3月21日(日) 大阪エヴェッサvs京都ハンナリーズ 試合後インタビュー

3月21日(日) 大阪エヴェッサvs京都ハンナリーズ 両ヘッドコーチの試合後インタビューです。

2010_03_21_benoit京都ハンナリーズ デービッド・ベンワーHC
-今日の試合を振り返って
川辺選手、ボスティック選手に早く戻ってきてもらいたいと思っています。今日はその他の選手には少し負担がかかっている部分が見受けられました。大阪の戦いぶりを讃えたいと思います。

自分たちはディフェンスの守り方として簡単なレイアップシュートをやられないように指示していましたが、(大阪の)外角のシュートがよく入っていたためこちらに流れを引き寄せることが出来ませんでした。

-ハーフタイムに指示したことは?
ディフェンスの部分を引き締めようという指示を統一しました。またオフェンスではボールが止まっていたので、ボールをよく回しお互い良いスクリーンをかけるように心がけました。

そして第3Qではパスもよく回っていて良い形でのオフェンスが展開出来たんですが、前半の点差、戦力が欠けているところ、また疲れも見えて最後のほうには力が足りずこういう展開になりました。ですが一生懸命戦った選手達全員を讃えたいと思います。

-なかなかアウェーで勝ててないですけど、どういう分析をされますか?
アウェーで勝つのはタフな状況と思っています。特に大阪のチームは倒すのは大変だと感じています。

シーズン中自分たちのキープレイヤーがケガに悩まされ、なかなか良い形でバランスが取れない中、選手たちに望むことは一生懸命プレーすることを望んでいて、選手たちはそれに応えているので良いチームが出来ているとは思います。

2010_03_21_tennichi大阪エヴェッサ 天日HC
-今日の試合を振り返って
アウトサイドショットが前半すごく入ってアドバンテージ取れましたけど、第3Qの初め、あまり良くなかったので、見えないとこだけどすごく悪いとこがいっぱいあったので、ああいうことが無いようにしたいなと思います。まだまだこれからやっていかないといけないんであまり浮かれずにやっていきたいなと思います。

-第3Qに相手に流れをつかまれた一番の理由、悪かったところはどこでしょう?
(京都の)3Pがぽんぽんぽんと入りだしたんで、入ってるのにクローズアウトのとこが甘いままでしたよね。だから誰が当たってるんだとか、誰がシュート打ち始めてるんのとか、それが入ってるのか入ってないのかとか、コートの中で判断していく必要があります。

そういうのいちいち言えないんだから、点が前半でポンと開くとそういうのが起こりがちですけど、ミスなんですよね、ディフェンスの。これから勝っていくには、そういうのが無いようにしていきたい。

-試合前のプランと達成できたポイントを教えてください
ラウーフには点取らせたくなかったんで。昨日からずっと引き続きやってるんですけど、ピック&ロールの対処の仕方は昨日(土曜日の試合)の前半より良かったと思ってて、そこは約束通り出来たんじゃないかと。

あとはラリーミ選手がローポストでボールをくれって言った時に、京都のチームはみんなシュートが上手いんで、簡単にボールが入るとそこからインサイドアウトっていうようなプレーにならないように。

bjリーグのチーム・選手がJBAに登録・加盟することが発表されたことについてのコメント

-天日謙作HC-
選手・コーチのレベルでは、特に変わらないんじゃないかなと思います。やっぱり選手・コーチというのは良かったら、むちゃくちゃ良かったら状況がどうであれ、日本代表入ってくれって言いにくるはずだから、選手なんか。

体がすごくビルドアップされてて、スキルが高くて、ディフェンスが出来ると。そしたら日本代表のコーチになった人は「あいつちょっととってくれ」って絶対言うはずだから。そこはあんまり変わらないんじゃないかなと思ってて、日本代表でプレーしたいという選手のモチベーションがあがるというのはあると思いますけど、基本的にはあまり変わらないなと思ってます。

スポンサーが取りやすいとか色んなことがあると思いますけど、そこは僕らが考えるとこじゃない。

2010_03_21_takushi-澤岻直人選手(京都ハンナリーズ)-
別に僕たちとしては変わらないので。それで何が変わるかっていうと、日本のバスケットボール界が変わるわけであってそこでプレーする僕たちにとってはそんなに変わりはない。ただ、これからの若い世代にとっては全日本に入れる可能性があるという部分では大きいかなと。

これからJBLとbjリーグがどういう風に歩み寄っていくかっていうのは日本のバスケットボール界にとってはすごく重要だと思うし、日本のために、それから将来の子どもたちのために良い方向に進んでるんじゃないかなと思いますけど。

2010_03_21_kawabe-川辺泰三選手(京都ハンナリーズ)-
バスケットをしてる中で一番っていうのが選手としては(日本代表が)頂点だと思っているから、小学生の時からもJBLにいる時も、ずっとそれを目指してやってきたから
今でもそれを意識しながらやってるし、その道がひらけたことはすごい嬉しいし、これでちっちゃい子らも、子供の夢とか、JBLにいける子とか、実業団にいる子とか、bjにいる子とか何も関係なく全員が一つの頂点を目指せるってことは、バスケ界にとってすごい大きな一歩やと思うからすごい嬉しいです。

-古巣である三菱電機との対決もありえますか?
もちろんやっぱりやりたいし、その時は絶対負けたくないって気持ちで望むと思います。