10月30日(土)大阪エヴェッサ vs 島根スサノオマジック 試合後のインタビュー

なみはやドーム サブアリーナで開催された 大阪エヴェッサ vs 島根スサノオマジックの試合後のインタビューです。

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スタッツ(各種、トップ選手のみ記載)
大阪エヴェッサ:
リン・ワシントン23PTS リン・ワシントン9REB 小渕雅9AST 小渕雅2STL ローレンス・ブラックレッジ2BLK

島根スサノオマジック :
石崎巧21PTS テリー・エバンス12REB 石崎巧6AST 薮内幸樹2STL ジェラル・デービス6BLK

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大阪エヴェッサ

ライアン・ブラックウェル HC

-試合の総括
(ゲームが)フィジカルになることは考えられて(いたので)、どれだけ負けずに戦えるかっていうところを焦点に考えてはいた。ただちょっと残念なのは前半は細かいところでリバウンドだったり、フリースローっていう小さいミスが出たんですけども、その後修正して、細かいところを負けないようにっていうところで、そこから逆転出来た。非常に良いゲームだったと思います。

-試合序盤にアウトサイドから攻撃されたのは想定外でしたか?
試合の準備に向けて、向こうのスカウティングをしてたんですけども、やはり非常に良いガードが揃っていてシュートはアウトサイドから来るっていうことは予測してました。そこに後半どうやってアジャストするかというところで、うちのチームが対応できたのが良かった。

-アジャストするのに具体的な指示は?
とにかくシューターについてはタイトにディフェンスしようということを伝えました。その後は特にヘルプですね、ピック&ロールからのフリーにさせてのシュートが多かったのでそこをチームディフェンスでヘルプして対応するようにっていうことで伝えて、基本的にはステップアップして詰めていけっていうディフェンスをするように選手には指示しました。

-島根のチームとの初対戦した感想は?
非常に良いコーチングされてるチームで、その中でさらにタレントも揃ってます。特に日本人のPGの選手はナショナルチームですし、もう一人のガードの選手も非常に良い選手であった印象を受けました。外国人選手は背が高く非常にアスレティックスで運動能力の高いプレーが出来る。一人欠けていたにもかかわらず、良いゲーム展開をされてしまったので、非常に良いチームだなという印象を受けました。

-明日の試合に向けて
どの週末もセカンドゲームはタフなゲームになりますし、特に今回の島根は非常にフィジカルな戦いになることは予測されますんで、それに負けないようにしっかりフィジカルを整えて気持ちを入れて戦いたいなと思います。

-今日の審判のジャッジについて思うところや言いたいことは?
いろんなコールがあるという中で、選手にはとにかくコールはあまり気にしないで、それは僕の仕事なんで。レフリーに対しては僕が責任を持って、選手にはプレーに集中するっていうことで。

良いコールも悪いコールも試合の中であると思うんですけども、審判の中にも若い審判がいてこれからリーグと一緒に成長していく必要もあると思います。ゲームによってはいろいろあると思います。

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島根スサノオマジック

ジェリコ・パブリセビッチ HC

-試合の総括
コメントは無いです。コートの中の人ではなくコートの外の人が試合の流れを決めたと思います。で、今日のように仕事をやってる人達がいると、私はそういう大会に参加したくないです。私たちは確かに新しいチームですけど、良いプレーをすれば勝つ権利もあるでしょう。こういうことをやると、お客さんがいなくなっても全然おかしくありません。あとで社長たちが集まってスポンサーがなぜいないんだと。こんなの見て誰がお金を払うんだと。で何のために私は選手達に練習しろって言うわけですか。2002年から私はテクニカルファールをもらってないです。人生では6枚。若いレフリーが来て私にそんな吹くんですか。

-試合内容については?
何を説明すればいいんですか。それは自分達が見たのを書けばいいんじゃないですか。

-bjリーグは審判の問題に対してどういった対策をすればいいでしょうか?
それはわかりません。bjリーグが決めることですけど、私は今唯一悩んでいるのはここに来て良かったかどうかです。

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横尾 達泰 選手

アウェーということでなかなか勝つのは難しい。最後、自分達のバスケットが出来なかったのは悔しいところなんですけど、明日も自分達のバスケットがしっかり出来るようにしたいです。

-第4Qで逆転されたのは何が足りなかったですか?
やっぱり審判とかそういうことを言ってはいけないんですけど厳しいジャッジもあった中で、その中で自分達がもっと頭を使って賢いプレーが出来なかったというのはこれからの課題であり、そういうところをもっともっと勉強して、次回に繋げていければなと思ってます。

-見えた課題はありますか?
僕らってディフェンスのチームで70点台に相手を抑えないと。そういうところで89点では取られすぎなんで。あとフリースローが相手に多かった分、あれが無ければってのもあるんですよ。明日はディフェンスをして出来れば70点代に相手を持ち込みたい。

-ジェリコHCが「試合の外の人間が試合を決めた」という発言をされてました。そのへんはどう思いますか?
(ゲームを)やるのは僕らなんで、監督は監督で、その考えは僕らの中では良いふうに思ってくれてるんだと思って、しっかりまた明日やるっていうことに変わりは無いと思います。

-横尾選手は課題をどう修正すればいいと思ってますか?
出だし、ちょっと相手に流れを持っていかれそうになった時に自分のシュートが結構入ったんで、そこは盛り返しが出来た。最後大事なときに自分でもっと動いてノーマークを作って大事なとこで決めるような場面をもっと引き出していけるようにと思います。

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石崎 巧 選手

まずは僕らとしては自分達がやるべきディフェンスを徹底出来ていたとは思いますけれども、ちょっとしたところで意思の疎通であったりとかミスが起きた部分で相手に流れを持っていかれる部分、特に3Qのところですね。そこがこの試合の分かれ目だと思ってます。

-昨年の西地区のチャンピオンと3Qまで上手く渡り合えた。第4Qは何が足りなかったのでしょうか?
本当に平たく言えば僕が大事なところでターンオーバーしてしまったところ。あそこがどうしても点が欲しいと思って僕が起点となると決めたプレーですし、そこをターンオーバーという最悪の形でしてしまったことが本当にこの試合の中では僕が反省すべき点で、それが全てかなというふうにPGとして責任を感じてます。

-ジェリコHCがレフリーに関する発言があったんですけども、それについては何か思われましたか?
もちろん納得行かない部分もあるにはありますけれども、僕らはただただ一生懸命プレーするだけですから。試合中に少し疑問に思ったことは、感情的になるんではなくてレフリーと話し合って納得できればそれで良いと思いますし、こういった状況の中でも勝てるだけの力を僕らは見つけるべきだというふうに僕は考えるので、これからも自分達のやるべきことを見失わずに、審判と戦うんではなくて、相手と僕らとバスケットをしていきたいと思ってます。

-チームの今の状態は?
少しやはり思い通りにいかない部分でフラストレーション溜まってる選手がいたり、また怪我人が多い中で少し外国人選手への負担が大きくて疲労が溜まっているところであったりとかあると思うんですけども、全体的にはそこまで落ち込んでるわけではなく、みんなお互いに声を掛け合ってすごく良い雰囲気の中でプレーできてるんじゃないかなと思ってます。

-明日に向けて修正すべき点は?
3Q・4Qの後半の部分で一気に畳み掛けられるところが多かった。オフェンスで、というよりは相手の連続得点を抑えるだけの僕らのディフェンス、粘り強いディフェンスっていうものをもっともっと見直していかなければいけないと思ってます。

-3Qで流れを持っていかれたといわれましたが、具体的にはどういうところで流れをもっていかれましたか?
僕らのディフェンスの中でのコミュニケーションミスであったりとかリバウンドのところの部分であったりとか、ちょっとしたディフェンスのミスですかね。そこを相手が上手くシュートを決めてきてしまったので、僕らがきっちりと責任を果たしてディフェンスをしていれば、ああいう結果にはならなかったと思いますし、僕らのディフェンスのミスだと思ってます。

-今回フィッシャー選手を欠いてアウトサイドの攻撃が従来とは違って変えてこられたと思うんですけど、今日はそれに関しては?
ひとりシューターがいないってのはチームにとって大きなことだと思いますし、その分は僕が得点力っていう部分で何とか補おうとは考えていたんですけれども、ゲームメイクという部分では今日は少しおろそかになっているところがあると思います。明日はもっとアウトサイドの責任を担う人間として、もう少しスマートにプレーしていきたいと思っています。

-島根のブースターが大勢いました。
アウェーの中でもあんなに大勢のブースターの方にいらっしゃっていただいて、とても驚いています。あまりbjの試合の経験が無いのでアウェーのブースターの数っていうのが普段どれぐらいっていうのがわからないんですけれども、その中でもあの一角(島根ベンチ裏)全部青いブースターの方っていうのはとても僕らにとっては心強いですし、本当に力になります。