日立サンロッカーズ井上聡人選手インタビュー

2011-12シーズン開幕の特集としてJBL各チームのヘッドコーチ、新人または注目選手へのインタビュー。今回は怪我からの復活をはかる日立サンロッカーズ、井上聡人選手です。

(文=杉浦 由香)

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井上聡人選手

―現在のコンディションは?
2年間ほぼプレーしていないので、そのブランクを数ヶ月で埋めることはなかなか難しくて、今はベストの7~8割くらいです。
シーズン中には更にベストに近づくと思いますが、プレースタイルをガラっと変えたので、今までとは違う井上聡人をお見せできると思います。

―背番号を31から30にした理由
ルーキーシーズン(オーエスジーフェニックス)につけていた30番で初心に戻るという意味があります。ルーキーシーズンがスタメン出場したり、プレータイムが長かったり、いちばん活躍できていたので。あと、31番にしてから大怪我続きなので、これは31番に何かあるのかな(笑)と思って変えてみました。

―今シーズンに対する意気込み
2年間まったくバスケができなくて、何度もバスケをやめようかと考えました。でも、ようやくまたプレーができるようになって「バスケってこんなに楽しかったんだ」と思えたんですよね。今はバスケが楽しくて仕方ないです。

―自チーム・他チームで気になっている選手
チーム内ではやっぱり(竹内)譲次です。大学時代も今もチーム内で競っているので。
他のチームでは・・・、以前は聞かれるといつも「竹内兄弟」と言っていたんですが、今は譲次とは同じチームなので(竹内)公輔ですね。

―今シーズンの目標
一番は怪我をしないことです。あと、チームにとって自分はどういう存在なのかを理解して、自分の仕事・役割をしっかり果たすことですね。
若い頃はスタメンにこだわったり、「自分にボールを渡せばいくらでも得点してやる」と思っていたんですが、だんだん中堅と呼ばれる年齢になって、考え方が変わってきましたね。

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