3月26日(土)沖縄県立総合体育館で行われた、琉球ゴールデンキングス対富山グラウジーズ 試合後のインタビューです。
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■桶谷HC
―今日の総括は?
今日試合が出来たことを幸せに思っています。富山のチームは、よくぞ沖縄まで来てくれてました。一緒に試合が出来て非常に嬉しいです。また、お互いのチームの選手も良く頑張ったと思いますし、一生懸命試合をしていたことを誇りに思いますし、明日ももっと良い試合ができればと思います。諦めないプレーは、まだまだ富山に負けていました。明日はその部分も負けないようにしたいです。
―震災後初のホームゲームとなりましたが、キングスとしてできる一番のこと何だととらえておりますか?
スポーツの力というのを信じて、自分達ができることはこのように皆さんに幸せを送ったり、力を与えたりすることだと思っています。
―そのようななかで選手達にはどのようなプレーを望んでいますか?
ほとんどテクニカルな話はしていません。40分間通して、精神論ではないですがその類の話をずっとしていました。選手達は逆になんこっちゃと思ったんじゃないかと。でも、気を抜かずに、期待に応えてくれました。
―志村選手の加入がきまりましたが、彼にはどんな期待を?
彼は持っているものを全部出してもらって、仙台の人たちために一生懸命プレーしてくれると思います。
■与那嶺選手
―今日はどんな思いでコートに立とうと?バスケットができるとというのが僕にとっても、キングスにとっても感謝すべきだと思います。また、僕らような西のチームが活動休止になったチームのためにも頑張らないといけないと思っていました。前半はちょっと良くなかったですが、後半のプレーは気持ちが伝わったと思います。
―今の日本状況のなかでキングスとしてできることは何だと思いますか?
やっぱり、募金活動であったり、コートの中でプレイすること。ぼくらが出来ることは微々たるものだと思いますけど、小さな力を合わせれば大きな力になると信じています。それを信じて、プレーすること、募金活動をすることを頑張って生きたいです。
―志村選手が加入しますが、どういった形になると思う?
志村さんも本当に複雑な想いがあると思います。志村さんの気持ちをしっかりと僕達が受継いでやっていきたいなと。志村さんを僕達でしっかりとサポートしてチームに早く溶けんでプレーする姿を仙台の皆さんに見せたいと思います。
富山グラウジーズ
■下地HC
選手達は良く頑張ってくれたと思います。それだけです。この2週間は全く練習できていません。選手達はモチベーシションを保つのに非常に苦労したと思いますが、選手達はよく行動してくれたと思います。ただ、僕は常に選手達に生きている事に感謝しなさいと言っています。人間性があってのバスケットボールだと思っています。
―沖縄に帰られての試合となりましたが?
いや、特にないですよ。ただ、バスケットをしに来ただけです。でも、アナウンスをされた時の皆さんからの歓声は嬉しかったです。感謝しています。
※当試合に関しては執筆者は質問しておりません。会見でのインタビューをそのまま転用致しました。