NBAファイナル第1戦はレイカーズコービー・ブライアントの40点、8リバウンド、8アシストの活躍などで100-75で初戦を圧勝した。
第1Qはターコルーの活躍もありマジックの2点リードで終了し、第2Qも2月に肩の怪我で欠場していたオールスターガードのジャミーア・ネルソンが登場し、いきなりアスシトを決めるなど復帰戦とは思えぬ活躍を見せるも、ここからコービーのショータイムが始まり次々にジャンパーを決め、このクォーターだけで12点の活躍。レイカーズ10点差で前半終了。
第3Qに入ってもマジックはコービーが止められず、自らジャンパーを決めたかと思うと、マークがコービーに集中すればボールを裁きアリーザのスリーなどをアシストするなど大車輪の活躍で第3Q24点差で終了。
第4Qに入るとレイカーズがベンチメンバーを多く使う余裕の戦いで100-75で大事な初戦に勝利した。
マジックは第2Qでネルソンを使い序盤はよかったが、復帰したばかりでゲーム勘も戻ってないし、スタミナもないのにマジックのバンガンディヘッドコーチが第2Q使い続けたことが一つのターニングポイントだったかもしれない。第2Q途中から明らかに疲れていたし、ここまで先発ポイントガードで頑張っていたレイファー・アルストンがずっとベンチを温めていたことで、彼のモチベーションを下げてしまっただろう。現に第2Qベンチにいるアルストンをテレビカメラが映すと不機嫌な表情を浮かべていた。
ただマジックにとって好材料は控えセンターゴータットがレイカーズに対していいディフェンスをみせていたことだろう。彼の安定したディフェンスがインサイドが大きいレイカーズに対して第2戦以降必要不可欠となるだろう。
それファイナル初体験の選手たちにとってこの初戦を経験し、緊張はほぐれただろうから、第2戦以降今日入らなかったスリーも入りだすだろう。
ファイナル第2戦は現地時間7日(日)に第1戦と同じロサンゼルスで行われる。