Archive for the 'NCAA' Category

2011-12シーズン

Coach Tommy 9月 2nd, 2011

ご報告が遅れましたが、今シーズンは岩手ビックブルズのアシスタントコーチとして活動することとなりました。

8月から盛岡に引越し、ほぼ毎日、練習やイベントの活動をしています。
bjリーグに新規参入ということもあり、いろいろ大変なことも今後あるかと思いますが、一つ一つ歴史を作っていきたいと思います。

ご存知の通り、岩手県は東日本大震災の大きな被災地の一つです。盛岡の被害はあまり大きくないようですが、クリニックやイベントでは、被災地の方々とお話する機会もあり、聞くたびにやりきれない思いになります。
自分にできることはバスケットしかないので、少しでも岩手県の人たちの力になれるように全力で頑張ります。

また、いつも応援してくださっている方々にはとても感謝しています。
今後とも応援宜しくお願いします。

岩手ビックブルズHP

SA vs Mem Game6

Coach Tommy 5月 4th, 2011

見ました。今さらですけども。。

結論として、Duncanの支配力が完全に落ちていることが痛かったですね。これはチームの意図なのか、Duncanの意思なのか。もっと抽象度を上げるとインサイドの違い。
Duncan、McDyess、Bonnerだけではインサイドで負けてしまいます。
それだけRandolphとGasolは強いし、高さもあります。

Blairはなぜプレイしなかったのでしょうか?何かチームにトラブルがあったとしか思えません。それかケガなのか。

今年のスパーズは非常にアップテンポで好きだったので正直残念ですね。
Ginobiliのケガも響いたかもしれません(といってもスゴイ活躍でしたが)

メンフィスのここぞの攻撃はランドルフが中心でしたが、Randolphはタフなディフェンスをされて、少々ボールを持つポジションが悪くなっても、多彩に得点できる力があります。それに、守ったと思ってもタフに見えるシュートをねじ込んでしまう。あれは指先のタッチと体幹の強さがなせる技術なんでしょうね。
それに、どうしてもスパーズのDはRandolphに釘付けになると、カットしてくるAllemnやBattierにやられたり、ローテーションの遅れからGasolにリバウンドを取られてしまいました。

Memphisのメンバーは地味ではありますが、自分の仕事をしっかりこなすタイプが多く、AllenやBattier、Youngなどはすごくタフなフィジカルを持っています。

それに若いですが、大学時代に実績のある選手が多く、AllenはOSUでファイナル4まで行ったと思いますし、BaiiterはDukeで優勝あり、Darrell ArthurもKUで優勝。Sam Youngもファイナル4は行けなかったけれど、ランキングトップ3だったチーム。Conleyもファイナルでプレイしたのは記憶に新しいですよね。ベテランのRandolphもMSUでファイナル4行ってますね、そういえば。
若くても、そういう意味では舞台になれてると言えるのかもしれません。

スパーズがいつものスパーズではなかったとは言え、Menphisの力は本物ではないかと思っています。それくらいオフェンスの完成度は高い。Gayがいない分、ディフェンスは的を絞るのが難しいです。

すでにOKC相手にもアウェイで1勝をあげました。今後の戦いぶりにも注目したいと思います。

京都へ

Coach Tommy 4月 10th, 2011

来ています。

今日は大分対京都の試合を見てきました。大分は外国人が2人しかいないながらも素晴らしいバスケットを展開していました。

大分はL.J Heppヘッドコーチの代行として28才のTony Hansonコーチが指揮を執ります。
大分のコーチ2人はともにVideoコーディネーターをされてたんですね。2人ともバスケの名門North Carolina(選手ではない)卒業後、卒業生アシスタントのような形で、Heppコーチはスタンフォード大学のアシスタントコーチをしていたそうです。なんと2004、2005のMike Montgomeryさんの下でのACです全米ランキング1位のチームです。シーズン2敗という伝説のシーズンです。なので、大分のLottich選手とはそこで一緒だったことになります。

Tony Hansonコーチは、Wake Forestでビデオコーディネーターを、なんとSkip Prosserさんや現在のHCの下でも働いていたようです。

そして、大分は東京で試合を見たときにも感じましたが、まさにNCAAのようなタフなディフェンスをするチームで、学生のようにトラップディフェンスやゾーンディフェンスを徹底して取り入れています。

今日も前半は積極的にダブルチームに行くディフェンス、ハーフラインでトラップするディフェンス、ゾーンディフェンスのチェンジングを有効に使い、京都は前半だけで17個ものTOをしました。結局、外国人のファールアウトで力尽きたものの、タイムアウトや、ディフェンスの原則などはとても参考になりました。

しかも、自分と同じように、「選手としての実績はほぼなし」という部分も非常に勇気付けられます。

明日も試合がありますが、どんなアジャストをするのか楽しみにしたいと思います。

Final 4

Coach Tommy 4月 10th, 2011

試合は見てるんですが、またまた書くのが遅くなってしまいました。Elite8、Final4と素晴らしい試合の連続でした。

まず、優勝したUCONNですが、最後まで素晴らしいゲームでした。先日の投稿で、「経験」なんて話をしましたが、一番経験がないと思われるUCONNが勝ってしまいました(笑)

スタメンの3人が1年生、そしてベンチから出てくるけど、主力のNapierも1年。いくらKemba Walkerがいるとは言ってもすごいことです。
さすが、Jim Calhounコーチですね。オフェンスはほとんどが、アウトサイドのシューターWalkerとLambにボールを持たせるフォーメーションです。(ちょっと今度整理してみたい)5つくらいのセットがあったと思いますが、それも高い精度でディフェンスが対応しきれませんでした。それに加え、インサイドのフィジカルの強さも光りました。決勝ではButlerのペイントでの得点をわずか2点に抑えるしつこいディフェンスでした。

Kemba Walkerは間違いなくNBAにエントリーですが、15位前後の氏名予想はちょっと過小評価かなと思います。少なくても7,8番目までには指名すべき選手だと思うんですけどね。今年は確実に3位以内って選手もここ数年に比べパンチが弱い(おそらくフレッシュマンでいい選手がここ数年の中では少ないような)ので、ぜひ今度はPGとしての姿を見たいです。ライバルはKyrie IrvingやBrandon Knightですね。
どっちもすごい選手でしすけど。。。

Butler、VCUの試合もすごかったですね。あのインサイド陣で勝ち上がるのは本当に大変だと思います。
VCU対Kansas、Butler対Floridaのゲームを見ましたが、やはりどちらも硬いディフェンスと、アウトサイドのシュートの精度が鍵だったと思います。
上記2試合も含め、Kentucky対UNCの試合でも10本以上の3ptsを決めています。やはりアップセットをするには、最低でもオープンのシュートを確実に決めることが大切です。
逆に負けたKansasなどは、3ptsが本当に入りませんでした。もちろんその原因を作ったVCUディフェンスも見事でしたが、あれだけシュートが入らないと厳しいです。今までにないゲーム展開に慌てたのか、VCUのトラップディフェンスにあまりに多くのTOを犯しました。

時間があれば、Kentuckyについてももう少し書きます。

どこでもマーチマッドネス

Coach Tommy 3月 27th, 2011

iPhoneやiPadをお持ちの方はアプリでついにどこでもNCAAトーナメントが見れる時代となりました。

すごいことです。

明日(もう後7時間ほど)はDukeを破ったArizonaと、Kemba WalkerのUCONNの対決です。

ArizonaのDerrick Williamsは来年のドラフト1位指名も噂される選手です。SF/PFですが、なんと3pts58%!あまり打ってないだけかもしれませんが、Duke戦でも5/6と絶好調。

アリゾナはオフェンスのスペーシングなど、改善の余地はたくさんあるのかなと思って見ていましたが、なにせ爆発力がすごい。Duke戦の後半はまさに怒濤の攻撃でDukeなす術なしでした。あんなDukeは初めて見たかも。

しかし、バスケは経年のスポーツと思い知らされます。
昨年のチャンピオンDukeは主力4年生2人を失ったものの、新入生にまたまたNBAスター候補のKyrie Irvingや転校生のスーパーシューターSeth Curry(Stephenの弟)が加入しました。SinglerやNolan Smithが残った今年はさらに強力なチームになりそうですが、やはり昨年のチームには及びませんでした。

2回戦のDuke vs Michiganの試合も見ましたが、選手個々の能力では明らかに格下と言っても良いMichiganにかなり苦戦する展開。もちそんMichiganの戦いぶりも見事でしたが、Dukeのトランジションディフェンスがあまり良くなかったです。特に長期のケガの影響か、Irvingのディフェンスミスが目立ったと思いました。

対するMichiganはJohn Beileinコーチ率いる老練なチーム。実は2005年くらいにもWest Virginiaを率い、Elite8まで進出しています。1-3-1のマッチアップゾーンを武器にするコーチ。しかし、このゲームでは最後の最後まで、1-3-1を使いませんでした。(正確には、前半一度試した1-3-1に対してDukeがあまりに見事なオフェンスをしたのでできなかったのかもしれませんが)
しかし、能力の差を埋めるべく、素晴らしいゲームをしました。
ちなみに、MichiganはTim Hardaway Jr、Joe Dumarsの息子、Al Horfordの弟がプレイしていることで有名です。Tim Jrは1年生ですが、すでに良い活躍をしていました。来季に期待です。

経験、という話をしましたが、今シーズンもButlerが躍進中です。後5時間ほどでゲームがスタートします。
ButlerもHaywoadやVeasley(新潟でプレイ)といった主力が抜けたにもかかわらず、第1シードのPittsburghを破るなど素晴らしいゲームを続けています。Pittsとの試合は残り数秒で逆転、再逆転というすごい試合でした。しかし、自分の選手が痛いミスをしても表情に全く出さないコーチはすごいと思います。

なんといってもトーナメントは残酷ですね。第1シードを獲得したPittsburghは素晴らしいシーズンを送りながら、Big EastトーナメントではUCONNにブザービーター負け。NCAAでもButler相手に本当にいらないファールで敗戦。

一方、UCONNはカンファレンス11位という成績ながら、Big Eastトーナメント以降急成長。これからファイナル4かけて戦います。

すでに3つの第1シードが姿を消しました。ここまで15試合くらいが3点差以内。13試合ほどが残り1分切って勝敗を決する試合だそうです。

トーナメントの面白さですかね。

「トーナメントは残酷なものだ。誰にとっても勝てなければ突然終わってしまうのだから。あなたたちには、選手たちが成し遂げてきたことすべてを見てほしい。うちの最上級生たちは、四年間で125試合も勝ってきたんだ。私にとって彼らをコーチできたことは、本当に名誉なことなんだ」(コーチKの敗戦後の談話)

とりとめのない文章ですみません(汗)

もっともっと試合を見てるんですが、また書きたいと思います。

初めてのMSG

Coach Tommy 3月 26th, 2011

初めての、憧れのMSGへ行ってきました。

テレビで毎年見ていたBig Eastトーナメントを間近で見れるとは思いませんでしたね。
今回は6試合をしっかり見てきました。

いろいろありました、中でバッグを盗まれたり(貴重品はなし)、決勝戦のチケットをダフ屋から買ったら、なんと偽物だったりw
しかし、どれも授業料と思ってさほど落ち込んでません。むしろ、偉大なコーチたちからの「ターンノーバーは禁物」、「ポンプフェイクにかかるな」という声が聞こえてくるようです。

今回のトーナメントの主役はなんといってもKemba Walker!!


これを生で見れたのは幸せでした〜

隣にはシラキュースからやってきた夫婦がいて、試合中会話しながら見てました。シラキュースバスケを人生かけて応援しているらしいので、いろいろ話が聞けてよかったです。

Kembaのシュートが決まった瞬間、会場はすごいことに

そして、反対の隣にいたピッツバーグの応援団100人ほどは、お通夜のようになってしまいました。お気の毒ですね。

MSGの前のペンシルバニアホテルに泊まったのですが、ホテルの中にいる人のほとんどが、それぞれの大学のウェアを着ている。Louisville、UCONN、Georgetown、Pittsburgh、Syracuse、Marquette、West Virginia、Villanova、St.Johns、Notre Dame。まさにそこは人種のるつぼでした。

東日本大震災チャリティーTシャツ

Coach Tommy 3月 26th, 2011

地震の影響で自分も何件か少ないながらも寄付など行いましたが、このたび「あんたかブログ」でチャリティTシャツで日本赤十字社へ寄付を行います。


自分も注文しました!

詳しくはこちらで!

震災と節電の影響で、公共の体育館がほとんど使えません。

自分が参加している週1回のスクールもしばらくお休みせざるを得ない状況です。

プレイヤーにとってもストレスが溜まる一方なので、なんとか解決したいのですが、しばらくは我慢するしかなさそうです。

その分、試合をたくさん見てイメージを膨らませることにします。

帰国後

Coach Tommy 3月 26th, 2011

およそ2週間が経ってしまいました。

NYではいろいろと素晴らしい経験をさせていただくことができましたが、11日の地震の影響で精神的には、少し日本の状況を気にかけながら過ごす日々となりました。

詳しくは「あんたかブログ」で見ていただければ(9日〜13日のあたり)を見ていただければ、どんなツアーをしていたか分かるかと思います。

被災地で亡くなられた方、今なお被災地で暮らしている方々のご冥福と、お見舞いを申し上げたいと思います。

が、自分もそろそろ精神的にバスケットモードになってきたので、ガンガン試合を見たいと思います。

行ってきます!

Coach Tommy 3月 8th, 2011


初めてのNYです!

4日で7試合〜9試合は贅沢ですね(笑)

勉強してきます!

DDMOの進化

Coach Tommy 2月 20th, 2011

ドリブルドライブモーションオフェンスが進化しています。

もう年末の話になりますが、Notre Dame大学との試合を見て非常に参考になりました。

メンフィス大時代から「Quick」というエントリーのオフェンスがあり、それはトップの2ガードのプレイから始まるのですが、非常に面白いプレイだったので、ぜひケンタッキーの試合を見てみてください。

NBAスターDerrick RoseやTyreke Evans、今年はJohn Wallを送り出したカリパリさんですが、今年も素晴らしいフレッシュマンが活躍します。Terrence JonesやBrandon Knight、Doron Ramの活躍は素晴らしいです。


このエントリーに意味はあまりないですが、基本DDMOは4アウト、1センターのフロアバランスでセンターは基本ヘルプサイドにポジショニングします。その形に移行するためのエントリーが昨年末はこれだったのかもしれないです。


そして、これがQuickの進化版。Topのガード2人で行う単純な2on2に見えますが、3番が1番のディフェンスX1に対して、ヘジテーションからスピードのあるドリブルを突き出します。当然、X1の意識はドリブルしてくる3番に向かいます。それと同時に1番は3番のドライブのほぼ真後ろへドリフト(パスを受ける準備)。3番は1ドリブルをついた後、ラテラルパス(右手の平を右側に開き、身体の前から右サイドへ出すパス)で1番へ。
このパスの仕方がかつでのDDMOからバージョンアップしたポイントです。


ボールをもらった1番はミートの助走がついたまま、スピードのあるドライブをします。特徴は、エアキャッチなどせず、スプリント状態のままそのままドライブするわけです。UKの選手の高い身体能力を活かしたプレイだと思います。X1は一瞬3番のドライブに意識を向けられているので、間に合わず、X3もスイッチが一瞬遅れてしまうかと思います。

このプレイ、実は最近Chicago Bullsも使っています。Derrick RoseとLuol Dengをトップに置いて、同じプレイをするのを先日のSan Antonio戦で見ました。なんと、それを予測してGinobiliがチャージングとってましたが。。なんとも恐ろしいレベルの戦いです。

機会があれば、DDMOの特徴の一つ、Cutter Actionも紹介したいと思います。

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