Coach Tommy 9月 10th, 2010

昨日の試合を見て分かるように、リトアニアは強いです!
リトアニアの選手はNBAで活躍していたKleizaなどがいますが、リトアニアのリーグで活躍する選手が多く、リトアニアのリーグはスペインやギリシャのチームに比べると露出が少ないので、みんな情報があまりなかったというのが正直なところでしょう。
実際、主力になっている選手は
#5 Kalnietis PG
#9 Delininkaitis PG
#4 Seibutis SG
#7 Pocius SG
#8 Gecevicius SG
#6 Maciulis SF
#10 Jasaitis F
#11 Kleiza F
#13 Jankunas PF
#15 Javtokas C
こうしてみると、インサイドはあまり強くない気がしますし、セルビアに比べるとサイズもさほど大きくはありませんね。軽く一人一人紹介します。

Kalnietisは2006年にも来日しているPG。当時は安定感はなかったけど、現在はだいぶ経験もシュート力も増したと思う。ハンドリング力よりも身体能力でプレイするタイプのプッシュガード。国内のスラムダンクコンテスト優勝経験も持つ。ハーフコートでのプレイがあまり得意でない印象。

Delininkaitisもなんと日本に来ていたらしいですね。地味ですが、老練なPGでハーフコートでのバスケットが上手い。ギリシャ戦では大活躍。Kalnietisとは違うタイプのガードなのでリズムを変えることができる。ギリシャのPAOKでプレイ。

かつてアテネの郊外で見たMarrousiというチームでプレイしていた時からのお気に入りのチーム。ちょっと話しかけたら気軽にサインに応じてくれた。その後ダラスにドラフトされるが、NBAではまだプレイしていない。あまりにもPociusがいいからか、今大会ではPTが少ない。アメリカ戦での活躍があるか。

今大会絶好調のPociusはなんとDuke出身。4年間でPTもさほど長くないため、記憶には全くない。なんとアメリカ戦は恩師コーチKとの対決でもあるわけですね。アウトサイドシュート、ドライブ、ディフェンス、基本に忠実で、スピードもある、個人的にはお気に入りNo1。
#8のGeceviciusは22歳のヤングスターSG。中国戦では大活躍したが、アルゼンチン戦はあれだけ大量リードしたのに出番がなかった。ケガの影響なのだろうか。

#6のMaciulisはG/F両方をこなせるスウィングマン。アルゼンチン戦ではJasaitisの控えに回ったが、予選ではほぼスタメンだった。身体能力が高く200mでディフェンシブな役割なのか。アウトサイドも打てるけど、接触が好きな印象。アメリカ戦では重要な役割となると思われる。

日本にも来ていたJasaitisは万能なSF。ディフェンスが上手で体を張った仕事ができるが、アウトサイドシュートが得意でアルゼンチン戦で大爆発。こんな良い選手とは知らなかった。

なんにしても一番重要なKleiza。体の大きさの割には非常に脱力した状態でプレイできるようになったなと思う。激しい接触の後でも柔らかくプレイできていて、見ていて参考になりますね。これだけのサイズでガードのようにプレイできる。ハンドリングが卓越しているわけではないけど、あまりムリして攻撃しないところが良いと思う。中国戦ではほぼ無敵だった。日本ではMaciuskasとSongairaの付き人と言ってもよかったけど、出世したねw
#13のJankunasはこれといった特徴がないPFに感じるけど、常にアグレッシブに自分の役割をこなそうとしているので、舐めてはいけない選手。機動力が売りだと思う。206cmは大きい方ではないけど、左利きなのが武器か。ペリメーターにシュートが実は上手い。インサイドが薄いリトアニアにとって、彼のディフェンスとリバウンドは重要だろう。

#15のJavtokasは2006年、2008年にはディナモで2回の来日経験あり。半端じゃないパワーは豊川でも圧倒されました。ジャンプしてからダンクまでが速い速い。どうも少しケガしているようだけど、彼がいないとアメリカ戦は成り立ちません。頑張って。欲しい。写真右は豊川にて。Shu-Kさん撮影。
すこし残念なのは、NBAドラフトもされた218cmのAndriusukeviciusの出番がほとんどないこと。アメリカは高さがないからね。ちょっと彼の出番も5分くらいあっても面白いかと思うのですが。
ということで、リトアニアのまとめでした。やはり若さとスピードある攻撃がリトアニアの売りでしょう。アルゼンチン戦ではトランジションで圧倒できたけど、アメリカはトランジション勝負してはダメですからね。ハーフコートオフェンスでのスピードある展開が必要だと思います。アルゼンチン戦ではビックマンがオフェンスの中でスクリーンに行くスピードが速かったので、ScolaやObertoがそれに対応できませんでした。アメリカ戦でもそういったオフェンスは有効かなと思います。
とりあえず、明日の試合まで待てませんが頑張りましょう^^