特集・大神雄子選手Vol.3（全３回）

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特集・大神雄子

「東日本大震災」被災地復興支援活動を行うバスケ日本女子代表の大神雄子選手。
支援活動を始めた経緯、活動内容、その活動を契機にして起きた心情の変化。
そしてロンドン五輪出場にかける意気込み（全3回）
（取材・記事　西本匡吾）

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アジア大会では、まずは6カ国による予選ラウンドが行われる。そこで上位4チームが決勝トーナメントに進出し、1位なった国にロンドンオリンピックの出場権が与えられる。
日本は2004年のアテネ大会は出場したものの、2008年の北京大会は出場を逃している。
ライバルとなる国は中国、韓国となる。この二カ国の強さは脅威であり、歴代優勝回数はそれぞれ12回、10回と日本の1回と比べると、経験値という面で勝る部分が大きい。

「オリンピックの出場は自分だけ、日本代表12名のだけの目標ではなく、日本でプレーしているバスケットボール選手の代表だから、本当強い気持ちで臨みたいと思います」

2010年6月に行われた世界選手権では、大神は一試合に平均19.1得点を決めて、大会の得点王となった。

しかし、チームとしては10位と、目標としてたベスト8には届かなかった。　　

「私の役割は得点を取ることだったので、個人的には、得点王を取れたことは合格点ではあると思う。ただ、自分の平均得点が19.1点、チームは10位。じゃあ、もし自分が22点代だったら、チームはベスト8だったんじゃないかなと思うと、やっぱりそこは満足できない」　

世界選手権でのアジアの出場枠は3つであった。一方で、今大会の枠は1つしかない。8月21日、オリンピック予選となるアジア選手権が開幕する。

「アテネ大会の時は連れてったもらったという思い出しかない。今回は自分がオリンピックに連れて行きたいです」

意思は堅く、力強かった。（了）

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大神雄子公式HP
第24回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会　公式HP

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日本代表メンバー