国沢 麻未(くにさわ あさみ)/加納 康平(かのう こうへい)/柚木 知郎(ゆずき ともお)

【観客者数】
2352人

【主な個人スタッツ】
埼玉ブロンコス:ハンフリー27点4リバウンド2アシスト3スティール、サターフィールド24点8アシスト4スティール、フラワーズ17点12リバウンド
岩手ビッグブルズ:ケネディ23点4リバウンド、澤口19点4リバウンド、マロイ15点5リバウンド

********************

第1Q
先制は岩手のマロイ選手のシュート。このまま岩手は主導権を握りたいが埼玉のヒューズ選手のチップイン、フラワーズの3Pシュートであっさり逆転。その後もサターフィールドの速攻ミスを北向選手がフォロー。フラワーズが確実にシュートを決め差を広げる。岩手はオフェンスの組み立てに苦労しマロイのシュートも単発に。埼玉は猛攻は続き、このクウォーター終わりにはハンフリーがアリウープから豪快なダンクを決め、30-13の17点差とする。

第2Q
流れはそのまま埼玉のまま。ヒューズのフックシュート、原口選手の3Pシュートを決める間に、岩手は7分12秒まで得点無し。マロイのシュート、ケネディの3Pシュートで反撃するが、埼玉はハンフリーのペネトレイト、新井選手の3Pなどでリード。前半は46-29。

第3Q
後半も流れは変わらず、埼玉は北向の3Pシュート、サターフィールドが2Pシュート、3Pシュートでリード。特にこのクウォーターはサターフィールド・ショー。前半無得点だったが、ペネトレイト、ジャンプシュートと多彩な技を見せ17点を稼ぐ。岩手も澤口、ケネディが活躍。追い上げの機会を作るが残り34秒で得点源のケネディが5ファールで退場。埼玉ブロンコスのハンフリーがサターフィールドのシュートミスをそのままダンクするなど81-58で勝負を決める。

第4Q
岩手はマロイのダンク、山本、澤口のシュートで追い上げるが、ハンフリーを止められない。バスケットカウントでの3Pプレー。ペネトレイトからの豪快なダンクでブースターを沸かせる。フラワーズの5ファールで埼玉はセンター、パワーフォワードの居ないスモールラインアップになるが、大勢は変わらず100-85で埼玉が快勝した。

写真:(C)HiROKO WATANABe / SAITAMA BRONCOS / bj-league