復活!!
Coach Tommy 8月 15th, 2008
先ほど、NHKの放送予定を見たら、USA対ギリシャの放送が復活していた。
4時55分~6時。かなり短縮しての放送にはなるが、やらないよりはマシ。詳細はこちら。
このブログを見て心を改めてくれたのだろうか、NHK(笑)
さて、朝から、スペイン対ドイツはそっちのけで、2日目のスペイン対中国が気になっていたので見てみました。
スペインは(おそらく)中国を相当舐めていたような感じで、スタメンにラウル・ロペスやレジェス(レジェスはもともとスタメンですか?)を使い、できるだけ主力を休ませて勝ちたかったのではないかと思う。
しかし、序盤から中国の猛攻を受け、ラウル・ロペスは最初の6分で交代(その後出番なし)。以降、カルデロンとリッキー・ルビオの2人でPGを回していた。
初戦のギリシャに良い勝ち方をしたことで、かなりの気の緩みがあったのか、スペインはなかなかリズムをつかめない。序盤、ルディ・フェルナンデスが好調でなんとかついていけていた感じ。
両ベンチの動きが出たのは第2Pの5分を切ったあたり、スペインは1-3-1ゾーンに。トップにリッキー・ルビオを置くことで、彼の運動量を活かすディフェンスなのだろう。ちなみに、一番重要な、ゴール下の1はヒメネス。彼の献身的なディフェンスなくしては、1-3-1は成り立たない。しかし、ヒメネスはスピードがあるわけではないので、両サイドのコーナーのディフェンスに追いつけるのか不安だと思った。
予想通り、最初のポゼッションこそ、中国にムリなシュートを打たせることに成功したが、2ポゼッション目には、ヤオのショートコーナーに簡単にボールが入り、得点を許す。それから、コーナーへの素早いパス回しにヒメネスが追いつけず(簡単にボールを回させてしまうのはチーム全員の責任だが)3Pを決められる。
これだけ簡単に対応されては、ゾーンは失敗だったと言わざるを得ないでしょう。
かたや、同じ時間帯、中国はマッチアップゾーンでスペインのリズムを崩すことに成功。スペインは3Qもリズムに乗れず、なんと10点しか取れなかった。第3Q終わった時点で14点中国リード。信じられない展開ですよね。
たぶん、スペインの選手たちが一番信じられなかったはず(笑)
中国はバックコートのLiu Weiと、Zhu Fangyuに9本の3ポイントを決められ、また、流れに乗れそうなタイミングでことごとく、Wang ZhiZhiにシュートを決められてしまう。さすが元NBA。214センチであの素早いドライブ。ヨーロッパにも、彼を超える選手はなかなかいないでしょう。
ゲームの中で一番驚いたのは、この中国にリードされた苦しい展開で、第4Qに一番コートにいた選手はリッキー・ルビオだったこと。ロスターには入ったものの、スペイン協会としては、経験を積ませることが一番の目的で、アテネの時のレブロンやかーめろのように、ベンチにいる時間が長くなるものと、個人的に思い込んでいた。
しかし、結果的に流れを変えたのはその17歳のリッキー・ルビオだったと思う。彼の仕事は、ガードにプレッシャーをかけること。実際、リッキーにマッチアップされた、PGのLiu WeiやChen Jianghua(実は彼も18歳)は第4Q、ボールを運ぶのがやっとという状態、まるで大人にマッチアップされた中学生のようだった。それはリッキーのディフェンスによるもの。結果、中国のオフェンスは崩れ、スペインのオフェンスにもリズムが出てきた。終わってみれば、リッキーは5スティール。
リッキーは大事な場面でのアシストも光った。ガソルへのアリウープパス。圧巻は速攻が失敗し、セットオフェンスを組み立てるため、リズムを変えると見せかけて、ゴール下のガソルへのビハインド・ザ・バック・パス。終盤のあの落ち着きっぷりはどうだろう。本当に17歳か(笑)
スペインのプレイヤーたちも、当たり前だが、彼のことを相当認めているようだ。チームの一員として、浮いた様子は見えない。
リッキーと同じく、昨シーズンバダロナ(DKVホベントゥット)で活躍した、ルディ・フェルナンデスも素晴らしい動き。ドライブのアウトサイドシュート。安定感がでてきた。来年、NBAでの活躍がより楽しみになった。
ルディの活躍により、ベンチからの登場になった、ラ・ボンバことナバーロも大切な場面でビッグショットを決める力は顕在。短い時間で、大量得点を取る爆発力は相手チームに恐怖を与えるでしょうね。
マルク・ガソルの成長も忘れてはならないでしょう。2年前に比べると自信に満ち溢れたように見え、まるで別人のようでした。
結果、ぎりぎりでOTに持ち込み、OTはスペインが圧倒。OTでは、リッキーとカルデロンが一緒にコートに立つというスタイルも見せてくれました。
ガルバホサと、ケガをしたヒメネスの調子が上がらないのが少し心配ではありますが、すれを差し引いても、スペインは2年前よりも完成度が高くなったような気がする。予選で、アメリカを倒す必要はないので、負けるかもしれませんが、トーナメントではアメリカはもっとも戦いにくいチームではないかと改めて思いました。
そして、中国。予想以上に力はある。アジア枠を増やすためにも、ぜひ頑張って、決勝トーナメントに進んでほしいですね
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