10月9日(日) JBLリンク栃木ブレックスvs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ

三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ

■藤本浩太郎AC

-昨日はラングHCが退場(※)してしまいましたが、最初のスタートはどういう点を強調して指示を出しましたか?(※8日の試合で退場処分になったため、この日はベンチ入りを禁止されている)

HCともミーティングをしました。彼が一番悔しい思いをしていました。やっぱり、HCが選手たちに「本当に申し訳ない」というのを伝えて、それで選手たちもこれだけHCが(チームやゲームのことを)思っているんだなと。感情をむき出しで試合に臨んでくれたので。僕としては特に何もしていないです(笑)みんなが「HCがいないから頑張ろう」と出だしからプレーしてくれたと思います。

-戦術的なところでは変更はなかった?
基本的にはそんなに修正するところはなかったんですけど、やっぱり、川村君に40点を取られていたので、彼のマークマンをいろいろ変えながら、必死につかないと抑えられないので。あとは、トランジションディフェンスですね。田臥君とかがボールを持ったら速いので、そこのトランジションディフェンスをコミュニケーションを持って付こうというのを心掛けました。

-相手のシュートが落ちていた部分もあり、それが機能したと
そうですね、相手も全日本にいってコンディションが整っていない選手やけがをしている選手もいたので。僕らは栃木に勝てていないので、今日は勝てなかったら一生勝てないなと思ったりもして (笑)とりあえず、今シーズンの初勝利なのでうれしいですね。

-昨日はHCが退場してしまいましたが、1回目(※)は川村選手(リンク栃木)に何か言った、ということでしたが(※第2Q。川村選手のテクニカルファールの後に、ラングHCへテクニカルファールが告げられた)
川村君がうちの選手にボールをぶつけて、彼とうちのベンチが言い争いになろうとエキサイトしそうになって。そこを止めに入ろうとして(テクニカルファールを)取られたと思うんですけど、僕もはっきりとしたことは覚えていないので。

-2回目は第4クォーターでした
1点差、2点差の大事なところで相手の竹田君がインターセプトをするときに、彼がロン・へールに最初にぶつかっていて、大事な場面だったので審判に「あそこはファールを取ってくれないと・・・」ということを言った後だと思います。

-今シーズン、チームが目指すバスケットボールは?
サイズがない分、ディフェンスリバウンドを頑張って、走って、ボールを押して点を取っていく。これが三菱のバスケットだと思うし。コントロールするところはガードがコントロールして、ですね。

-チームの目標は?
ここ数年下位にいるので、まずは連敗をしないようにして、喰らいついていくこと。プレーオフに入ることです。

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■♯7 五十嵐圭

-今日はほぼ完璧といって良いほどの展開だったと思います。昨日の結果も踏まえて、今日の試合前は何を最も意識していましたか?
昨日はフィールドゴールの確率が低かったので、そこをしっかりあげること。あとは、アウトサイドシュートが多かったので、なるべくインサイド使いながら、アウトサイドとバランスよく使っていくこと頭に入れていました。昨日も勝たないといけない試合だったと思うし、そのなかで勝つことができなかったので。今日の試合に関してはもちろん良いバスケットボールができたと思いますけど、昨日のような試合をしていると、これから当たるチームにも勝てないと思います。今日やっていたバスケットを続けていけるようにしていきたいです。

-今日はHCがいない中での試合でした
今までの経験も含めて、もうやるべきことはわかっていますし。去年も一年間共にやっていましたから、そういった意味でもどういった組み立てすれば良いのかはわかっていたので。

-それはどういった組み立てを?
もう、インサイド。相手の外国人がけがをしていたし、そこを使いながらですね。

-相手チームは田臥選手がいない時間も多くありました
誰がついても特に意識することはなく。勇太の足の状態が良くないというのもわかっていましたし、他の選手、(山田)大治にしても膝が完璧ではないですし。外国人の2人に関しては一緒にプレーしていたこともあり、どういうプレーをするかはわかっているので。網野も加入して、新しい選手が入ってきたなかで、あまり完成していないなというのはやってみてわかったし、そういった意味でも昨日の試合は勝たなければいけない試合でした。自分たちとしてみれば、2連勝するつもりでこちらに来ていたので、1勝1敗というのには満足していません。

-チームの完成度としてはどれくらい?
主力のメンバーは去年から変わっていないので、そこに去年良かった部分をどれだけ伸ばせるか、悪かったところをどれだけ減らせるかというが今シーズンの課題だと思います。
今日の試合は良かったですけど、これが完璧ではないですし。これから勝ちにいくにはディフェンスだったり、リバウンドであったり、細かい部分をしっかりやっていかないといけないので。まだまだこれからだと思います。

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■♯23湊谷安玲久司朱

-シーズン1年目、開幕カードはいかがでしたか?
昨日は、普段はしなんですけど、初めてくらいに緊張して。頭の中が真っ白な状態でやっていたので。今日はいつも通りできて良かったです。

-開幕戦の前の日とか緊張していました?
前の日はそうでもなかったんですけど、やっぱり、始まる前とか結構激しいじゃないですか。それが初めての経験だったので緊張しました。

-寝れました?
あんまり寝てないです。

-今日の試合はいかがでしたか?
今日は40点くらいです。

-意外に低いです
もっと点数を取らないといけないと思うので。まだまだだと思います。ただ、大分慣れてきたので。けがをして休んでいて、昨日の試合で初めてスタメン起用でした。実際に合わせるのは初めてだったので。でも、慣れてきたとは思います。

-今シーズンの個人的な目標は?
スタートでやらせてもらっているので、1 試合に15点は取りたいなと思います。あとは、ディフェンスをもうちょっと頑張らないといけないですね。あとはもう、2番と3番のポジションなので、得点を要求されていると思います。

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■♯1 ロン・ヘール

-今日の試合は全員が良いプレーをしていましたね
今日は何も悪いところはなかったです。全体的に良いゲームができたと思います。ディフェンスにプライドを持つチームにしようとしているから、今日はそれもできたし。ディフェンスで始まりオフェンスに力を入れることができ、(第1Qに)15-1のリードを取ることができました。

-インサイドでのプレーはどうでしたか?栃木のインサイド陣よりもヘール選手のほうが自由にプレーできていたと思います
タイラー選手がいないところで、レジー選手をファールトラブルにしようとしました。実際にそれがうまくいったので、楽といえば楽でしたね。

-HCがいなかった試合でしたが、チームとして共通してやろうとしていたことは?
試合前、HCからゲーム作りに関しては全部教えてもらいました。試合が始まったら、HCのためにも勝つという意識は高かったと思います。HCは選手のために戦ってああいう結果になったと思うので、選手たちは彼のためにも戦おうという意識を持っていたと思います。

-今シーズンの個人的な目標は?
勝つこと、です。プレーオフにいって、そこで勝つことです。個人的なスタッツとかはないです。