3月5日(土) 守口市民体育館で行われた パナソニックトライアンズ vs 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ 試合後インタビューです。
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スコアボード
3月5日(土)15:00
– | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
パナソニックトライアンズ | 30 | 13 | 21 | 24 | 88 |
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ | 26 | 16 | 22 | 21 | 85 |
【スタート】
パナソニックトライアンズ:#1木下、#6永山、#20カスタス、#24広瀬、#31青野
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ:#9梶山、#10中川、#11鵜澤、#20レット、#33内海
【レフリー】
小澤 勤 / 東 祐二 / 久保 裕紀
【主な個人スタッツ】
パナソニックトライアンズ:永山17得点(3P 5/8)、カスタス14得点6リバウンド、広瀬15得点5リバウンド3スティール、青野13得点12リバウンド
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ:レット21得点6リバウンド2スティール3ブロック、安部21得点(3P 4/5)、中川13得点6リバウンド
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パナソニックトライアンズ
清水 良規 監督
―今日の試合の総括
あまりにもディフェンスが悪すぎる。最初からわかっていることだけどね。相手はインサイドでバスケットしてこないよと、外へ引っ張り出してきてドライブしたりシュート打ったりいろんなことされるよと、それに対してちゃんと対応するように1週間練習でやってきたけれども、苦手意識があるのかしらないけれど、こういう結果になったね。
でも最後の5分でよく踏ん張れたのは非常に良かったと思う。勝ちきれたっていうのはね。普通あのリズムだったら、うちのいつものパターンだったら、負けてるやろうね。流れからいっても。
―高いところから来るというのは高い位置からのピック&ロールでしょうか?
そうそう。ピック&ロールでバスケットに入ってきてくれたら良いんだけども、行かないでポップアウトされちゃうからね。あれがきついんですよ、うちは。結局青野のところを1対1、あそこのところなんですよ。今日もだいぶ言ったんですけどね。明日はそういうことが無いようにと。
―逆に青野選手がファールアウトしたことでディフェンスが楽になった面はありますか?
そうですね。いつでもスイッチできますからね、そうなると。
―木下選手が抜けたのは?
やっぱりボール持ちすぎて「自分が、自分が」というところがあるから。やっぱりここは渡邉に任せたほうが良いんじゃないかということですよね。
―今日の渡邉選手の評価は?
うん、良くやりましたよね。セットの中でシュートも入れたし。ただちょっとやっぱりディフェンスのローテーションが間違ってるから、ここんところは注意したんやけどね。
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広瀬 健太 選手
もっと楽な試合をしたかったんですけど、ちょっと最後までわからない試合をしてしまったんで、そこは残念というか。勝ったので良かったですけどね。
―アイシンが今日負けて首位に並びました。それについてはどう思いますか?
僕らはアイシンと直接やることはレギュラーシーズンでは無いんで、何ともいえないですけど自分達の(ゲームを)しっかり一戦一戦やって勝っていけばもしかしたら、もう一回アイシンが負けるかもしれないんで、レギュラーシーズン終わってプレーオフに向けても良い戦い方、入り方が出来るように一戦一戦やっていくだけって感じですね。
―もう少し楽に勝てたと思ったのは具体的にどういう部分でしょうか?
ちょっと離したところで気を緩めてしまったりとか、あとオフェンスリバウンド取られたりとか得点をイージーにやったりとか、そういうところじゃないですかね。
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木下 博之 選手
先週プレーオフが決まって気を抜いてるわけじゃないですけど、第1Qだけが良いバスケットが出来たんじゃないかなと思います。それで最後やっぱり相手チームの外国人が一人やった分、相手が疲れてくれたので、そこでミスが出てきてくれたので、うちが勝ったという展開ですね。
―今日はもう少し楽に勝てたという展開でしたか?
いや、やっぱり集中力が切れた部分っていうのが(あった)。レフリーに今日みんなが集中力切らされた部分があったので、そこはやっぱり課題にしないといけないところなので、うちのバスケットが今日は全然出来てなかったと思います。
―アイシンが今日負けて首位に並びました。それについてはどう思いますか?
そこは全く意識してないですね。まだ7試合もあるんで。まず僕達が勝つことだけを考えてプレーしてるんで。
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渡邉 裕規 選手
ちょっと途中危なかったんですけど、逆転出来て良かったです。
―練習したことが今日は出来なかったと清水ヘッドコーチは仰ってました。それについてはいかがですか?
それもあるし、そんなこと言えども勝てたので。それは次の試合に修正すれば良いと思いますね。
―相手の機動力にやられた部分はありますか?
思いっきり(シュートを)打ってきて、それが入ってたんで、それはちょっと驚異でしたね。
―明日の試合はこの点を気をつけるということでしょうか?
受身にならないというか。攻めて、もうちょい余裕が出来る展開に出来れば良いかなと思います。
―相手チームが外国人選手一人を欠いてる中でこういう展開になってしまったのはどう思いますか?
それがもうちょいうちが離さないといけないと思うし、そういうところをついていかないといけないと思うんで。それはしっかりやっていきたいなと思います。
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三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
アントニオ・ラング HC
―今日の試合の総括
(パナソニックは)良いチームだし、いろんなタレントがいるチームだから、勝つチャンスはあったけど、それをものに出来なかった。明日もう一回やってみるしかない。
―高い位置でのピック&ロールが機能してましたが?
相手が大きいから。相手のオフェンスはうちをポストしようとしてるから。こっちもそれの裏をかいて、相手の大きい選手を高めのピック&ロールを入れようとしてただけ。勝ちたいから、みんな頑張った。
―残り29秒で3点差を追いかける場面でファールゲームをしたのは何故ですか?
試合の流れから見て5秒で点を取るのはさすがに難しいと思ったから、試合を長引かそうとしてFTを外してもらえるかなと思って、そしてそこで追いつけるかなと思って。(本当は)最後に(怪我でプレー出来なかった)ロンにシュートして欲しかったんだけど、彼がいなかったから、それで試合を長引かせたほうが良かったかなと思った。そういう作戦でした。
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中川 和之 選手
今日は粘ることは出来たんですけど、最後の大事なところで永山さんにビッグショット決められちゃったんで、あの時間帯粘れなかったのがやっぱきつかったですね。それ以外は結構よく頑張ったと思うんですけど、はい。
―今日は練習してきた通りのことが出来たという感じでしょうか?
そうですね、一応練習してきたことはやりましたし、コーチがゲームの中で指示したことも完全じゃないにしてもほとんど出来たかなと。
―今日高い位置からのピック&ロールをやってました。清水ヘッドコーチもそれにやられていたことを仰ってましたがそれについては?
そうやって相手チームのコーチに言ってもらえることは嬉しいですね。やっぱりパナソニックはビッグマンが大きいので機動力の部分でかき乱していくしかないと思っていたんで、それを多用していくように心がけてやりました。
―今日アイシンが負けたことでパナソニックと並んだのですが、そういう首位の相手に対して、また怪我人も多数いる中での3点差というのは自信になりますか?
こればっかりは、何て言うんですか・・・僕らも崖っぷちというか、それ以上の状況になっているんで、とりあえず勝たなきゃ何やっても一緒なんで。このリーグのチームで順位はもちろんありますけど、どのチームも弱いチームが無いんで、やっぱり勝たなきゃ意味が無いですよね。