セルビア・モンテネグロ代表ガードがスペインリーグ入り

国内リーグFMPゼレズニクに所属するセルビア・モンテネグロ代表ガードのマルコ・マリノビッチ(183cm)がスペインのチーム、アカスバユ・ジローナと契約した。

ジローナは昨年新しい会長が就任し、湯水のごとく強化費を使い、バスケットボール界のチェルシーと呼ばれるほど次々の選手を獲得(ラウル・ロペス、ロベルト・ドゥエニャス、アリエル・マクドナルド、フェデリコ・カメリッチ、フラン・バスケス、ヘルマン・ガブリエルなどなど)、毎年のように降格の危機にあったチームを一気にプレーオフへ進むチームにした。

しかし今オフのマーケットではヘッドコーチにイタリアから元バルセロナのペシッチを迎えたほかは、ラウル・ロペスをレアルへ、フラン・バスケスをバルサにロベルト・ドゥエニャスをフエンラブラダに放出と、まったく新戦力獲得の動きがなかった。

この世界選手権でも来日するであろうマルコ・マリノビッチが、ペシッチの意向による補強第一弾となり、今後のジローナの動きからは目が離せない。