Coach Tommy 11月 7th, 2011
ロシア対セルビアを見ました。
結果はすでにご存知だと思うので触れませんが、見たかったロシアの試合が見れて良かったです。
ロシアは2007年のユーロのチャンピオンですが、北京では全く良いところがありませんでした。しかし、昨年はアメリカ相手にも好勝負をしました。名将のBlattさんを起用し続け、ようやくてようやくチームとしての形ができてきたのでしょうか。ベテランと若手が融合した素晴らしいチームに仕上がりました。ディフェンスとファーストブレイクを見ると、しっかりチームとして訓練されているなと感じます。Blattさんは何度かこのブログにも登場してますが、私は2007年にイタリアのTrevisoで、2008年にはディナモモスクワのHCと来日したことがあり、話しかけたら丁寧に対応してくれた、思い出深いコーチです。
ロシアのメンバーも4年でだいぶ変わりましたが、中心メンバーはそのまま。まず、Kirilenko、Khryapa、Mozgovのフロントコートは強烈な高さとディフェンス力を誇ります。高さのMozgov、ディフェンスのKirilenko、オフェンスのKhryapaといった所でしょうか。ベンチからオールラウンドに活躍するMonyaを含め全員がNBA経験を持つこのフロントコートはスペインを除けばヨーロッパで最強でしょう。バックコートは、JR Holdenこそ代表から去りましたが、Ponklashovがようやくスタメンになれるほど成長しました。200mのビックPGはまだ若いですし、ポテンシャルを秘めています。
しかし、なんといっての1番個人的に見たかったのはAlexy Shved。若手PGとして、MocDraftには数年前から名前ああったものの、未だにプレイをしっかり見たことがありませんでした。193cmの長身PGのシルエットはRubioになんとなく似ています。そして、試合に出ていきなりピック&ロールを成功させると、その後もPonklashovの代わりどころか、第4Qまでしっかりゲームをコントロールしました。オフェンスではRubioを上回っているかもしれません。まだ22歳ですよ。ベンチにいるKhvostov(ディナモの一員で来日)に出番がなかったのは残念ですが、あれだけの選手であれば仕方ないですね。
ロシアは楽しみな選手がいっぱいですね。
さて、今回元気のなかったセルビア。
いったいどうしちゃったんででょうか。ケガ人の影響もあったかもしれませんが、昨年の大会でSpainを倒し、一気に有名になったTeodosicは、これからが真価の問われるところです。今年の大会ではどのチームもかなり彼をスカウティングしたことでしょう。
またSGのTepicやTripkovicといったオフェンスのクリエイターかつ、シューターが少なかったことも痛かったかみしれないですね。
オフェンスをクリエイトできる選手が極端に少なかったので、KrysticとTeodosicにかなり負担がかかる結果となりました。Teodosicが10のターンオーバーをしましたが、それだけのプレッシャーを受けながら、それでも攻め続けるしかない、セルビアの台所事情があったのかなと想像します。決してTeodosicの不調だけが原因でない気がします。
BjelicaやKeseljiは才能ある素晴らしい選手ですが、1on1やピック&ロールでクリエイトするタイプではなく、RasicやMarkovicも同様です。そういう事情はリトアニアと似てましたね。
しかし、セルビアにとってはこれは失敗でもなんでもなく、若いチームにとっては間違いなくチームが向上するきっかけになるのではないでしょうか。
しかし、数年の間だけでも、ユーロの勢力の入れ替わりはすごいですね。安定しているのはスペインくらいなもので、ユーロや世界大会でここ10年でベスト4入りしてるチームっていくつあるんでしょうか?
Coach Tommy 11月 4th, 2011
マケドニア対リトアニアをもう一度見ました。
面白い試合でしたよね。
冷静の見て思いましたが、リトアニアはこの大会では過大評価されていたと思います。(自分も優勝予想していました苦笑)
マケドニアが強かったのは間違いないですが、リトアニアは決して良くなかった。まず、開催国であったこと(開催国は男子も、女子も昨年の世界選手権で決勝まで駒を進めているので、有利なイメージがついていた)、そして昨年の世界選手権では若手を中心にアルゼンチンに勝つなど、素晴らしい戦いを見せたことが、過大評価された理由でしょう。
しかしながら、今年のメンバーは国内で開催を意識したのか、Jasikeviciusが復活したり、一番重要なKleizaがいなかったりと、本来の力を発揮できませんでした。Jasikeviciusは素晴らしい選手でクラッチタイムに強い選手ですが、そろそろ若手に出番を譲っても良かったのかもしれません。Kalnietisなど素晴らしい若手ガードがいます。
いわゆる、エースがいなかったことがリトアニアが苦しんだ一番の原因でしょう。Kleizaもそうですが、例えばSiskausukasやMaciuskasなどといったGo to Guyになれる選手の存在がなく、ロールプレイヤーが多かった。明るい話題は、Valanciunasの活躍ですが、バスケットは数字に現れない活躍が本当に大切なスポーツです。Valanviunasの数字は文句のつけようがないですが、タレントだけでは勝てないのがバスケットですね。
マケドニアは素晴らしかったです。といってもマケドニアにとってのベストゲームかと言われれば、そうではなかった気もします。シュートが入りまくったか?そういう勝ち方でもない。オフェンスに特別な何かがあるわけでもなく、実際はディフェンスのチーム。McCalebbの存在がなければ、オフェンス面ではかなり苦しかったはずです。というか勝てなかったでしょう。彼のオフェンス力は確かにすごいです。
後はいろいろな面でルーズボールなどの運が強かった(もちろん運は自分たちで引き寄せるもの)ですね。
しかし、こういう帰化選手の活躍を見ると、アメリカはやっぱりすごい国だなぁと思わずにいられませんね。
今日はウィザーズのJavale McGeeがフィリピンに帰化するだのなんのって記事を目にしました。あんなのがアジアに来たらエラいことですね。イランのハッダディだってあの破壊力ですから。
話がそれましたが、マケドニア、リトアニアの今後がまた見たいです。
そして、リトアニアにはぜひ一度足を運んでみたいです。
Coach Tommy 11月 4th, 2011
Sky-AではついにACBの放送が始まりましたが、なかなか試合を見る時間が取れず、いまだにユーロバスケ2011を見ています。
Qファイナルのスペイン対スロベニアを見ました。
スペインのチームの完成度がどうかってことは置いておいて、選手の層が厚すぎますね。
Navarroは本当にすごい。Navarroを語るとき、いつもティアドロップがすごいとか、3ptsが上手いなんて簡単に話しがちなんですけども、とにかく大事な試合で必ず結果を出すところがスゴイなと。
Navarroはトーナメントに入るととたんに輝く選手のような気がします。そして、あのティアドロップはすごい。一見腰高のような不利な体勢からのドライブの一歩目が速い。
インサイドの強さはもはや話す必要もないですね(笑)
弱点を上げるとしたらSF。ガルバホサやMumbleなどが抜けた今、アウトサイドでディフェンスできるFを探すことが来年のアメリカを倒す鍵でしょうね。それが できなければアメリカに勝つのは不可能です。現在、Rudyしかいない状況では厳しいでしょう。
スロベニアは本当になんかいつも乗り切れずに終る印象しかありません。良い選手は揃っているのに、あのオフェンスの単調な感じはなんなんでしょうか。2年前でしたかね、Lorbekの大爆発があったのは。Lorbekは素晴らしい選手ですが、今大会は存在感がありませんでした。いつものように目立つのはDoragicとLakovic。Lakovicはついに代表引退ですね。日本での世界選手権から注目されていた(あの時はユーロでNo1のガードと言われていた)ので少し寂しいです。でもよく考えたら札幌での予選でもまさかの中国に破れるアップセット。
その翌年はギリシャに大逆転負け。なぜか負けばかり覚えています(苦笑)
セルビア、クロアチアに続いて、旧ユーゴ第3の強豪国なイメージも今回はマケドニアに持って行かれてしまいましたしね。
しかしながら、才能ある選手が多くいるチームなので、きっと第2のLakovicが洗われる日も近いでしょう。このチームももっとSF、SGが必要ですね。
Coach Tommy 10月 17th, 2011
もうご存知の方が多いかと思いますが、ついにアフリカで長く王者だったアンゴラが負けました。
新しいチャンピオンはチュニジアです。
チュニジアってどこ?みたいな感じですが、試合を見て、その緻密さとコーチの努力を感じることができました。
アフリカのバスケは、アンゴラ、ナイジェリア、セネガルなんかが有名かと思いますが、黒人が中心のため、身体能力の高さが売りですよね。しかしながらアンゴラは身長の高い選手が少なく、ヨーロッパ、アメリカと戦うには身長が足りないという感じが否めませんでした。
しかし、アフリカでは6連覇(?)でしたかね。本当に強かったんです。
しかし、今回ついに負けました。
その原因の80%はチュニジアのセンターMejriの存在です。Mejriは217cmという長身と長い腕、そして素早いフットワークが武器のディフェンシブな選手です。
スピードはシューティングガードにも負けておらず、PNRでスイッチしても、相手チームはスピードのミスマッチを作ることができません。
それどころか、シュートブロックは神出鬼没。アンゴラにしても、準決勝のコートジボアールにしても、インサイドで得点を取ることができませんでした。また、後ろに素晴らしいゴールキーパーがいる分、アウトサイドへのクローズウトが早く、簡単なシュートを打たせませんでした。やはり後ろに良いディフェンスの選手がいると、アウトサイドのディフェンスの気持ちも楽になるのでしょう。
オフェンスもスタッガースクリーンを多く使い、Slimane、Rzig、Romdhaneといったシューターを上手く活かしました。PGのKechridのコントロールも素晴らしかったです。178cmで身体能力も高くないですが、冷静で上手いですね。さすがベテランと言った感じです。
また、チーム全員で、リバウンド、走ることを徹底していたように見えます。リバウンドはMejriだけに頼らず、全員でブロックアウト。そしてセンターのMejriまでも良く走っていました。
この強力なセンターがチームを変えるって、例はどっかで見た事ありますよね。
そう、イランです。イランもセンターのHaddadiの存在がアジアの歴史を変えました。アジアもアフリカと同じように、サイズに悩むチームが多いですからね。
もちろん、イランもチュニジアもセンターだけで勝ったわけではないですけども、一番の要因であることは間違いないかと思います。
世界経験の多いアンゴラでさえ、何本レイアップをブロックされたことか。こういうビッグマンがいるチームに対して、どのようにインサイドをアタックするか、日本人にとっても考え続けなくてはならない課題ですね。
ちなみに、決勝で公開されたショットチャートは、両チームとも、ペイント内と3ptsが多く、中距離(ミドルレンジ)のシュートはあまりありませんでした。ミドルレンジのシュートをどう使うのかがカギなのか、それともチュニジアは3ptsとインサイドにこだわったから、良いバスケになったのか、考えてみるのも面白そうです。
Coach Tommy 10月 17th, 2011
アルゼンチンのバスケットボール。
前回の投稿でも書きましたが、今回のアメリカ選手権の準決勝、決勝を見て、見れば見るほど、これが最後かなと寂しくなっちゃいますね。
なんとか来年も同じメンバーでやれればいいですが。
相手のプエルトリコ、ブラジルの力がここ数年で伸びているので、試合もとても白熱して見応えがありました。特に準決勝のプエルトリコ戦の第1Qが素晴らしかったです。Boxから始まるフォーメーションをしているのですが、それが見事の一言。そして、Scolaのシュートが落ちないですね〜。SantiagoとScolaのマッチアップはすでにアメリカ選手権名物になってる気がします(笑)
Scolaって、白人のPFの中ではバスケの歴史上最強なのでは?
と思うくらいすごいですよね。Scolaは今が一番キレてるかもしれないですね。
そして、Pepe Sanchezの姿が久しぶりに見れたのも嬉しかったですね。Juan Ignacio Sanchezなんてよくわからない名前で呼ばれてて寂しかったですけども(苦笑)
Delfinoも2006年に日本に来た時には主力メンバーになりきれてませんでしたが、今はGinobiliに負けないくらいの戦力に成長しました。
決勝のブラジル対アルゼンチンも本当に好ゲームでした。(昨年の世界選手権でもトーナメントですごいゲームでしたよね)これから名勝負が繰り返されると思います。
ブラジルのHCはかつてのアルゼンチンのHCのMagnanoさん。今大会のMVPは文句なくMagnanoさんですね。両チームの基礎を作りあげたわけですから。
ちなみにアルゼンチンは2002年から今でも2,3個は同じフォーメーションを使い続けています。
個人的には、2002年〜2004のアルゼンチンが一番好きですね。まだGinobiliが今ほど強調されていなくて、チームでどこから攻めてくるか分からないバスケットでした。
その時のスタメンは確か、
Pepe Sanchez
Manu Ginobili
Schonochini(スペル忘れました)
Oberto
Wolkowyski
この時点でNBAでプレイしていたのは、WolkowyskiとSanchezだけですからね。でもPepe SanchezはNCAAでは有名な選手でした。
そして、控えからScolaが出てくるというチーム戦略でした。Nocioniも控えでしたね。2004のHerrmannの活躍も忘れられません。
大好きだったので、色んな人に見てほしくて、ビデオを貸してたらほとんど紛失しました(笑)
でも、もう一度見たいので、今度友人からビデオを貸していただく予定です。きっと今見たら、新しい発見があるかなと。
明日は久々のオフなので、もう一度見ようかな。
Coach Tommy 10月 5th, 2011
ラスト更新から1ヶ月が経ってしまいました。
1ヶ月間の間にオリンピックの各予選がやってたりしましたが、ヨーロッパ、アジアはしっかり見てました。
でも忙しすぎて、ブログ更新ができませんでした。。
もうすぐシーズン開幕なので、さらに忙しい日々になりそうです。楽しみであるとともに、だんだん寒くなってきました。寒さにはちょっとビビっています(笑)
さて、ユーロバスケは楽しめましたか?
今年もユーロの奥深さに引き込まれた大会でした。
中でも旧ユーゴのマケドニア、ボスニアの大奮闘には驚かされました。Jスポーツでの放送があるので、これからじっくり見たいと思いますが、マケドニアの力は本物ですよね。帰化選手のBo McCalebbとAnticの活躍が忘れられませんが、スペーシングとパッシングの上手さはまるで、NBAのスパーズを見ているようでした。まさか開催国のリトアニアが破れるとは思いませんでした。(自分はリトアニア優勝予想)
ちなみに、うちのチームのShawn Malloyはニューオリンズ大で、McCalebbとチームメイトだったそうです。ニューオリンズ大ってNCAAではそんなに有名ではないですが、やはりアメリカは広い。すごい選手がたくさんいますね。
決勝のスペイン、フランスはNBA選手だらけの、好ゲームでしたね。今からもう一度見るのが楽しみです。
さて、現在はアメリカ選手権が放送中ですが、こちらも注目チームが多いです。でもなんと言ってもアルゼンチン。
あのバスケの歴史を変えた2002年からもう9年も経つんですね。でもまだObertoもGinobiliも、Pepe Sanchezもプレイしています。あの時のメンバーは、Scola、Nocioniくらいですかね。Delfinoはまだいなかったかと。Prigioniが現在は正PGをやってますが、相変わらずな老練さ。Pepeもズルさ(というか上手さ)ではすごいレベルでしたが、現在のPrigioniはピークのPepeをもう超えてるかなと思います。それくらい上手い。あんなにスピードを使わずにプレイできるのはスゴいですね。しかも、重要な場面での3ptの確率も相変わらず。
このメンバーでのバスケはもう最後かもしれない(オリンピック出るんでしょうか)と思うと、しっかり目に焼き付けたいと思います。
今思えば、コーチングに興味を持ったきっかけの一つはアルゼンチンのバスケットでした。当時はフレックスなんて言葉も知らないくらいの人間でしたが、9年前と全く同じフォーメーションをしているアルゼンチンを見ると、なんか初心に返った気持ちになります。
さて、アジアは。。女子も男子も残念でした。
アジアの壁は決して低くないです。でも勝てない相手でもないと思います。
女子も男子も今回は中国がやはりすごいなと思いました。特に男子は身体も大きいし、ディフェンスがすごい。今回オフェンスが不調な様子でしたが、中国に勝つのは容易ではありませんね。YiがMVPに選ばれましたが、自分はアジアNo1プレイヤーはWang Zhi Zhiだと思います。あれはアジアでは止められないですね。NBAでしっかりプレイしていた理由も理解できます。
さて、バスケもしっかり見たいですが、もうすぐbjリーグも開幕です。
地元での開幕戦なので、地元の方も多く来てくれると思います。少しでもチームの勝利に貢献できるように毎日頑張っていきます。
とりとめもなく書いてしまいましたが、今後とも宜しくお願いします。もう少し更新できるように頑張ります。
Coach Tommy 9月 2nd, 2011
ご報告が遅れましたが、今シーズンは岩手ビックブルズのアシスタントコーチとして活動することとなりました。
8月から盛岡に引越し、ほぼ毎日、練習やイベントの活動をしています。
bjリーグに新規参入ということもあり、いろいろ大変なことも今後あるかと思いますが、一つ一つ歴史を作っていきたいと思います。
ご存知の通り、岩手県は東日本大震災の大きな被災地の一つです。盛岡の被害はあまり大きくないようですが、クリニックやイベントでは、被災地の方々とお話する機会もあり、聞くたびにやりきれない思いになります。
自分にできることはバスケットしかないので、少しでも岩手県の人たちの力になれるように全力で頑張ります。
また、いつも応援してくださっている方々にはとても感謝しています。
今後とも応援宜しくお願いします。
岩手ビックブルズHP
Coach Tommy 7月 16th, 2011
OKCのSerge Ibakaがついにスペイン代表でプレイすることになりそうですね。
しかし、Ibakaが入ったらスペインはエグいインサイドになるな。。
Pau Gasol、Mark Gasol、Serge Ibaka、Felipe Reyes(Fran Vasquesあたりも出るのかな?)
Ibakaは今年急成長しましたよね。もはや往年のShawn Kempなんかと比較されるほど。ペリメーターのシュートも上手です。
リトアニアでのユーロバスケ2011の優勝候補筆頭なのは間違いないでしょうね。
ライバルはどこか?セルビア?トルコ?リトアニア?
まだメンバーなども調べてないんで、分かりません(笑)
NBAが開幕しなさそうなんで、今年最後の楽しめる大会になってしまうかもしれませんね。楽しみです。
Coach Tommy 6月 2nd, 2011
現在Jスポーツで放送されている「Once Brother」
もうご覧になられましたか?
この番組はVlade DivacとDrazen Petrovicという2人のユーゴスラビアのスターの人間関係を中心に、ユーゴの崩壊と戦争の厳しさ、悲しさを伝えます。
実は、友人の影響もあり、とても興味があったことなので、以前からいろんな本を読んで調べたりしたこともあったんです。
セルビア(2002年世界選手権まではユーゴスラビア)は紛争の最中であるにも関わらず、1995年のユーロバスケで金メダル。1996年アトランタでも銀メダル。それらの成績と筆頭に、2002年には世界選手権優勝。その間にはNATO軍から空爆も受けているわけなんですね。一時はNBAにも数多く在籍した選手がいました。
日本での世界選手権ではチームの若返りを計った過渡期にあったにしろ、2009年のユーロでは若手だけで決勝進出。昨年のトルコ世界選手権でもスペインを破り、どうどうの準決勝まで進出。
バスケット的に考えて、ユーゴってすごい地域ですよ。結果的に、スロベニア、クロアチア、セルビア、モンテネグロ、ボスニア、マケドニアという6つの国(コソボを入れると7つ)に分かれ、バスケットではどの国も非常に優秀な成績を現在も納めています。(マケドニアは聞かないかな?)
もし、これらが一つの国だったらと考えると、すごいチームになりそうです。
しかしながら、現実はそんな簡単に議論できる問題ではなく、民族紛争という意味では、人類史上稀な悲劇と言えるでしょう。特に、クロアチアとセルビアの関係ときたら。
この話は、バスケットで語るよりもサッカーで語る方がいいのでしょうね。NATOに空爆された当時、名古屋ではピクシーことストイコビッチがプレイしていましたし、他にも数人の選手が日本にいたと思います。ゴールを決めた後に、アンダーシャツに書かれた『NATO STOP STRIKES」は有名です。
木村元彦さんが書いた、「誇り」、「悪者見参」、「オシムの言葉」はぜひ読むことをおすすめします。
また、島田荘司さんの「リベルタスの寓話」も参考になる小説でした。(これはスポーツとはなんの関係もない本ですが)
読めば、ユーゴのバスケットのことも容易に想像することができます。
とりあえず、「Once Brother」見てみてください。

写真は、3月にNJネッツの練習を見せていただいた際の、Petrovic選手のバナーです
Coach Tommy 5月 20th, 2011
ちょっと古いニュースになりますが、パナシナイコスが今年のユーロリーグを制しました!

ユーロリーグを見るたび思いますが、なんてフィジカルな戦いなんでしょう。NBAよりも笛がならないなと感じます。
今年のパナシナイコスは、Spanoulisがまさかのオリンピアコスに移籍するという痛い出来事もありましたが、SGはアメリカ人のDrew NicholasとRomain Satoを補強して層の厚みを増しました。2人ともNCAAではお馴染みの選手です。
Jスポーツで放送していましたが、それでもギリシャ国籍選手中心のパナシナイコスはスゴいなと思いました。
MVP に選ばれたDiamantidis、Fotsis、Calathas、Perperglouの4人が同時にコートにいる時間もあります。

Diamantidis のプレイは一見の価値ありだと思います。
現在、少しづつJスポーツで放送されているのでチェックしてみてください。
しかし、ギリシャはラウーフと出会った思いでの国。一番お世話になったArisがユーロリーグに出れないのは寂しいですが、代表メンバーが多く在籍するPanathinaikosは見所が多いです。
やっぱ好きです。ギリシャバスケット!
また行きたいなぁ