スター輝かずスペインがアルゼンチンを倒す

マドリードで開催された国際トーナメント決勝、スペイン対アルゼンチンは79-67で地元スペインが勝利した。

スペインは開始7分でパウ・ガソルがリバウンド時に負傷、背中に違和感を覚え(激しい腰の痛みか?)、大事をとってこのゲームを離れた。
一方アルゼンチンもエースのジノビリが完全に封じられ(22分間でフリースローによる1得点のみ)、スペインの首都でのラテン対決はNBAスターの対決は、本番までお預けという展開になった。それでもアルゼンチンはNBA勢のオベルトが16得点、13リバウンドと奮起し、ノシオーニが15得点と活躍するも終始スペインがリードする展開が続いた。

スペインはもう一人のエース、ファン・カルロス・ナバーロが調子が悪いながらも17得点、ベンチスタートのアレックス・ムンブル(この夏のマーケットでレアル・マドリードのターゲットとなっている)が16分間で14得点、来季からNBAトロント・ラプターズでのプレーが決まっているガルバホサが14得点9リバウンド、次世代のエース、ルディー・フェルナンデスも11得点と活躍し、チームは安定した攻撃力をしめし、アテネ五輪王者に完勝した。

なおパウ・ガソルの怪我は深刻ではなくチームとともに火曜日にシンガポールへ向けて予定通り出発するとの事。あわせてバックアップメンバーだったエドゥアルド・エルナンデス・ソンセカ(212cm)の代表落ちと、パウ・ガソルの弟、マルク・ガソル(212cm)の代表入りが正式決定した。