12月12日(日) 神戸市立中央体育館で開催された 大阪エヴェッサ vs 富山グラウジーズの試合後のインタビューです。
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スコアボード
12月12日(日)14:00 観客:1833人
– | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
大阪エヴェッサ | 34 | 20 | 16 | 20 | 90 |
富山グラウジーズ | 17 | 13 | 16 | 23 | 69 |
スタッツ(各種、トップ選手のみ記載)
大阪エヴェッサ:
リン・ワシントン19PTS ローレンス・ブラックレッジ9REB ウィリアム・ナイト4AST
6人 1STL ローレンス・ブラックレッジ2BLK
富山グラウジーズ:
ブライアン・ハーパー19PTS ブライアン・ハーパー8REB 水戸/他3人 3AST ブライアン・ハーパー2STL ブライアン・ハーパー2BLK
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大阪エヴェッサ
ライアン・ブラックウェル HC
-試合の総括
スタートの第1Qにしっかりディフェンスを気持ちを込めてプレー出来たっていうところと、それに伴ってオフェンスが安定して良い点が取れたっていうのは、その後の3Qにしっかり影響して全て40分間優位に進めることが出来て非常に良いゲームでした。
特に今日は小淵の代わりに入ったヒロ(高田)が勇気を持って自信を持ってボールをコントロールしてチームをコントロール出来て、良いところでボールを配給出来たり、早い展開でボールを前にプッシュすることが出来たのが良くなった要因の一つかなと思います。
-来週の試合から小淵選手がいない状態で試合をすることも考えられますが、それについては?
そうですね。やはり小淵の穴を埋めるのはヒロ(高田)の今の頑張りや活躍が十分に伴ってますので、非常に僕らにとっては暗いニュースばかりではないところが今後もあるんじゃないかなと思いますので心配はしてません。
-次の試合は宮崎戦ですがどう戦いますか?
今シーズン、1カードやってます。非常に危険性のあるチームだと思ってますけども、まずはうちが自分達の求めるバスケをしきるというところが一番のポイントかなと思います。
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高田 紘久 選手
-試合の総括
ディフェンスから早い展開に出来てたっていうのはやっぱり自分も最近心がけていることですし出来て良かったなと思うし、特にディフェンスが全体的に良くなってるのでそこはすごく評価されるところじゃないかなと思います。
-ヘッドコーチからフロントコートにボールをプッシュしろという指示を受けていると思います。今日の出来についてはどうですか?
僕がドリブルでガーっと持っていくこともそうですけどパスして早く繋いで(今野)翔太さんとかビリー(ナイト)とかリンとかが得点する力を持ってるので、そこにいかに早くパスを供給するか。相手がディフェンスを組む前に先に攻めてまうほうがすごく得点するのも簡単やと思うんで。今日はまあまあ良かったんじゃないかなと僕は思いますけど。これからまだまだ改善できるポイントあると思うんでこれから活かしていきたいと思います。
-具体的に改善できるポイントとは?
僕もやっぱりぽろぽろ、ちょっとしたターンオーバーがあったりとか。今これというものが僕自身見えてないとこもあるんで。どこっていうふうには言えないとこもあるんですけど、これから練習するにつけて見えてくることもあるし、自分でもまだまだこんなとこで納得してないし、自分が一番納得できるところまで追い求めてやっていきたい。
-7試合ぶりのスタートでしたがどういう気持ちでゲームに臨みましたか?
いや、特に。試合に出たときは全力でやろうっていうふうに思ってるだけなので、スタートに出るからとか交代で出るからとかそんなん関係なく別にこれといって心境に変化は無いですね。
-来週の宮崎戦はどう戦いますか?
相手がどこであろうがディフェンスするというのがチームの方針なのでディフェンスをして早い展開にもっていく。そのスタートラインというか、早い展開にスタートするのに僕が一番最初にボールを持ったりするパターンが多いだけでそこをいかに得点に繋げられるか、早い段階でフィニッシュできるか、プッシュして早くセットを組んだりすることを練習していかないといけないと思うので、小淵さんも怪我してどうなるかわからないので、自分がしっかりチームを鼓舞して頑張っていきたいなと思います。
-対決が楽しみな選手はいますか?
僕なんか下手くそなんで僕より上手い人ばっかりなんで、はい。必死に頑張ってやるだけです。
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富山グラウジーズ
衛藤 晃平 HC
-試合の総括
まずは大阪さんの素晴らしいバスケットに敬意を表したいなと思ってます。本当に素晴らしいプレーだったなと実感しております。それを踏まえて心技体ともに全てにおいて、うちが下だったなというふうに感じております。完敗です。しっかりと受け止めて頑張っていきたいなと思っております。以上です。
-昨日と打って変わっての第1Qだったと思いますがその辺はいかがですか?
結局メンタルが弱すぎて、オフェンスのシステムでちょっと昨日オーバーロードに対して対応されたということで、朝午前中の練習で共通理解を求めてやったんですけども、その中で大阪さんのプレッシャーに対してバタバタしたところで選手同士で権利ばっかり主張しすぎたんですね。こうしてくれ、ああしてくれ、チームメイトこう動いてくれって。言うのばっかりでディフェンスをするという義務が疎かになって、どんどん悪い展開になっていった。で、タイムアウトを取って「落ち着きなさい」「今はこういうことをしないといけないぞ」ってことを冷静にさしたんですけど、また流れ悪くなったままで。それはもうチームメイトに本当権利ばっかり求めて自分が果たすべき義務を果たさないでその繰り返しでバタバタとした1クォーター、それで全てが決まってしまった。
-差がついてる中でハーフタイムでの選手達への指示は?
もちろんプレッシャーをかけなさいと。まず小淵選手が今日いませんのでまだまだチャンスはあるぞ、ということは選手達に言いました。どんどんプレッシャーをかけてバタバタとしてしまえば大阪の選手達も落ち着きを失って付け入る隙が発生すると。ガード陣、日本人のプレイヤーにどんどんプッシュしてプレッシャーをかけなさいということを指示しました。
-連敗が続いていますが、それについては?
一勝一敗で一喜一憂するなとは言いますけど、ここまで5連敗なりますかね。どこかでやはり区切らないといけないと思ってますし、メンタルの弱さばかりが露呈してますのでしっかり普段の練習から修正して妥協せずやっていきたい、やっていく必要を感じています。
-次は地区を越えての対戦、京都との対戦ですが?
京都も非常に良いチームですし良いタレントが揃ってるチームですので、まずは根本的な自滅しないこと、まず我々がやるべきことをチームとしてしっかり戦うということをもう一回再認識させて、それからスタートラインだと思います。あとは向こうには絶対的なエースがまたいますので、それに対してはうちの選手に自分達の出来ることをまずは精一杯やろういうことを伝えたいと思っております。
-地元出身ということでいろんな思いがあって来られたんではないかなと思いますがいかがですか?
少なからず少しは成長した自分を個人的には出したいなという思いはありましたけれども、やはり選手がああいうふうに未熟な状態、権利ばかりを主張してしまうようなチームにしてしまったっていうのは責任を感じておりますし、しっかりと今回の悔しさを忘れずに肝に銘じて頑張っていきたい。