10月3日(月) プレシーズンゲーム 新潟アルビレックスBB vs 滋賀レイクスターズ 試合後のインタビュー

10月3日(月)、十日町市総合体育館で行われたプレシーズンゲーム、新潟アルビレックスBBvs滋賀レイクスターズ戦の、試合後のインタビューです。

※参考 チーム提供による各選手の得点(速報のみ)

新潟アルビレックスBB
#1澤岻2pts、#5イッサ1pt、#6齋藤11pts、#13小松3pts、#15根東2pts、#21ザック12pts、#25ジュリアス21pts、#30ウィリー16pts、#32池田3pts、#73鳴海8pts

滋賀レイクスターズ
#0マーシャル16pts、#2ハミルトン8pts、#5小川3pts、#7ミュラー4pts、#8堀川5pts、#9岡田5pts、#11藤原DNP、#12石橋3pts、#31城宝18pts、#33ライス11pts、#91佐藤4pts

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滋賀レイクスターズ 石橋貴俊HC

-今日の試合について
「今日の試合の前半は、レイクスとしては非常に良い形で、ディフェンスでは簡単に相手にボールを渡らせないようにして、オフェンスでもボールを上手くシェアして、非常に良い出来だったんですが、やはり後半に入って足が止まってしまい、(相手に)簡単にボールを持たれたり、オフェンスでも悪いリズムになってしまいました。終盤になって新潟さんを追い上げていったんですが、結局はこちらのバスケが出来ませんでした。特に後半の第3Qはそういった場面が多かったと思います。ただ、まだいい面も(これから)見えてくると思います。

新潟さんも非常にいいバスケットをしていて、もう少しアウトサイドシュートを確実に決められていたら、簡単に負けていたと思います。そこをしっかり受け止めて、もう1回、足を作りなおして、ディフェンスをしていかなければいけないと思いました。」

-今日のゲームの収穫は
「今日は早い展開に持っていくように言っていて、そこの意思統一が取れていなかったりしたんですが、今日の前半に関しては、最後までいいプレーでボールをシェアして、ボールをスウィングさせていたので、いいオフェンスが出来たと思います。」

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新潟アルビレックスBB 廣瀬昌也HC

-今日の試合の総括と、澤岻選手について
「今日はやるべきことをやろうという話をしていたんですけど、それをやろうとする余り、ターンオーバーが7個か8個くらいポンポンと続いてしまって。出だしはアグレッシブに行こう、という事でそういったターンオーバーもあって、そこは凄く反省しています。(逆に)後半の立ち上がりは個人個人が積極的に行きましょうという事でアタックをかけて、そういう入り方も大事なのかなというのが、今日のひとつの反省ですね。

特に前回(プレ富山戦)はインサイドに対してすごくダブルチームが多かったので、その対策をこの1週間やってきて、それをやらなければいけないという形で、つまらないターンオーバーが出てしまいました。アグレッシブに(ゲームに)入っていかなければいけないというのが、反省材料ですね。

イッサの使い方なんですが、ゾーンに入った時は彼は相当シュートが入るんですが、今回のように中も中途半端、外も中途半端になってしまって、彼の良さが全然引き出せなかったです。それは次回に向けて修正していきたいなと思います。

澤岻に関しては、まだチームとして彼に引き出しを与えてないので、パスする場所が1箇所しか無くなってしまうと、そこを(ディフェンスに)張られてしって、非常に困った状況になるなという印象はあります。フォーメーションのプレーが崩れたときに、誰がどうやって攻めて行くかという所を整理してあげて、チームとしてこうしましょう、という形にしてあげればいいんじゃないかなと感じました。

まだコンディショニングもそんなの良くないし、ボールを持った状態では3割か4割と本人が言っているんで、これから3週間で、コンディショニングが上がっていけばもっといいパフォーマンスになっていくと思います。

今日は最初から、澤岻を使いながらもタカトで行こうと決めていて、彼も、澤岻が来たからじゃなくて、いろんな状況の中で、タカトにも成長していって欲しいと思って、敢えてあの時間帯で使ったんですけど、ちょっと中でうまく噛み合わなかった部分があるみたいなので、その辺は本番までに修正していきたいと思います。以上です。」

-今日のゲームの狙いは
「本当はインサイドを基点に、ファストブレイクからセカンダリーブレイクというのをしたくて、前半はすぐタイムアウト取って指示したりしたんですけど、実際はボールは中まで入っていて、そこからセカンダリーまで行かないというのは、その作り方をもっと上手くやっていかなければいけないです。そこで、最初から一人一人が1対1をアグレッシブに狙っていこうと。そこはやってみるとまだまだなので、もっとやっていきたいというのはあります。

インサイドのアタックについては、ジュリアスは(ポストで)ドリブルを付いてから(外に)出せるようになったので、後半はアグレッシブに行っていたと思います。(ジュリアスが)ドリブルを付いてからの(滋賀の)ダブルチームというのは想定内なので、アグレッシブに行きながらも(外を)見るというのが後半は出来ていたので、集中してやってくれていたと思います。そこは今週の練習で言ってきた事なので、良かったと思います。」

-澤岻選手が加わったチームを作り上げる事について
「あまりがんじがらめにしたら、彼の良さが出ないと思っています。今は枠の中で、最低限やることを決めていきながら、困った時に何をやるのか?という事をやっていったほうがいいような気がいます。ガードが長くボールを持ちすぎるというのは、僕自身も良くないと思うので、預けるところは預けるけれど、締めるところはしっかり締める、と。ただ、今はあまり規制せずにやったほうがいいかなと感じています。もう1週間やって(10/10の)東京戦の感触をみて、最終的に決めていきたいと思います。いい選手が揃っているので、それを引き出せるように、チームをまとめ上げていきたいと思ってます。」

-池田選手の負傷については(足首の捻挫)
「あれは、本人はやれると言ってたんだけど、トレーナーはちょっと止めましょう、と。ちょっと捻ったくらいで、本人も「出来ます」と言ってたんですが。まだ(詳しい)状況は聞いてないので、分からないです。」

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新潟アルビレックスBB #32池田雄一選手

-足首の具合について
「全然軽い捻挫なので、明日、明後日からまた練習できると思うし、なんの問題もないと思います。」

-自分としては後半もプレーしたかったんでしょうか
「そうですね、準備はしていたんですけど、大事をとって、今日は我慢という事で休ませてもらいました。」

-前半のプレーについて
「今日は序盤からリズムが悪かったわけじゃないし、タッチもいいと思ってたんで、「これからだな」という所でした。個人的には残念でしたが、チームは、内容はともかくまずは勝ったので、良かったと思ってます。」

-澤岻選手の加入について
「澤岻さんは皆さんご存知のとおり、実力もしっかりあるので、すぐにチームにフィットしてくれると思うし、まだ1回しか(一緒に)練習してないんですけど、すごくやりやすいイメージがあります。これからどんどんチームに馴染んで、チームにとって凄い力になってくれるのではないかと思ってます。」

-澤岻選手というPGが加入することによって、パスを受ける側の立場としては
「澤岻さんはパスも凄く上手いですし、(ボールが)欲しい時にパスが来る印象が強いので、そこで自分も生きてくるだろうし、周りの選手も生きていけばチーム力も上がると思います。まだ澤岻さんはコンディションが上がってないと思うんですけど、開幕までには間に合うと思います。そこからまた新たなバスケットを始めて、どんどん勝っていきたいと思います。」

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新潟アルビレックスBB #6齋藤崇人選手

-MVP賞の受賞について
「正直、取れるとは思っていなかったので凄く嬉しいです。」

-今日のプレーについて
「練習でやってきたこと、インサイドに(ボールを)入れて、そこから外にやるのか中にやるのか、その中と外の使い分けをやってきたのと、ディフェンスもやってきたので、そういった点を出せればいいかなと思ってました。あとは、早いテンポで試合が出来ればいいと思っていたのですが、それが出ているところと出ていないところがあるので、また来週頑張りたいと思います。」

-今日の試合で特に意識したことは
「インサイドとアウトサイドの連携、中と外のバランスというのが良かったと思うので、これからもっと頑張っていきたいと思ってます。」

-澤岻選手の加入について
「(自分自身は)ずっとアピールしていかなければいけないと思うし、彼も素晴らしいプレイヤーなので、いい所は盗みつつ、自分も負けないようにしっかりやっていきたいと思います。」

-今シーズンの課題は
「チームをまとめるという事がすごく求められていると思うので、そういったリーダーシップも必要だと思うし、今日のような積極的なシュートやドライブも狙っていきたいと思います。」

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新潟アルビレックスBB #1澤岻直人選手

-今日の試合について
「僕自身のコンディションが全然だったんですが、チームとしては「走る」という事を頭においてやっているんですが、もう少しアジャストしていかなければいけないなという感触はありました。」

-現在のコンディションは
「全く走れないし、動けないし、という事でコンディションを整えていきますが、特に新潟は走るんで、そこに足も加えてやっていきたいと思います。」

-初めて一緒にゲームをやってみて、チームメイトの印象について
「そうですね、やはり能力はあるんですけど、それをもう少し上手く生かしてあげるように意識していけば、もっともっとやりやすくなると思います。」

-開幕に向けて、澤岻選手が意識することは
「僕としては早く体を作ること、チームのきまりを把握すること。個々の選手の特徴をつかんで、それをどう使っていくかという事で、早い時期での調整というものが必要になってくると思います。」

-今シーズンのプレーの課題は
「今年はミドルシュートをもう少し打っていきたいです。」

-ブースターにどのようなプレーを見せていきたいか
「どんなプレーという事は無いんですけど、やはり早いバスケの中で、わっと盛り上がるような場面を作っていけたらと思います。」

-今日の試合中、澤岻選手が笑顔を見せながらプレーしているのが印象的でした
「ふざけてるわけじゃないんですけど(笑)、これまでいろいろあって、バスケットを出来る、というのがあって。バスケットボール自体をあまり触れない時間があったので、それも含めて、バスケットが出来るという事で喜びがあったのだと思います。また、各選手ともまだ昨日しか(一緒に)練習してないんですけど、練習の中で見た選手と違って、(試合では)どんな事ができる、こんな事ができるんだ、そんな事を思いながら見てやっていたんで、笑顔が出てしまったのかもしれません(笑)。」