ジュン安永氏 琉球キングス取締役就任へ

元ニュージャージー・ネッツ社員でジュン安永の愛称で親しまれた安永淳一の琉球キングス取締役就任が内定した。
正式には2007年8月下旬開催予定の定時株主総会での決議を経て決定する。
安永氏は7月下旬に既に合流し、フロント業務を行っている。 

安永淳一(ヤスナガジュンイチ)

生年月日:1966年12月2日(40歳)
京都市生まれ。米国インディアナ大学にてスポーツ・マーケティングを専攻。
大学卒業後、ニュージャージー・ネッツ(NBA)に就職。入社1年目からシーズンチケットの営業で売上げ1位を獲得。
1996年にネッツが東京ドームで試合を行った際にチームに帯同した際の実績を認められ、オペレーション部マネージャーに昇格。1997年にはチーム専用練習場建設プロジェクトの責任者となり、オペレーション部ディレクターに就任。チーム遠征、施設、器具、イベント、警備、審判、フロント人事、質の高いカスタマーサービス、試合設営、試合運営、駐車場や公共交通など幅広い分野でネッツの舞台裏の現場責任者として活躍。
ネッツのフロントスタッフとして12年間に渡り公式戦通算1,030試合(495勝535敗)を経験。その間のチームの成績は、カンファレンス優勝2回(2002年・2003年)、ディビジョン優勝4回(2002年~2004年、2006年)。NBAフロント経験が最も豊富な日本人であり、ジェイソン・キッドをはじめとする多くのNBA選手から「ジュン」という愛称で信頼されている。

安永氏のコメント
『この度、琉球キングスに加入できたことを大変嬉しく思います。ニュージャージー・ネッツでの12年間の実務経験を琉球キングスに還元したいと考えています。沖縄は日本の中でもバスケットボールが文化として根付いている唯一の地域と言っても過言ではなく、日本一のチームを作れる土壌があります。沖縄バスケットボール界の更なる発展に貢献することにより、日本のバスケットボール界の振興に寄与できれば幸いです。琉球キングスを、強く愛されるチームにしていきたいと考えています。』
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