4月10日(日) ハンナリーズアリーナで行われた 京都ハンナリーズ vs 大分ヒートデビルズ 試合後インタビューです。
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スコアボード
4月10日(日)14:00
– | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
京都ハンナリーズ | 19 | 26 | 21 | 23 | 89 |
大分ヒートデビルズ | 14 | 26 | 14 | 8 | 62 |
【スタート】
京都ハンナリーズ:#0瀬戸山、#2ウォーレン、#7ラウーフ、#9仲村、#54トリム
大分ヒートデビルズ:#0佐藤(博)、#1三友、#3鈴木、#23佐藤(公)、#34ジョンソン
【レフリー】
伊藤、漆間、関口
【観客者数】
1062人
【主な個人スタッツ】
京都ハンナリーズ:ウォーレン18得点19リバウンド、ラウーフ20得点5アシスト、トリム19リバウンド、日下7アシスト
大分ヒートデビルズ:ジョンソン32得点12リバウンド、三友8得点4リバウンド、佐藤(公)9得点
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京都ハンナリーズ
青野 和人 HC
―今日の試合の総括について
ゲームの中盤で今季一番盛り上がる時間帯があったのがやはりこういう支援活動、復興支援のためにこういう試合にみんなが駆けつけ盛り上がりエールを贈る活動をこういう形で出来ていることが、自分は本当に幸せだと感じております、また大分のチーム、最後まで諦めず果敢にドライブを狙ってディフェンスも全員で協力をして積極的に前半からトラップをかける、そういうところは自分たちも見習わなければならない。後手に回るのではなく自分らから仕掛けに行って、穴が空きそうなところを運動量であったりチームワークというところでカバーをする、そういうところをしっかり見習って次の沖縄戦に繋ぎたいと思います。
―次の沖縄戦に向けて修正する部分は?
やはり今日の対戦相手に合わせてこちらがスリーガードの時間帯であったり、機動力のある選手で挑んだところがすごく勝敗を分けたと思うんですけれども、今度の沖縄戦に関してはサイズもありますし、サイズもありながらもボールハンドリングが上手な選手がいる。また先々週の滋賀でも学んだんですけども、ファールをもらうことがすごく上手なので、前回1月の対戦で自分たちが第4Qの頭で18点差で勝っていたんですけども、相手のほうがフリースローの数が多いという試合展開もあったので、その部分をしっかりとファールをしないように(守りたい)。今日も途中マイケル・フェイ選手がファールを誘われるような場面がたくさんあったので、ひとつひとつ修正をして強いチームにしていきたい。
―今日の試合ジョンソン選手にかなり点を取られてました。沖縄にはたくさん外国人選手がいます、その点はどう修正しますか?
得点のバランスなんですけどもバスケットボールというのはターンオーバーが無い限り同じ数だけオフェンスの数があるスポーツなので、どこかウエイトを置いてディフェンスをするべきだと思います。昨日に関しては佐藤公威選手、彼を乗せるとやはり日本人選手が頑張って点を取る姿は、チームにすごくエネルギーを与えていくことが傾向としてあるので、そこを全力で抑えにいき、他の選手はもちろんフリーで打たせるわけにはいかないので対策は立ててますが、打たれ方、外からポップしてのフェイドアウェイの打たせ方はそこはチャレンジしてリバウンド、タフショットを打たせてる部分はあとはリバウンドに備えようとやっています。特にマッチアップのミスマッチでキブエ選手がつくような場面や、マイケル、レジー選手がつく時にやはり運動量でミスマッチを作ろうとするんですけども、そこに関しては全てフェイドアウェイに持っていかせるようにしてオフェンスリバウンドに入らせないようにというところを心がけました。それでも2、3回やられたんですけども、彼はことごとくエルボーエリアからのフェイドアウェイを決めていたので、その部分はさらに修正をかけて、もう一人送り込むとかそういう対策が必要だったと思います。またそれ以外の選手をのせないように(した)。第2Qにのった三友選手をそこからシャットアウトしたのはチームのアサインメント通りに上手くいったことだと思います。
―日下選手が合流されて2試合目ですけどもここまでどれぐらいチームにフィットされてると感じますか?それから彼のどういうところに期待をかけますか?
彼の持ち味はやはりコートのビジョン、コートに立ってゲームを見ているというよりは上から作戦板を見てるようなコートの見方を持っていて、昨日も今日も7つアシストがあってパスをよく回せる選手というのが印象的で、彼がボールをたくさん散らすことによってうちのシューターが伸び伸びとプレー出来てる姿というのは大きなプラスになってると思います。
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マクムード・アブドゥル ラウーフ 選手
―試合の感想をお願いします。
今日の試合は自分達がやらなければいけないことをしっかり出来た試合だったと思います。向こうはうちに比べて身長も低いし、選手も欠いているという状況だったんですけど、うちは戦い続けるということを継続出来て勝つことが出来て良かったと思います。
―マット・ロティック選手がいなかったわけですがマッチアップは昨日に比べれば楽だったんでしょうか?簡単にシュートは打てましたか?
昨日も自分としては特にシュートが難しかったという状況では無かったんですけど試合の状況はやっぱり違っていたと思います。今日は向こうがダブルチームにもっと強く来ていたと思いますが、うちはボールをしっかりプッシュしてトランジションゲームに持ち込めたっていうところでは良かったんじゃないかなと思います。相手は特にオフェンスのほうで戦力を欠いているなと感じはありました。昨日の試合は20点差ぐらい、今日の試合は30点差ぐらいで勝てたと思うんですけれど、それがその結果に繋がっているのではないかなと思います。
―昨日大分が負けてプレーオフ進出チームが全て決まりました。プレーオフに向けてどういうふうにモチベーションをあげていこうと思ってますか?
自分としてはモチベーションはどの状況でも変わらないし、100%集中してエネルギッシュに自分のやらなければいけないことをやるだけだと思っています。それがプレーオフだろうが試合だろうが練習だろうが自分としては大きな変わりはありません。
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日下 光 選手
―2試合終えてのご自分のパフォーマンスはどのように感じてますか?
この2試合は、仙台のいた時からゲームが一ヶ月ぐらい開いたんですけども、久々のゲームとしては100%ではないですけど、まぁまぁの出来かなと感じました。あと一番心配だったのはコンディションだったんですけども、そこもさほど気にすることなくプレー出来たのでこれからどんどんステップアップするだけだと思うので、これからが本当に楽しみです。
―仙台の時とはチームがいろいろと違うと思いますがその中でどういうところをもっとフィットさせていけば、もっとステップアップ出来ると思いますか?
僕が今日思ったのはノーマークの選手にパスをすることをあまり出来なかったことがあったので、そこでミスがあったり、そういうのをやはり練習であったり連携であったりというものがもう少し必要となってくると思いますし、そこはすぐ変えられるところだと思うので、連携のところでももっともっとよくなると思いますし、積極的にコミュニケーションを取って良くしていきたいと思います。
―チームが活動休止になったという連絡を受けてどうしようと考えましたか?
まず僕が仙台活動中止というのを知らされた時はまだこういう選手の救済制度が無い状態だったので、正直どうしようかなと、自分に出来ることは何なんなのかなと考えていたんですけども、そういう時にbjリーグのほうからそういう制度が設けられて、迷った結果というか、僕はバスケットをすることで被災地のために何か出来ることは無いか、良い影響を与えられるのではないかと思ったので、このレンタル移籍をするっていうことを、その時点でどこに行くかわかりませんでしたけれども、するっていうことを選びました。
―今シーズンはこれとしてチームが戻ったら仙台でプレーするという気持ちはすごく強いですか?
はい、そうですね。僕がやはりこうやってプレーしているのもbjリーグ1年目からある仙台のおかげだと思いますし、そういう気持ちももちろんあるんですけれども、こうやって今シーズン、プレーすることは諦めていたんですけれども、救ってくれたというか、チャンスを与えてくれた京都のチームには本当に感謝していますし、仙台でプレーしたいっていう気持ちもあるんですけれども、まずはその前に京都のチーム、スタッフの皆さんに恩返し出来るように僕が良いパフォーマンスをして恩返しをしたいなっていうふうに考えています。
―それが仙台のブースターに伝わってくれれば良い?
やはり僕がバスケットをすることで仙台のブースターの皆さんも良い応援をしてくれてるので、僕が考えて出した行動が間違っていなかったのかなっていうのは本当に感じてますし、仙台のブースターはもちろんなんですけども、京都のブースターの皆さんにも感謝しています。
―来週は沖縄戦ということで仙台でチームメイトだった志村選手とマッチアップする可能性があると思いますがどういう心境ですか?楽しみですか?
小中高大と敵チームというかライバルというか、切磋琢磨した仲なので、それでやっとチームメイトになってまた別れるということなんですけど、もちろん個人的な戦いというか楽しみなんですけども、その前にやはりチームが勝てるように僕が良いパフォーマンスをしなきゃいけないと思ってますし、そのために精一杯努力はしたいなと思っています。
―こちらに来てから仙台のチームメイトの方とかと連絡とか電話で話したりとかされましたか?
はい、しました。チームメイトはもちろんなんですけども仙台のヘッドコーチの浜口炎さんであったり、トレーナーの北川さんであったり、選手はもちろんなんですけども連絡をとり合って、「そっちの状況どう?」とか例えば沖縄のチームだったら「沖縄はどう?」、うちなら「京都はどう?」とか「チームはどう?」とかそういうちょっとした会話っていうのは電話でしましたね。
―選手とかと「もう一度プレー出来たら良いね」とかいう話はしてるんですか?
それはあまり無かったですけれども、仙台から各チームに移動する時に今の背番号の89番っていうのを、チームの了承が得られれば、認められれば89番をつけないか?っていうのはしました。
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大分ヒートデビルズ
トニー・ハンソン HC代行
―今日の試合の総括について
前半うちらのチーム良くやって5点差で終えたんですけども、やはりマットの怪我もありますし、相手チームのインサイドからの攻撃に対応出来ていなかった点と、あとリバウンドもスタッツから見るとかなり開いてるというところと、あとフィールドゴールパーセンテージですね、この点からこの点差が開いてしまいました。
―マット・ロティック選手が怪我ということですがどこを怪我したんでしょうか?
かかとの部分なんですけども昨日のゲームで(痛めた)。今日見たら青く腫れてたので、それを考慮して今日は故障者に入れました。
―昨日でプレーオフの可能性がなくなってしまいましたが、今後のゲームで選手のモチベーションをどのように保たせますか?
幸いな点はうちらの選手は諦めたりする選手がいないので、プレーオフ行く行かないにかかわらず一生懸命ハードに競争心を持って一致団結していると考えてます。あと残り2ゲーム、島根戦がありますので最後まで戦っていくつもりです。