Archive for the 'バスケットボール' Category

ありがとうございました

Coach Tommy 5月 2nd, 2012

やっとシーズンが終了しました。

残念ながらプレイオフに出ることはできませんでしたが、チームは7位という成績でした。
シーズン序盤はなかなか勝つ事ができず、1勝13敗というスタートでしたが、シーズン最後の3月、4月は、10勝6敗と良い形でシーズンを終えることができてよかったです。
シーズンの中で困難なことに直面することもたくさんありましたが、いろいろな方に助けられ、チームでそれを乗り越えることができたことに価値があると思っています。
きっと選手もスタッフも、シーズン後半は試合をすることがとても楽しくて、シーズンを終えなければならないことが残念だったのではないかとも思います。

個人的には、シーズン中に突然のHCの退団で、環境が大きく変化しましたが、シーズン前よりひたすらにビデオを見続けて来たことが役に立ったと思っています。もちろん、失敗もたくさんありましたが、それが最終的に「活きた失敗」にできたことが良かったと思いますし、次につなげていきたいです。

と、まぁここまでマジメに書いてしまいましたが、終わってみて、「楽しかった!」という気持と、少し「疲れたな〜」という気持が実は一番大きいです(笑)

楽しんでやれた理由はきっと、「変化」を感じられたから。変化もいろいろありますが、一番は応援してくれる人たちの変化。
開幕戦と最終戦では、本当に会場の雰囲気が大きく変わりました。変化を感じ始めたのは、3月11日の試合ですかね。あの試合は本当にすごかった。試合前から予感はしてたけど、何か目に見えない会場のエネルギー。あれがあるからバスケットはやめられない。コートにいられただけで本当に幸せ。一生忘れられない試合ですね、きっと。

本当に、岩手県にしっかりチームが根付いていけばいいなと思います。
また、その最初のシーズンに関わることができて本当に幸運だったし、感謝しています。

今シーズンも「知らない」「分からない」「できない」ことがたくさんあることに気がつき、楽しいシーズンでした。「知らない」=「ワクワク」です。
もっともっと追求していきたいと思いますので、いろいろな所に勉強しにいきたいと思います。
シーズンは終わりましたが、自分のバスケットは終わりません。
今後とも応援よろしくお願いします。
ありがとうございました!

「疲れた」は2、3日ゆっくりすれば回復すると思います(笑)

Final4 終了

Coach Tommy 4月 16th, 2012

毎回言ってますが、久々の更新(1ヶ月半ぶり)です(汗)

ということでFinal4といってもユーロリーグのことではなく、NCAAの話題。
ご存知のようにCalipariコーチが率いて3年目のUKがついに全米チャンピオンになりました。Calipariといえばリクルートで有名なコーチですから、ある意味では「勝って当たり前」と言う方も多いかと思います。確かに今シーズンのリクルート、Anthony Davis、Kidd-Gilchrist、Marquis Teagueと恐ろしい能力の1年生たち。2年生にも昨年「NBAに行かなかっただけ」と言ってもいい、Terrence JonesにDoron Lambと豪華メンバーを見ると、勝って当たり前と言いたくなる気持ちも分かりまけどね。NBA選手がおそらく7人くらい出るチームですから。
 
 それでも、優勝するかどうか、あれだけのタレントをチームとして機能させられるかってまた別の問題だと思うんですよね。むしろ、あれだけのタレントだからこそ、チームとして機能させることが難しいのではないかと思います。
NCAAってプロに比べると、「コーチの色が非常に強く出るバスケット」、というか「自分の色を強烈に発揮するコーチ」がとても多い所です。あのコーチは2-3Zone、あのコーチはフルコートプレス、また別のコートはプリンストンオフェンスとか。
なので、コーチのやりたい(目指す)バスケットに合うプレイヤーをリクルートをすることが多いです。(Mid-Majorは事情が違うかもしれませんが)
Calipariコーチはここ数年のトップ高校スターの多くをリクルートしてますが、当然ながらそれぞれの選手の個性は違うので、チームシステムもそれに応じて変化させる必要がありますし、実際毎年かなり変化しています。
4年前のDerrick RoseがMemphisにいた時に脚光を浴びたDrible Drive Motionオフェンスは、今でもCalipariコーチの十八番のように思われていますが、昨シーズンくらいからそのエッセンスは残しつつも、かなり違うオフェンスをしています。
忘れがちですが、今シーズン当初はなかなか負けはしないものの、非常にターノーバーも多く、完成度の低い危ういチームという印象のが、今年のUKでした。(昨年もそうだっったかな?)
それにもかかわらずトーナメントでは、優勝という結果以上にチームとしてとても魅力あるバスケットで、本当に見ていて楽しいチームでした。
チームの変化を見るのもバスケットの楽しさの一つですが、それを演出できる力もコーチの力量にかかっているのだと思います。
また、Calipariコーチの下でプレイをした選手がNBAで大成功を納めていることは、Calipariコーチの大学時代のコーチングと決して無関係ではないと思います。

おそらく、来季は全く違うメンバーになるであろうUKですが、また来シーズンも魅力あるチームを見せてほしいなと思います。

NBAオールどスター

Coach Tommy 2月 27th, 2012

オールスターサタデーを見ました。

はっきり言って、毎年本戦より楽しみにしているルーキーチャレンジ。今年も面白かったです。
みどころはやっぱりRubioになるんでしょうか。あの基本に忠実なドリブルやハンドリングは日本の子供たちもぜひマネしてほしいですね。ずっと見ていたい。

ダンクコンテストなんかはそろそろ限界が来ている、、というかショートコントみたいになってきてますけど、やはり演出の仕方はさすがNBA。派手だし、いろいろなチームの歴史を汲んで選手も取り組んでいるところが素晴らしいですね。
Karl Maloneやら、Larry Birdやら、Ceballosやら。それにしてもCeballosのあの目隠しダンクがもう20年前のこととは驚きです(汗)当時、Isiah Riderのレッグスルーダンクでホント驚きましたが、今では普通だし、10年前に優勝したVCだって、今となっては普通のダンクな気がします。それだけ10年でNBA選手の身体能力が上がって来ているということなんでしょう。
全然ダンクとは関係ないですが、例えばStocktonとDerrick Roseがマッチアップしたらどうなってたかなんて考えてしまう人は私だけではないはず。
話は戻りますが、今年の個人的優勝はPaul GeorgeのHibert越えダンク。7-2の高さを超えるってホント信じられないですよ。。

シューティングスターズに出ている選手もまた渋い。Dennis ScottにAllan Houston、Steve Smithまでいるじゃないですか。そしてStackhouseが現役として混ざっているのにも驚き。彼らの楽しそうな姿を見れただけで、90年代NBAファンとしてはもう満足です!

前日のセレブゲームにはオーランド開催ということでNick Anderson、Penny、Run TMCのMitch Richmondなんかも出ていたようで、むしろそのゲームが一番見たかったですね!Nick Andersonはオーランドが初めてドラフトで取った選手ですから、ファンの思い入れも深い選手だと思います。個人的にもかなり好きです。なにげに過去にこんな記事を書いたのを思い出しました。(今読むと誤字も多いけどあえて直しません(汗))

なんだかんだで、さすがNBA。今年のオールスターも楽しませてもらいました。

Run TMC

Coach Tommy 2月 17th, 2012

先ほど、Real NBAの「Run TMC」特集を見ました。

印象に残ったシーンは、Don Nelsonが言ったという、

「ボールをシェアして、正しいバスケットをするならば、プレイの指示は出さない」

というもの。カッコいいですね〜。言ってみたいです。

Chris Mullinの「やる気になるよね」っていう反応もまたナイス。

なんてシンプルで合理的なバスケット。
時代を作ったこの3人もすごいけど、それを引き出したNelsonがすごいのかもと思いました。その後、Sprewellを育てたのもNelsonだし、現在のスーパースターNowitzkiを育てたのもそういえばNelsonなのでした。偏見にとらわれない視点が、新しいものを生み出すのでしょうか。

そういえば、初めてNelsonのバスケットを見たのは中学2年の時でした。Tim HardawayとSprewellのプレイするWarriorsでしたが、インサイド選手をアウトサイドに立たせ、ガード陣で3on3をするだけという斬新なバスケットで、「イリーガル・オフェンス」なんて反則をコールされたりしてました。
「イリーガル・オフェンス」なんて今は知らない人がほとんどでしょうけど。
僕自身も、コールされるのは2回しか見た事がありません(笑)

常識に捕われない姿勢は、ぜひ見習いたいと思います。

Bostonで

Coach Tommy 2月 17th, 2012

眠れないので久しぶりのブログ更新。

先日Twitterにて、Bostonに3年前に行った時に、Jeremy Lin率いるHarvardがなんと強豪のBCを破ったとの話題がタイムリーな話題だったことを呟きました。
Harvardっておそらくバスケの奨学金はないはず(Ivy Leagueはスポーツの奨学金ないって聞いたことあるんですがあってますかね?)なのに、すごいなぁって印象でした。BCはといえば、選手のほとんどが奨学金でプレイしているでしょうから。
まぁIvy LeagueといえばPrincetonや最近Sweet16まで躍進したCornellが有名で、歴史あるカンファレンスですが、やはりNBA選手というと記憶にありません。
そう考えると、Jeremy Linに関しては単なる「アジア人だから」で片付けられないほどスゴイことなのかなと思います。

さて、ずっと書きたかったのはJeremy Linのことではなく、同じBoston出身のChris Herrenのこと。Jスポーツで放送されたドキュメントを見て衝撃を受けました。

Chris Herrenって名前は知ってたけど、こんな壮絶な人生を歩いてきた選手だとは知りませんでした。アメリカの社会問題の一つドラッグ。日本でも最近増えていると聞きますが、こんな有望なアスリートがある意味でバスケ人生を棒にふってしまうというのはとても悲しいことです。
Chris Herrenのプレイは見た事なかったんですが、大学時代のプレイを見るとものすごい身体能力のプレイヤーだったんですね。番組では、ドラッグを中心に話が進んで行きましたが、あれだけのスキルを身につけるのには、相当な練習をこなしていたんだと思うんですよね。ドラッグの心配がなければ、確かに1巡目のドラフトで指名されていたことでしょう。それくらいすごかった。Bob Suraを思いだしましたね。

彼のことを知って思うもう一つのことは、アメリカのチャンスを与える懐の深さ。
ボストンカレッジに入学し、ドラッグでドロップアウトした後も、チャンスを与えるJerry Tarkanianのフレズノステイト。そんな過去があったら、日本だったらまずプロ選手なんかになれなそうな気がするのですが、必ず助ける人がいるのがアメリカの面白いところですよね。
Jerry Tarkanianはかっこいいです。
番組では、Herrenが大学生や同じドラッグ依存の人たちに向けて、自分の体験談を語る講演会のようなものをやっている様子がでてきます。そういう更正プログラムも実にアメリカらしいなって感じます。
日本では、実際に犯罪を犯してしまった人の話なんて聞いたこともないですからね。

Jスポーツではすでに再放送も終ってしまったかもしれませんが、チャンスがあればぜひ見ることをお勧めする番組です。

バスケを見る。それは選手の人生を見ることでもあります。そういうバックグラウンドを知ることで、試合の中でも新しい発見があります。
選手の数だけいろいろな人生ですね。

2012年

Coach Tommy 1月 15th, 2012

早いもので、年が明けてから2週間が経ってしまいました。

ブログの更新もしたいなぁと思いつつ、なかなか時間を作ることもできずでした。書く事がないわけではないんですけどね(笑)

今シーズンもできるだけたくさんの試合を見ています。例年に比べ、かなり忙しいので、NBAなんかもほんの数ゲームしか見れていないんですけどね。
ちなみに現在は先日のDallas@Bostonの試合をダラダラ見ながら書いています。

NBAは今シーズンこそは、MIamiの優勝かと言われていますが、個人的にはそうならないでChicagoに頑張ってほしいなと思う次第です。

NCAAも見所はたくさんだと思いますが、なにせまだ見たのが4試合のみ。。気づいたらマーチマッドネスがやってくるという感じになってしまうのでしょう。

さて、昨年のことを振り返るヒマもなく、年末年始は東京に帰ったものの、東京ではいきなり体調を崩し、寝正月となりました。きっと疲れがかなり溜まっていたのだと思います。

昨年8月より、岩手県に来るという大きな決断をしましたが、長かったようで、短かった5ヶ月でした。
3月にはニューヨークに行き、念願のBie Eastトーナメントを見ることができ、NBAも間近で見て感動する中、大震災の知らせを受けました。
その時にはまさか、この岩手でバスケットをすることになるとは思いもしませんでしたが、これも何かの縁なのだと思います。
現在は生活にも慣れましたし、いろいろな出会いもあり、ものすごく忙しくはありますが、楽しんでいます。

2週間も経ってから遅いかもしれませんが、今年も少しでも成長できるように日々できることを頑張っていきたいと思います。

ブログの更新もできるだけしたいと思いますが、どうでしょう(笑)頑張ります。

このブログを見ていただいているレアな皆様、今年もよろしくお願い致します。

(と書いてたらNowitzkiがすごい決勝シュートを決めました!さすがです)

ロシアのバスケを見たら

Coach Tommy 11月 7th, 2011

ロシア対セルビアを見ました。
結果はすでにご存知だと思うので触れませんが、見たかったロシアの試合が見れて良かったです。

ロシアは2007年のユーロのチャンピオンですが、北京では全く良いところがありませんでした。しかし、昨年はアメリカ相手にも好勝負をしました。名将のBlattさんを起用し続け、ようやくてようやくチームとしての形ができてきたのでしょうか。ベテランと若手が融合した素晴らしいチームに仕上がりました。ディフェンスとファーストブレイクを見ると、しっかりチームとして訓練されているなと感じます。Blattさんは何度かこのブログにも登場してますが、私は2007年にイタリアのTrevisoで、2008年にはディナモモスクワのHCと来日したことがあり、話しかけたら丁寧に対応してくれた、思い出深いコーチです。

ロシアのメンバーも4年でだいぶ変わりましたが、中心メンバーはそのまま。まず、Kirilenko、Khryapa、Mozgovのフロントコートは強烈な高さとディフェンス力を誇ります。高さのMozgov、ディフェンスのKirilenko、オフェンスのKhryapaといった所でしょうか。ベンチからオールラウンドに活躍するMonyaを含め全員がNBA経験を持つこのフロントコートはスペインを除けばヨーロッパで最強でしょう。バックコートは、JR Holdenこそ代表から去りましたが、Ponklashovがようやくスタメンになれるほど成長しました。200mのビックPGはまだ若いですし、ポテンシャルを秘めています。
しかし、なんといっての1番個人的に見たかったのはAlexy Shved。若手PGとして、MocDraftには数年前から名前ああったものの、未だにプレイをしっかり見たことがありませんでした。193cmの長身PGのシルエットはRubioになんとなく似ています。そして、試合に出ていきなりピック&ロールを成功させると、その後もPonklashovの代わりどころか、第4Qまでしっかりゲームをコントロールしました。オフェンスではRubioを上回っているかもしれません。まだ22歳ですよ。ベンチにいるKhvostov(ディナモの一員で来日)に出番がなかったのは残念ですが、あれだけの選手であれば仕方ないですね。
ロシアは楽しみな選手がいっぱいですね。

さて、今回元気のなかったセルビア。
いったいどうしちゃったんででょうか。ケガ人の影響もあったかもしれませんが、昨年の大会でSpainを倒し、一気に有名になったTeodosicは、これからが真価の問われるところです。今年の大会ではどのチームもかなり彼をスカウティングしたことでしょう。
またSGのTepicやTripkovicといったオフェンスのクリエイターかつ、シューターが少なかったことも痛かったかみしれないですね。
オフェンスをクリエイトできる選手が極端に少なかったので、KrysticとTeodosicにかなり負担がかかる結果となりました。Teodosicが10のターンオーバーをしましたが、それだけのプレッシャーを受けながら、それでも攻め続けるしかない、セルビアの台所事情があったのかなと想像します。決してTeodosicの不調だけが原因でない気がします。
BjelicaやKeseljiは才能ある素晴らしい選手ですが、1on1やピック&ロールでクリエイトするタイプではなく、RasicやMarkovicも同様です。そういう事情はリトアニアと似てましたね。
しかし、セルビアにとってはこれは失敗でもなんでもなく、若いチームにとっては間違いなくチームが向上するきっかけになるのではないでしょうか。

しかし、数年の間だけでも、ユーロの勢力の入れ替わりはすごいですね。安定しているのはスペインくらいなもので、ユーロや世界大会でここ10年でベスト4入りしてるチームっていくつあるんでしょうか?

アップセットなのか

Coach Tommy 11月 4th, 2011

マケドニア対リトアニアをもう一度見ました。

面白い試合でしたよね。
冷静の見て思いましたが、リトアニアはこの大会では過大評価されていたと思います。(自分も優勝予想していました苦笑)

マケドニアが強かったのは間違いないですが、リトアニアは決して良くなかった。まず、開催国であったこと(開催国は男子も、女子も昨年の世界選手権で決勝まで駒を進めているので、有利なイメージがついていた)、そして昨年の世界選手権では若手を中心にアルゼンチンに勝つなど、素晴らしい戦いを見せたことが、過大評価された理由でしょう。

しかしながら、今年のメンバーは国内で開催を意識したのか、Jasikeviciusが復活したり、一番重要なKleizaがいなかったりと、本来の力を発揮できませんでした。Jasikeviciusは素晴らしい選手でクラッチタイムに強い選手ですが、そろそろ若手に出番を譲っても良かったのかもしれません。Kalnietisなど素晴らしい若手ガードがいます。
いわゆる、エースがいなかったことがリトアニアが苦しんだ一番の原因でしょう。Kleizaもそうですが、例えばSiskausukasやMaciuskasなどといったGo to Guyになれる選手の存在がなく、ロールプレイヤーが多かった。明るい話題は、Valanciunasの活躍ですが、バスケットは数字に現れない活躍が本当に大切なスポーツです。Valanviunasの数字は文句のつけようがないですが、タレントだけでは勝てないのがバスケットですね。

マケドニアは素晴らしかったです。といってもマケドニアにとってのベストゲームかと言われれば、そうではなかった気もします。シュートが入りまくったか?そういう勝ち方でもない。オフェンスに特別な何かがあるわけでもなく、実際はディフェンスのチーム。McCalebbの存在がなければ、オフェンス面ではかなり苦しかったはずです。というか勝てなかったでしょう。彼のオフェンス力は確かにすごいです。
後はいろいろな面でルーズボールなどの運が強かった(もちろん運は自分たちで引き寄せるもの)ですね。

しかし、こういう帰化選手の活躍を見ると、アメリカはやっぱりすごい国だなぁと思わずにいられませんね。

今日はウィザーズのJavale McGeeがフィリピンに帰化するだのなんのって記事を目にしました。あんなのがアジアに来たらエラいことですね。イランのハッダディだってあの破壊力ですから。

話がそれましたが、マケドニア、リトアニアの今後がまた見たいです。
そして、リトアニアにはぜひ一度足を運んでみたいです。

ヨーロッパ

Coach Tommy 11月 4th, 2011

Sky-AではついにACBの放送が始まりましたが、なかなか試合を見る時間が取れず、いまだにユーロバスケ2011を見ています。

Qファイナルのスペイン対スロベニアを見ました。

スペインのチームの完成度がどうかってことは置いておいて、選手の層が厚すぎますね。
Navarroは本当にすごい。Navarroを語るとき、いつもティアドロップがすごいとか、3ptsが上手いなんて簡単に話しがちなんですけども、とにかく大事な試合で必ず結果を出すところがスゴイなと。
Navarroはトーナメントに入るととたんに輝く選手のような気がします。そして、あのティアドロップはすごい。一見腰高のような不利な体勢からのドライブの一歩目が速い。

インサイドの強さはもはや話す必要もないですね(笑)

弱点を上げるとしたらSF。ガルバホサやMumbleなどが抜けた今、アウトサイドでディフェンスできるFを探すことが来年のアメリカを倒す鍵でしょうね。それが できなければアメリカに勝つのは不可能です。現在、Rudyしかいない状況では厳しいでしょう。

スロベニアは本当になんかいつも乗り切れずに終る印象しかありません。良い選手は揃っているのに、あのオフェンスの単調な感じはなんなんでしょうか。2年前でしたかね、Lorbekの大爆発があったのは。Lorbekは素晴らしい選手ですが、今大会は存在感がありませんでした。いつものように目立つのはDoragicとLakovic。Lakovicはついに代表引退ですね。日本での世界選手権から注目されていた(あの時はユーロでNo1のガードと言われていた)ので少し寂しいです。でもよく考えたら札幌での予選でもまさかの中国に破れるアップセット。
その翌年はギリシャに大逆転負け。なぜか負けばかり覚えています(苦笑)
セルビア、クロアチアに続いて、旧ユーゴ第3の強豪国なイメージも今回はマケドニアに持って行かれてしまいましたしね。

しかしながら、才能ある選手が多くいるチームなので、きっと第2のLakovicが洗われる日も近いでしょう。このチームももっとSF、SGが必要ですね。

歴史を変えた

Coach Tommy 10月 17th, 2011

もうご存知の方が多いかと思いますが、ついにアフリカで長く王者だったアンゴラが負けました。

新しいチャンピオンはチュニジアです。

チュニジアってどこ?みたいな感じですが、試合を見て、その緻密さとコーチの努力を感じることができました。

アフリカのバスケは、アンゴラ、ナイジェリア、セネガルなんかが有名かと思いますが、黒人が中心のため、身体能力の高さが売りですよね。しかしながらアンゴラは身長の高い選手が少なく、ヨーロッパ、アメリカと戦うには身長が足りないという感じが否めませんでした。
しかし、アフリカでは6連覇(?)でしたかね。本当に強かったんです。

しかし、今回ついに負けました。
その原因の80%はチュニジアのセンターMejriの存在です。Mejriは217cmという長身と長い腕、そして素早いフットワークが武器のディフェンシブな選手です。
スピードはシューティングガードにも負けておらず、PNRでスイッチしても、相手チームはスピードのミスマッチを作ることができません。
それどころか、シュートブロックは神出鬼没。アンゴラにしても、準決勝のコートジボアールにしても、インサイドで得点を取ることができませんでした。また、後ろに素晴らしいゴールキーパーがいる分、アウトサイドへのクローズウトが早く、簡単なシュートを打たせませんでした。やはり後ろに良いディフェンスの選手がいると、アウトサイドのディフェンスの気持ちも楽になるのでしょう。

オフェンスもスタッガースクリーンを多く使い、Slimane、Rzig、Romdhaneといったシューターを上手く活かしました。PGのKechridのコントロールも素晴らしかったです。178cmで身体能力も高くないですが、冷静で上手いですね。さすがベテランと言った感じです。

また、チーム全員で、リバウンド、走ることを徹底していたように見えます。リバウンドはMejriだけに頼らず、全員でブロックアウト。そしてセンターのMejriまでも良く走っていました。

この強力なセンターがチームを変えるって、例はどっかで見た事ありますよね。

そう、イランです。イランもセンターのHaddadiの存在がアジアの歴史を変えました。アジアもアフリカと同じように、サイズに悩むチームが多いですからね。
もちろん、イランもチュニジアもセンターだけで勝ったわけではないですけども、一番の要因であることは間違いないかと思います。

世界経験の多いアンゴラでさえ、何本レイアップをブロックされたことか。こういうビッグマンがいるチームに対して、どのようにインサイドをアタックするか、日本人にとっても考え続けなくてはならない課題ですね。

ちなみに、決勝で公開されたショットチャートは、両チームとも、ペイント内と3ptsが多く、中距離(ミドルレンジ)のシュートはあまりありませんでした。ミドルレンジのシュートをどう使うのかがカギなのか、それともチュニジアは3ptsとインサイドにこだわったから、良いバスケになったのか、考えてみるのも面白そうです。

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