1月9日(日) 大阪エヴェッサ vs 浜松・東三河フェニックス 試合後のインタビュー

1月9日(日) 大阪府立体育館で開催された 大阪エヴェッサ vs 浜松東三河フェニックスの試合後のインタビューです。

1月10日(月・祝)の試合はこちら | フォトギャラリーはこちら

********************

スコアボード

1月9日(日)18:10 ティップオフ

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
大阪エヴェッサ 16 21 21 28 86
浜松・東三河フェニックス 31 24 31 18 104

【スタート】
大阪:#3ナイト、#7今野、#33高田、#44リン、#50マーシャル
浜松:#7太田和、#9ディクソン、#11岡田、#12ラーカイ、#21パーマー

【レフリー】
上田、鬼頭、佐藤

【観客者数】
2,172人

【主な個人スタッツ】
大阪:#3ナイト 26点6リバウンド4スティール、#44リン 12点6リバウンド4アシスト、#7今野 6リバウンド
浜松:#34アーノルド 35点(3P 6/9)4リバウンド、#21パーマー 17点7リバウンド3スティール、#9ディクソン 14点6アシスト

********************

大阪エヴェッサ

ライアン・ブラックウェル HC

-試合の総括
最初のイージーに3ポイントを(決められて)最初のスタートのところのつまずいたところで試合の展開を持ってかれてしまったのかなと思います。あとは僕らがしっかり気持ちの入った、最初の出だしから良いスタートを切れるような、ゲームを支配するコントロール出来るような展開にしなければいけなかった。

-スパイラル・オフェンスのハンドオフのパスに対してアンダーで守るのか、それともショーディフェンスで前に出て守りにいく指示だったのか?
そこよりも最初の段階で気持ち的なものが向こうより下回っていたところ。アーノルドに好きにさせてしまった、特に彼をフリーにさせてしまったところがまず一番のところかなと思いますんで、そういう細かいところよりもメンタルなところを持ち直さないと明日も同じことになると思います。特にどんどん動く中でもう隙あらばどっからでもシュートを打ってくるっていうのはわかっていましたし、今日はそれにやられてしまったので明日はそこを徹底的に封じ込める、自分達の気持ちの入ったディフェンスをする必要がある。

-リン・ワシントン選手の今日の出来は?
非常にフラストレーション溜まる展開になってしまったのは残念なんですけど、こうなることはわかってました。向こうのチームの作戦としてはリンやビリーに渡った時はトラップかけて苦しめると。それにかかってしまったところがあったので。明日はリンに限らずボール持った選手がしっかり我慢強くボールをしっかり支配して、周りの選手がどう対応するか。飛び込むなりスペースに出ていくのか、そういう動きが必要。

********************

リン・ワシントン 選手

-今日の試合について
本当に一言、ひどいゲームでした。問題外です。

-非常にフィジカルなゲームでしたがいかがでしたか?
もちろんフィジカルなゲームだったと思うんですけど、とにかくロングショットにやられたと。そこかなと思います。そこに尽きます。

-相手チームのシュートの約半分は3ポイントを打ってくるんですが、なぜ止められなかったのでしょう?
一つ目は浜松のようなどっからでも誰でも3ポイントを打ってくるようなチームと今シーズン対戦してないというところで、僕らにとっては経験したことの無いエリアからの3ポイントということで、しかも全員シュートしてくるっていうところがまず一つの原因かなと思います。二つ目は明らかに彼らはインサイドでプレー出来ないっていうのは彼らはわかっています。そこのところをどんどん早く来るところを自分達がトランジションのディフェンスで止めれなかったところが(シュートに)いかれてしまったところかなと思います。

-第1Qに今野選手に対して怒っていた場面がありましたがそれについては?
あれは僕が翔太に言ってると思って翔太がリアクションしたんですけど、あれはチーム全員にどうするべきかを指示しました。

-ヘッドコーチもメンタル面で負けていたと仰ってましたがそれについては?
長いブレイクのあとだったんでこういう事が起きうることはしょうが無いと思うんですが、これはもうプロとしてしっかり明日修正してゲーム勘を取り戻してしっかりやるしかない。僕が聞いた話だと、浜松はどうやらこの新年のブレイクは二日間のみで、あとはほぼ練習だったと聞いてますので今日の(浜松の)勝利はこれが原因で浜松を助けたんじゃないかなと思います。

********************

浜松・東三河フェニックス

中村 和雄 HC

-試合の総括
全体的にはバスケットをやったっていうよりプロレスやったっていう印象が強いかな。そういう意味では良い感じでは無かったかなと。もちろん岡田は今病院行って検査してて・・・あのー・・・何人怪我したかな?僕もこういう荒っぽい試合は初めて。それから一方的にうけてることが、両方がうけるんであれば。だから僕はそのために審判がいるんだろうと思いますよね。こういうゲームはやりたくないですね。だから最後のほうは得点のキーである大口、アーノルド、ジェフリーはもう使わなかった。それはもう怖くて怪我しないように、怪我したら(怖い)。アーノルドとジェフリー(を出すの)は怖い。柱だから。

これは良い事ではない、お客さんにとっても俺らにとっても。特に今日は見せられるようなバスケットをしてたんで。ちょっと残念ですね。ゲームの感じっていうよりもそっちのほうが残りましたね。最後は怪我をしないで終わってくれればいいなという感じがありました。

-佐野選手が短時間ですがコートインしたんですが静岡県出身の初の選手ということで監督さんの期待も大きいと思うんですがいかがですか?
特別扱いするわけではないんですけどせっかくなんで、彼そのものも大学まで非常に能力があってJBL行って花が咲かなくて、それでもしかしたら俺にしごかれたらもう一回再生されるかなと思って職業投げうって来たんですよね。だからまだしばらく時間かかるでしょうけれども、あれだけイジめて何とか良い状態で、能力持ってる子だから一緒になって彼とはこれから。ちょっとどれくらいっていうのはわからないけれども時間かけながら。JBLの仲間に「そら、見たことか!」というような状態にしてやりたいと思ってます。

-新年初戦良い形で入れましたがいかがですか?
新年はあまり関係ない。バスケットっていうのは新年も元旦も無い生活でいくんですよね。だから改めてっていうのは無かったですね。

-東西首位対決でしたが?
あのね、あんまり意識無い。実際無かった。大阪1位っていうのはあんまり意識無くてやってたかな。それからテレビの人に聞いたら7連勝してるんだって、ここに来て初めて(知った)。あまり意識無いですね、そういう意味では。

-プロレスみたいな試合と仰ってましたが明日もそういう内容になるのでは?
相手次第でしょうけど。相手は意識無いでしょうから、やっぱりレフェリーだと思いますよね。(試合を)コントロールするためにレフェリーがいるわけですから。肘とかこういうのはもうダメなんだから。そういうのに注意して見てくれれば、そんな難しいことじゃない。みんな見てるんだから。何とも言えないよなぁ・・・見てたって言えばそれまででしょうし。どうしても僕らは僕らに有利なように見てるから、そういうことも起こりうるでしょうけれども。でもこういう感じでバスケットはやりたくないなって感じはします。

-太田敦也選手が攻守にわたって良いところを見せていましたが?
腹立ってやってるからわからない。後からビデオ観ないと何がどうとかいうのはわからない。

-大阪が7連勝している意識が無かったというのは大阪に強さを感じていなかったからですか?
いやいや、全然わからないじゃないですか、相手が何連勝してるっていうのは。

-(強さうんぬんではなく)単純にそういう意識じゃなかった?
全くもう(無かった)。だからイメージの中で大阪、滋賀、沖縄、京都もなかなかだと思う、能力的に見れば京都もいるかなと。それからもう一つどっかあったな。強いなというイメージはありますよね。当然ありますよね。だからその中の一つ。もうね西(ウエスタンカンファレンスのチーム)とはいいんだ。最後に一つ当たれば良いだけだから。そんなにもうね、神経も尖らせないし。アウェーだったら1勝1敗でも良いかなっていうぐらいで来てます。

-今日のスパイラル・オフェンスの出来は?
あのね、みんなに聞かれるんだけどバスケットっていうのはね、スパイラルは作戦の一つなんです。ただもう途中から大阪のゾーンが非常に多くなったんで、ちょこちょこと出るぐらいの状態かな。それで充分だと思ってますね。

-ビリー・ナイト選手の印象はどうですか?
ビリーはビリーですよ。

-去年と比べて
ビリーはビリーです。

-変わってないなという印象ですか?
変わるわけないじゃないですか。ビリーとかウェンデル・ホワイトはもうそれは素晴らしい。天性だから、得点取ることに関しては。そう思ってます。

-ある程度封じることも出来て良かったですか?
封じてないんじゃないですか。だからビリーはビリーでよく頑張ったって感じはしますね。

********************

ウェイン・アーノルド 選手

-今日の試合について
勝てたことがまず一番良かったという点で嬉しいです。あとはやっぱりどんどんチームとして成長していっているのでこの勝ちは大きいと思います。またこれには全然満足していないので、また明日フォーカスしてしっかりと準備したいと思います。

-第1Qにあれだけ気持ち良くシュートを打てたのは大阪のディフェンスが甘かったからですか?
大阪のディフェンスうんぬんというのは全然関係なくて、自分のシュートタッチが非常に良かったので、それが気持良く打てたっていうのに繋がって結果に繋がったと思います。

-毎試合ベンチスタートですがどういう形で試合に臨んでますか?
すごく前向きに考えていてゲームに集中出来るように準備をしていますし、いつでもゲームに入れるような気持ちも入れてますし、ベンチスタートだろうとなんだろうと関係ありません。

-今日は激しいゲームになりましたがいかがですか?
体力的にもタフなゲームではありましたけれども、自分達が自分達のゲームをしたので勝ちに繋がったと思います。大阪って7連勝してたっていうことで、それでホームで大敗したっていうことは明日はやっぱり今日以上に激しいゲームになると思いますが、それを待ち構えるわけじゃなくうちらも攻めてしっかりともう一個の勝ちを掴んで帰りたいと思います。

-東西首位対決に選手のみなさんは意識があったんですか?
ただ単に1位同士っていう対決なだけで、リーグにとってファンにとっては大きな週末だったかもしれませんが自分達にとってはリーグの中の1試合というふうに位置づけをしています。ですけれども自分達が1位ということに満足してないですしまだまだハングリーな状態にあるので、チャンピオンを取るまで満足しない状態にあります。

-新年初戦でしたがそういう意識はありましたか?
もちろん最初の初戦を勝てたっていうのは良い事ですけれども2010年に良い年を過ごせて2011年このまま突っ走っていきたいっていう気持ちはありますけれども、それ以上に大きなゲームだったので今日は。それに勝てたっていうことが一番嬉しいです。

-ちなみに元旦はどう過ごされました?
豊川っていう小さな街なのでチームメイトと一緒に集まってパーティーをしたっていうぐらいで特に大きなイベントはありませんでした。

-必勝祈願みたいな初詣みたいなことも無かったのですか?
初詣には行ってないです。

太田 和利 選手

-今日の試合について
出だしみんな集中して3ポイントもトータルで52%、すごいゲームでしたね、はい。前半は良くて後半がちょっと集中力切れで、ナイト選手に26点やられてしまったんで、その辺はちょっと明日修正しようと思ってます。

-ナイト選手とのマッチアップはどうでしたか?
昨シーズンずっと練習中マッチアップしてたんですけど、大概プレーはわかってるつもりだったんですけど、一枚も二枚も上手(うわて)だったなと思います。

-地元大阪でのプレーはどうでしたか?
すごい楽しみにしてたんですけど、一番悲しいのはブーイングされることですね(笑) でもそれを励みに頑張ります。

-今日非常にタフなゲームでした。明日のゲームはどう臨みますか?
今日もタフだったんですけど明日もう一つそれを乗り越えてもっともっとタフにディフェンスして、良い終わり方をして勝って帰りたいなと思ってます。

-中村監督に試合中に度々呼ばれてましたが何か指示があったんですか?
喝を入れられているだけです、はい。

-東西首位対決というのは意識ありましたか?
いや、特には意識はしなかったですけど。去年ファイナルで戦ってる相手だし、絶対に勝ってやろうという気持ちはありましたね。

-去年ファイナルやったという意識は出てきますか?
最初は意識しないつもりだったんですけど、やっぱりやっていくうちに出てきますね、はい、本能的に。