Archive for 5月, 2008

Email from Mahmoud

Coach Tommy 5月 31st, 2008

先程、ラウーフから久しぶりのメールが届きました。

今シーズン、サウジアラビアでプレイしていた彼ですが、3週間前にアトランタの自宅に戻り、家族との一時を楽しんでいるようです。

さすがに、ヨーロッパと違ってサウジアラビアのバスケ情報を得るのは容易ではなく、いつシーズンが始まりいつ終わったのか分からない始末です(苦笑)
asia-basket.comを見てもほとんど情報ないんですよ。

しかし、今見てみると、アラブのクラブチャンピオンシップやってたんですね。「ラウーフの努力及ばす」という見出しでニュースになってました。

本人曰く、今シーズンアベレージで30ポイントくらいは取っていたとか。さすがとしか言いようがないですね。

アラブチャンピオンシップでも、3試合で33点、27点、25点という活躍だったみたいです^^

来期はどうするつもりなのかまたメールしてみようと思います。

メールの文中に「Sent via BlackBerry by AT&T」とか書いてあったので、なんのことかと思ったら、彼の使ってる通信機能の携帯情報端末でした(笑)

豊作なドラフト

Coach Tommy 5月 28th, 2008

先日、ドラフトの抽選が行われ、にわかに盛り上がりを見せるドラフトですが、今年のプレイヤーは来期どのような活躍を見せてくれるでしょうか??

ここから約1ヶ月、プレイオフと共に、ドラフト予想が盛り上がる時期だと思います。個人的には豊作なドラフトになると予測しています。

ドラフト当たり年といえば、過去96年(Kobe、Iverson、Nash、Ray Allen、Marbury等)や最近では03年(LeBron、Carmelo、Wade、Bosh、David West等)が注目されることが多いですが、個人的にはこの見解は間違っていると感じています。

いや、正しくいえば03年などの選手で言えばまだ5シーズン目。当たり年だったかを判断するにはまだまだ早い段階にあるような気がします。

90年代の選手はいまや、ほとんどが10年目以上のベテラン。入れ替わりの激しいリーグで10年プレイすることは本当に大変なことです。毎年60人がドラフトされ、その選手たちを含め、誰かがリーグを去らねばなりません。
10年以上活躍する選手は本当の実力者といえるのではないでしょうか??

さて、今プレイオフで活躍する10年以上のプレイヤー(97年ドラフトより前)に限って、どんなプレイヤーが今も活躍しているのか検証してみたいと思います。チームカラーもこれによって見えてきますよ。

まずは1回戦で敗れたチーム。
Atlanta
なし

Toronto
Anthony Parker(97)

Philadelphia
Kevin Ollie(97R 彼はドラフト外です!)のみ

Washington
Antonio Daniels(97)

Denver
Allen Iverson(96)、Marcus Camby(96)

Dallas
Jason Kidd(94)、Eddie Jones(94)、Juwan Howard(94)、Jerry Stackhouse(95)、Eric Dampier(96)

Phoenix
Shaquille O’neal(92)、Grant Hill(94)、Steve Nash(96)、Eric Piatkowski(94)

Houston
Dikembe Mutonbo(91)、Tracy McGrady(97)、Bobby Jackson(97)

セミファイナルで負けたチーム
Clevaland
Illugauskas(96ドラフト、97R)、Joe Smith(95)、Eric Snow(95)

Orlando
Tony Battie(97)、Adonal Foyle(97)

New Orleans
なし(Stojakovcは96年ドラフトですが98R)

Utah
なし

現在Cファイナルで戦うチーム
Boston
P.J Brown(92年ドラフト93R)、Sam Cassell(93)、Kevin Garnett(95)、Ray Allen(96)、Scott Pollard(97)

Detroit
Lindsey Hunter(93)、Antonio McDyess(95)、Rasheed Wallace(95)、Theo Ratliff(95)、Cauncey Billups(97)

LAL
Kobe Bryant(96)、Derek Fisher(96)

San Antonio
Robert Horry(92)、Michael Finley(95)、Brent Barry(95)、Damon Stoudamire(95)、Kurt Thomas(95)、Tim Duncan(97)、Jacque Vaughn(97)、Bruce Bowen(96R 93年にエントリーするもドラフトされず)

以上のような結果となりました。
年代別に見ると、ルーキーシーズンが、
91年 1人
92年 2人
93年 4人
94年 5人
95年 11人
96年 7人
97年 12人

91年や92年の選手がまだ残っているのはスゴイですよね。もちろん、年代が後ろに行けばまだ若いということなので人数が多いのは当たり前ですが、こうしてみると95年ドラフトの選手は実力派が多いことに気がつきます。
しかも、現在カンファレンス・ファイナルを7人が戦っている事実。これは97年の4人を上回っています。強いチームには95年組がかかせないんでしょうかね。
93年組の3人がBostonとDetroitで主力として活躍しているのも見逃せません。

いわゆる、フランチャイズビルダーの選手はほとんどいない(Garnettくらい)95年ですが、勝てるチームにかかせない選手ばかりです。こんな見方もドラフトの一つの側面と思い検証してみました。

今年のドラフトの選手たちも、長い目で見守っていきたいと思う今日この頃です。

Phoenix Mercury

Coach Tommy 5月 19th, 2008

大神選手ついにやりましたね。

日本人2人目。快挙だと思います。しかも昨年のチャンピオンチームですから、スゴイことですよね。

素晴らしい技術と、精神力を持っている選手ですから、きっと通用するのではないかと信じていました。

WNBAの場合、夏にシーズンをやるため、他のリーグとの掛け持ちができるのが良いですね。スーパースターDiana Taurasiも冬はロシアでシーズンを過ごしているとか。
その分、選手は休養が短くて大変でしょうけどね。さらにはオリンピックやその予選に参加する選手がほとんどでしょうから。

昨日、大神選手のデビューは日本のいろいろなメディアで取り上げられていました。それ自体はうれしいことなんですが、アメリカでは全く違うことが注目されていました。

それは、対戦相手L.A Sparksのルーキー、Candace Parker !!

ESPNのニュースを良く見ている人なら名前くらいは知っているかもしれませんが、昨年まで女子の名門テネシー大学でプレイし、2年連続チャンピオンに導きました。

彼女は、NBAラプターズのAnthony Parkerの妹さんだとか。

193センチという長身と、恵まれた体格はWNBAのPFやC並み。しかし、大学時代はGからCまで様々なプレイをこなし、昨日もデビュー戦でありながら、34Pts、12Rebs、8Asts、3Pt2本。という凄まじい数字(ルーキーデビュー戦記録だとか)を叩き出し、Phonixを破りました。

ちょっとしか見てないですが、外から中からスゴイですよ^^ 昨日の試合はこちら

そして、驚くべきは彼女のダンク。SparksのチームメイトとなったLisa Leslieはダンクすることで有名ですが、Parkerも大学時代ダンク7回はNCAA記録だとか。
ちなみに、2005年のMcdonal’s All Americanのダンクコンテストでは、Josh SmithやJ.R Smithをおさえて優勝(笑)

まさに女版レブロンの登場かもしれませんね。今後の活躍が楽しみです^^

ちなみに彼女はラプターズやMaccabiなどで活躍しているAnthony Parkerの妹さんだとか。

O.J Mayo大丈夫?

Coach Tommy 5月 15th, 2008

先程ESPNのニュースを見ていたらO.J Mayoが高校時代(?詳しくは忘れました)に約300万円の金銭を受け取ったとのことで、NCAAとUSCから調査されるとの報道がありました。

14歳のときから全米で有名だった彼のことなので、別に驚くことではありませんが、もし事実だったとしたら処分はどうなるんでしょうか??

タブセ選手のブログでも、NCAAのルールについて、自分の体験もふまえ、語られています。

こういう場合、もし大学が金銭を渡していたとしたら大学が処分されるのは当たり前と思いますが、本人はどうなんでしょう??

Mayoはドラフトにエントリーしていますが、それは影響するんでしょうか?

これからの情報に注目したいと思います。

それとは別件、

先日も書きましたジョージタウン大学、あのセルティックスのヘッドコーチ、Doc Riversの息子、ジェレミア・リバースと控えセンターのヴァーノン・マックリンがトランスファーを決めたようです。リバースはディフェンス力が売りのPG、これからウォレスが卒業してスターターになるのに。。。
そして、マックリンはマクドナルドオールアメリカンのセンター。ヒバートがいたためプレイタイムがなかなかもらえませんでしたが、これからって時に。。。

プリンストンオフェンス嫌いなのかな?能力があるプレイヤーには複雑なのかもしれません。。

プリンストンオフェンス2

Coach Tommy 5月 12th, 2008

今更って感じですが、書き途中だったので書きます。

昨日やっと、BigEastカンファレンストーナメント決勝を見ました。

カードはピッツバーグ対ジョージタウン。

昨年と同じ顔合わせということもあり、とても面白い試合になりました。

ピッツバーグは、アウトサイド中心のチームではありますが、インサイドに強力なリバウンダーを持っていることもあり、シーズンが進むにつれて成長してきたチーム。ガードのエース、フィールズ(デューク戦で決勝シュートを決めた)とNBAからも注目されるフォワード、サム・ヤングの身体能力は必見です。

さて、対するジョージタウンですが、昨年ファイナル4まで進み、今年はさらにその経験でパワーアップすると思われましたが、周囲の期待(私の期待かも)とは裏腹に、いまいち乗りきれない感じがありました。もともとロースコアゲームをするチームなので、地味に見えるためかもしれません。しかし、ランキングは常にTop10内でしたし、力はあります。

中心選手はもちろん7-2の身長を持つロイ・ヒバート。ただでかいだけでなく、ポストからの多彩なフットワークを持ち、両手で打てるフックが持ち味です。そのほかにも、フォワードに2年生のザマーズ、ベンチからユーイングJr,1年生でシュートの上手いフレッシュマン、フリーマン(昨年、能代カップに来ました)等、素晴らしいタレントを持っています。

先日のブログで、私が中学校でプリンストンオフェンスに取り組んでいることは触れましたが、ジョージタウンが昨年UNCを破った試合では、プリンストンオフェンスのモーション、バックカットや、フレアスクリーンが見事の機能し、能力のある黒人選手でも、プリンストンオフェンスが有効ということでにわかに注目を浴びました。

私の中学も取り組み始めて早3ヶ月、生徒たちも一つ一つのプレイを理解し、くり返し、かなり身体に染み付いてきたこともあり、以前よりもスムーズにオフェンスが展開できるようになってきました。まだ、試合での経験が少ないので、これから練習試合での調整が必要ですが、私のイメージよりも選手が早く適応してきていることに、私自身驚いています。

今回、ジョージタウンはランク外のピッツバーグ(トーナメントでルイビル等を破り勝ち上がっているので、もはやランク外という表現は適切ではないかもしれませんが)に敗れてしまうわけですが、この試合はコーチという視点で見ている私にとっては、とても研究価値の高い試合でした。

試合の敗因の1番はジョージタウンのファールトラブル。ヒバートのプレイタイムが制限されてしまったのが一番痛かったと思います。インサイドのキーマンがいなくなり、ゴール下を制したのはピッツバーグでした。特にフレッシュマンのセンター、ブレアは良いところでオフェンスリバウンドを取り、アウトサイドからのシュートを気持ちよく打つお膳立てをしたと思います。

第2の敗因は、ヒバートがプレイしている時に、ヒバートのローポストのプレイが少なすぎたことでしょう。プリンストン・オフェンスはコートを広く使い、ゴール下にスペースを作るモーションオフェンスなので、ついついヒバートという武器を忘れやすくしてしまうのかもしれません。ヒバートが数回の1オン1をしかけましたが、そのほとんどは成功しました。もっとしつこくそこを責めれば、ファールトラブルに陥ったのはピッツバーグのほうだったかもしれません。

結局、プリンストンオフェンスはあくまでオプションであって、フォーメーションではありません。選手は習慣だけで動くのではなく、その試合相手によって戦い方を変える必要があると強く感じました。

結果的に、その後のジョージタウンは第2シードを獲得したものの、2回戦でデビッドソンに敗れるというアップセットをされてしまいました。スティーブン・カリーの大活躍をなしにこの試合を語ることはできませんが、ジョージタウンのオフェンスが機能したとはとてもいえない試合でした。

やはり、プリンストンオフェンスは、小さく守る(バックカットを意識した)ディフェンスが苦手なようです。それと、どうしてもゾーンディフェンスをされると、ジョージタウンの勢いは止まってしまった様な気がします。それを破るにはやはりアウトサイドシュートが鍵になるんですね。やはり、システムだけでは勝てませんね、バスケットは。

いろいろと考えさせられる試合でした。

この試合とは関係ないのですが、先日とあるきっかけでアメリカ・ワシントン州でプリンストン・オフェンスを学んできた、コーチ・Shoさんと出会いました。なんと彼はプリンストン・オフェンスをマスターしようと、ピート・キャリルに会いに行ってしまった男です。スゴイ行動力でまだ一度しかお会いしてないですが、すでに私の師匠です。出し惜しみなく、いろいろな資料や経験を頂きました。そのうちそのことを紹介したいと思います。彼のブログはこちら

FIBAクラブ選手権

Coach Tommy 5月 5th, 2008

ついに開催されることになったんですね。

お世話になっているこちらのブログでも、紹介されていますが、確かにあまり話題にならないことは悲しいことですね。

この大会は毎年開催されていくんでしょうか??

まだまだ分からないこともたくさんありますが、ともあれ、日本人プレイヤーにとっては目指すべき道がまた一つ増えたといっても良いと思います。

日本のクラブチーム(JBLもbjも)はぜひ、この大会の出場を目指して頑張ってもらいたいです。

もし、目指すのであれば、いろいろ問題視されている外国人プレイヤーもとても頼もしい存在になるはずです。ぜひ日本のクラブがNBAやヨーロッパの強豪と試合するのを見たいですね。きっと日本のクラブのレベルも上がりますし、結果的に日本人選手の技術も向上するのではないかと思います。それに、もしNBAと対決なんてことになればメディアに注目され、結果バスケット人気も上がることでしょう。

また、日本のクラブだけでなく、日本人選手個人としても、海外のクラブチームからこの大会に出場することを目指すことが可能になります。

アメリカ人選手が、ヨーロッパのチームでプレイすることは当たり前のことですが、NBAを目指す日本人選手はいても、ヨーロッパのプロを目指す日本人選手はほぼ0と言ってよいのではないでしょうか。私が知らないだけかもしれませんが。。。

ともあれ、この大会の出現によって、少しはヨーロッパやその他地域のクラブチームへ目を向ける選手が増えてくれば、とてもおもしろいと思います。もし、日本人がユーロリーグに出たら、テレビで放映する日が来るんでしょうか?個人的にそれが楽しみです(笑)

果たしてNBAチームは出場するのか??

NBAの立場から見ると、あまり出場自体にメリットがないのでは??なんて思ってしまいます。今はNBAヨーロッパライブなんてのもやってますし、NBAにとっては「勝って当たり前、負ければ恥」という見方をされてしまうわけです。権威が損なわれることはあっても、上がることなし。そんな大会になるような気がするんですけど。それを見越してのFIBAのルール改正なのかもしれませんね。ある程度条件をNBA有利(NBAルールに近づける)にしないと、NBAが乗ってこないと考えているのでしょうか。

今年6月に開催地発表。第1回はどこなんでしょうね。やっぱりNBAのことを考えてアメリカになりそうな気がします(苦笑)

今後の展開が楽しみです^^

ルール変更

Coach Tommy 5月 1st, 2008

ここ数日、バスナビブログなどで盛り上がっているルール変更について考えています。

主な変更はご存知の通り、

1, 3pラインが6m75cmに(50cm遠くなる)。
2, ペイントゾーンが台形から長方形に。
3, ノーチャージエリアが作られる。

ここ最近も、クォーター制になったり、30秒が24秒になったり、大きく変化してきたと思いますが、今回の変化はいろんな意味で過激。NBA選手が有利になることは言うまでもなく、否定的な声が多く聞かれそうだと見た瞬間思いました。そのうちディフェンスの3秒もできたりして。

ルール変更の意図が明かされていないので、狙いがどこにあるのか分かりませんが、ルール変更後、バスケはどう変わるでしょうか??

その1、まず、3pラインが遠くなるとどうなるか??これについてはNBAがかつて94-95シーズンから実施していますので、その時のことを考えると分かりやすくなるかもしれません。
NBAは80年代後半から90年前半にかけて、ディフェンス力のあるチームがリーグを支配する時代となりました。デトロイト・ピストンズがその走りだと思いますが、その後のシカゴ・ブルズも、ジョーダンやトライアングル・オフェンスばかり注目されていますが、リーグ屈指のディフェンス力を持っていたチームであることを忘れてはならないでしょう。また、シカゴのライバルだったニューヨークも。「鉄のカーテン」と呼ばれる闘志溢れるディフェンスが売りでした。その結果、100点を超えるゲームが少なくなり、80点台や70点台という試合も珍しくなくなりました。
そこで、3pラインが短くなるルールが適用されたと聞いています。3pラインが短くなれば、もっと3pシュートの確率、試投数も上がり、得点が増えるとリーグは考えたのでしょう。

しかし、結果は逆に働きました。3pラインが短くなると、それに合わせてオフェンスするチームは当然3pを今までよりも近くから狙います(もちろん状況次第で遠くから打つ場合もありますが)。それによって、スペースが狭くなり、ディフェンスが守るスペースも狭くなり、よりディフェンスがしやすくなり、結果リーグが見込んだような得点アップにはつながりませんでした。

3pラインは選手がオフェンスする上でフロアバランスを作る目安にもなっています。最近は3pラインの遥か後ろからシュートできる選手もいますが、あくまで「打てる」であって、「好んで打つ」選手は少ないでしょう。ノーマークならラインの近くからシュートするでしょうから。

結論を言うと、3pラインが50cm遠くなることで、バスケの得点は増えると思います。50cm外まで守るってディフェンスにとっては大変なことなんですよ。

ちなみに、私が関わる中学生バスケで適用されたらどうなるか?関東や、全国に行くようなチームに変化はないかもしれませんが、レベルの低いチームでは3p自体確率がさらに下がる(その前に男子は届かない選手が増える)と思います。女子はダブルハンドなのでさほど問題ないですが、同じ中学でもまだ身体ができてない1年生には厳しいルール改正でしょうね。まぁやってみないとわからないですが。。。

その2 台形から長方形へ。そもそもNBAってなんで長方形なんでしょう?知識不足で知りません。誰か教えてください。
おそらくですが、FTのときによりディフェンスリバウンドが有利になるからでしょうか??オフェンス時にショートコーナーが使いやすいからでしょうか?おそらくFTのリバウンドの問題が一番重要なのではと個人的に思います。そもそも、バスケットボール自体は身長が高いことが非常に有利に働くスポーツであることに疑問の余地はないでしょう。しかし、近年のルール改正は、その有利不利を極力目立たせない方向に動いています。
例えば、ジャンプボール廃止。これは、試合時間を短縮させる狙いもあると思いますが、ジャンプボールがたくさんおきると、平均身長の高いチームが有利になることを防ぐためのものでしょう。なので、この長方形ルールもその延長ではないかと考えています。(誰か知ってたらおしえてください^^)

その3 ノーチャージエリア。このルール改正が個人的に一番驚きました。そもそもNBAでもつい最近できたばかりと言ってもいい歴史の浅いルールです。できたときは、「なんかあからさまにオフェンス有利にしてNBAっぽい」というのが印象でした。なので、今回のルール改正について、最初の印象は私は反対でした。

このルール変更について、先日中学校で審判委員をされている先生にこのルール変更について、意見を伺ってみました。彼は、中学のバスケの中では有名な審判です。

意外にも返ってきた意見は「賛成」でした。
そもそも、ゴールの真下(その周辺)に立って守るのはディフェンスとは言えないというのが彼の意見でした。確かにそうですよね。
極論ですが、仮にゴールに真っ直ぐレイアップに来た選手をゴールの真下で受ければ、現行ルールではオフェンス・チャージングになります(ボールが手から離れた後のぶつかれば、カウントになるのかな?)。しかし、実際の試合でそんなディフェンスをして、笛を吹く審判はかなり少ないとのことでした。つまり、笛を吹かない(プレイを流す)。ようするに、そんなのは正当なディフェンスではないということです。

もし、多くの審判がそれぞれの判断の基準を持ち、オフェンス・チャージングに対しての哲学を持っていることは素晴らしいことですが、その人によって、そのときのプレイの内容によって、ジャッジされていたものが、このルール改正で明確に線引きされることになるわけですね。

でも、よーく考えてみると、腑に落ちない部分が一つ。上記の状況で、プレイを「流す」だったものがディフェンスファールになるってことですよね?もしNBAルールと同じだとしたらですが。ライン明確に引かれたことによって、ここまでだったらチャージング。ここより1mmでもラインをディフェンスが踏んでいたら、オフェンスファールどころかディフェンスファールになってしまうわけです。これって、ちょっと納得いきません。せめて、ラインを踏んでいたらオフェンスファールにならないだけで、プレイを「流す」にして欲しいものです。この違いは、ものすごく大きいと思うのですが。

ディフェンスの指導の仕方も大きく変わりますね、きっと。