ファイナル4
Coach Tommy 4月 5th, 2008
ついに日曜日(日本時間)に始まりますね。
今年は、第1シードが4校残るという楽しみなカードになりました。史上初の出来事だそうです。
当然ながら、あまりの試合数の多さに全ての試合を見れているわけではないのですが、ここまでのトーナメントで気がついたことを書きたいと思います。
まず、残った4チームに関しては後でたくさん触れる機会があると思いますので、負けたチームから。
今シーズン、一番周囲を驚かせたチームはDavidsonとWestern Kentuckyだと思います。すごかったですね。
実は、Davidsonに関しては試合をもう一度これから見ようと思っているんですが、リジョナルのファイナルまで進出し、Kansasを最後の最後まで追い詰めました。シンデレラストーリーの主人公はなんといっても、Stephen Curry。どこからでもクイックリリースで打てるシュートが彼の武器です。そのシュート力に引っ張られ、DavidsonはGonzaga、Georgetown、Wisconsinという強豪を次々とうやっつけて行きました。試合を見ていて感じたことですが、Davidsonは強い、です。ディビジョン1のトップチームに比べると、明らかに持っている選手の才能には差があるんでしょうが、それをチームでのトレーニングと、徹底した戦術で補っていると思いました。それとCurryの勝負強さですね。
Curryのお父さんはなんと、あのNBAの名シューターDell Curry。彼は6thマンアワードなどを取ったことがあったと思います。(間違ってたらすみません)主にシャーロット・ホーネッツでの活躍が印象的ですが、線は細いながらも、柔らかいシュートタッチで何度もチームを救っていました。当時、チームのエースはGlen Rice。CurryとRiceのコンビは絶妙でした(これを他で言うとダダ滑りします)。
彼のシュート力はNBAチームでもきっと必要とされているものです。ディフェンスを磨けば、お父さんのように長くNBAで活躍できると思います。Steve Kerrや、今で言うとEddie Houseのように、もっと言えばAbdul-Raufのような選手になるかもしれません。これからの成長が楽しみですね。
さて、Western Kentuckyです。彼らは第12シードからSweet16まで駒を進めました。2回戦ではSan DiegoがUCONNをアップセットしたため、格下との対戦になったものの、UCLAとの戦いは見事。1回戦Drakeとの試合も今年のトーナメントのハイライトとなるブザービーターでの勝利でした。このチームの主役は4年生の二人。ガードのTyronn Blazeltonと、フォワードCourtny Leeです。ちなみに1回戦で逆転ブザービーターを決めたTy Rogersも4年生です。
なんといっても私のお気に入りはBlazelton。速いですね~。身体能力がすごいです。UCLA戦では、明らかにDarren Collisonよりも実力が上なのでは?と思ってしまいました。1回戦でも30点オーバー。しかも、最後にRogersの3ポイントをお膳立てしました。あそこでパスが出せる(多くのガードはそのままシュートに行くだろう)とESPNの解説組もBlazeltonを賞賛していました。ボビー・ナイトもびっくりだそうです。UCLA戦では前半UCLAの強力なディフェンスの前に20点しか取れず、ワンサイドゲームになるかと思いきや、後半58得点!!
UCLAは平均1試合58点に抑えるチームなんですけどねぇ。さすがのUCLAのメンバーも驚いたことでしょう。
4年生でこれが最後だという想いと、トーナメントというシステムがこういう信じられないストーリーを演出するんでしょうね。これだからNCAAはやめられない。彼らは、孫の代まで自分の活躍を自慢するんでしょうね(笑)
その他、負けはしたものの素晴らしいチームが劇的な試合を見せてくれました。私のお気に入りはLoisvilleですね。やはり学生らしいオールコートプレス、ピティーノのバスケットは好きです。ノースカロライナには1歩及びませんでしたが、来年も頑張って欲しいと思います。
さて、いよいよファイナル4ですが、どこが優勝するのか??
まったく予想不可能ですね。個人的にはUCLAに勝って欲しい。しかし、まずは強敵メンフィスに勝たないと行けません。多くの才能あるタレントを持つ両チームですが、スタートのマッチアップ的には、
Memphis UCLA
D Rose Westbrook
CDR Ship
Anderson Collison
Dozier Mbah a Moute
Dorsey Love
なんでしょうね?これはUCLAのディフェンスで考えているので、Memphisがディフェンスの場合、RoseとAndersonが逆になるかもしれません。
とにもかくにも1年生二人の活躍がキーになるでしょう。NBAのスター間違いなしのRoseをPac10のディフェンス王Westbrookが止められるか?1年生には見えない落ち着きのLoveを、ゴールしたの番人、4年生Dorseyが守れるのか?
です。特に、個人的にはRoseとWestbrookのマッチアップが楽しみです。お互いに信じられないようなポテンシャルを持つ選手。この試合でお互いがまた新たなステップにいけることを願います。試合が終わったらNBAかもしれませんが・・・。
UNCとKansasも語りつくせぬほどの因縁(?)の対決。きっとスゴイ戦いとなるでしょう。
疲れたので寝ます。