プリンストンオフェンス

Coach Tommy 1月 11th, 2008

今まで書いたことがないネタです。久々なので熱く書きます。

かつて紹介したと思いますが、私はとある都内中学校でバスケットの指導をしています。アシスタントで約5年。ヘッドコーチになって1年半が経過しました。

ヘッドコーチになってかれこれ、2代目のチームを指導しているのですが、運動能力の高いメンバーが集まったこともあり、なかなかのチームになってきました。しかし、東京都の上位チームとなると簡単に勝たせてもらえないのが現状です。

勝てない理由で最大のものは

バスケット経験の差。

良くも悪くも、私の地域にはミニバスケットがありませんでしたので(現在1チームあり)、小学校でのバスケット経験がなく、ミニバスが盛んな地域に比べるとスタートラインが全く違うということです。最大で4年~6年経験が違います。ハビットスポーツといわれるバスケットですから、他地区の1年生はビックリするくらい上手な選手がいます。

まぁ、バスケットで良い選手といえば、単純に1対1が強い選手だと思います。もちろんリバウンドやシュート力を武器として、生きるプロ選手もいますが、それはあくまでレベルが高い世界で、最低限の基本的なプレイがこなせての話ですよね。

つまり、「自分たちよりも1対1で勝るチームに対していかに勝つか」というのが、私のテーマです。(ここでは、中学校では基礎だけ教えればいいんじゃない?という議論は置いておいてください)

5人のマッチアップで相手の方が全て勝るというシチュエーションはなかなかNBAでもないかと思いますが、中学校では当然起こりえます。

その場合、一番差が出るのはやはりオフェンスなんですよね。

ディフェンスは運動能力や高さがあれば、バスケットボールを扱う技術が未熟でも教えられます。そういう選手もNBAにいますよね。しかし、オフェンスはハンドリングやパス、シュートを教えるのが難しいのが悩みです。

オフェンスがうまくいかないせいで、ディフェンスも機能しません。負ける試合は、たいていターンオーバーからの失点が多いので。(うちは)

どうすれば、自分たちよりも能力が高い相手に対して、得点を取るか?せめて攻撃をシュートで終わりたい。。。

今までいろんなことを考えてきましたが、ヒントはいろいろなところにあります。

そこで、今私が最も注目しているのが、プリンストンオフェンス!
名前は有名でも、中身を知っている人は少ないでしょうね。私も「バックドアかますやつね」くらいの印象でした。しかし、プリンストンオフェンスを使うチームは意外に多く、NBAではネッツ、ウィザーズ、ロケッツなどが。NCAAでは去年ジョージタウンがプリンストンオフェンスを使いファイナル4へ進出しました。

私の印象では、プリンストンオフェンスは小さくて機動力のあるチームが使うイメージだったので、ヒバートというビッグセンターがいるジョージタウンはインパクトがありました。

さて、プリンストンオフェンスを学びに留学できればいんですが(ネットで調べると、そういううらやましい日本人がいるんですね)、そうもいかないので、ジョージタウンの試合や、先日のロケッツ対ウィザーズで勉強しました。

いろんなチームで応用しながらのプレイがあるので、とても興味深いです。基本を大切に、だんだん自分たちの選手のスタイルにあった動きを取り入れていけばいいんですね。動きを知れば知るほど良くできているなと思います。

そして、やる以上は、私にとってはプリンストン大の歴史も大切(笑)
プリンストン大のピート・キャリルさんのことを調べると、プリンストン大の衝撃的なまでの活躍で、ますます興味が湧いてきました。Youtubeなんかで映像もありますが、プリンストンは白人ばかり。スゴイ。

一番有名なのは、1996年のNCAAトーナメントで前年チャンプのUCLAにアップセットかました試合なんでしょうか。(他に知っている方いたら教えてくださいね)

なんと先日サインをもらったチャオバも餌食になっているんですね。。。とにかくスゴイの一言。

映像はコチラ

しっかり、研究して夏までには物にしたいと思っています。

また練習過程をたまに報告したいと思います。

9 Responses to “プリンストンオフェンス”

  1. KEI_CHOIon 11 1月 2008 at 19:56:35

    どうも。
    プリンストンとか戦術に詳しくないですが、Webサイトだと
    http://www.cybersportsusa.com/hooptactics/princetonoffense.asp

    トライアングルオフェンスまで解説されているので、分からない時はたまに見ます。(でも分からない)
    http://www.cybersportsusa.com/hooptactics/triangle.asp

  2. mogoon 12 1月 2008 at 0:46:07

    こんにちは。
    全然関係ないのですが、コーチされてるってことで聞きたいことがあります。KEI_CHOIさんも何かご存知だったらお願いします。

    とある掲示板でトルコ人が
    「日本にバスケのコーチングを大学で学びに行きたい」と言ってたので、「アメリカかスペインにでも行きなさい。その後日本に来れば~」と言っておいたのですが、まだ諦めてないらしく、筑波大学に行こうかと思ってるらしいのですが、どうですか?

    まぁ、どうですかって言われても。。だろうとは思いますが、お時間あって、気が向いたらよろしくお願いします。

  3. マクムードon 12 1月 2008 at 23:55:22

    KEI_CHOIさん

    ありがとうございます。ついでに他のオフェンスも研究してみます。
    それにしても、プリンストンオフェンスは想像を遥かに上回るくらいよくできてますよ~感動しました。

    mogoさん

    バスケで日本に来たいってだけでおもしろいのに、トルコ人ですか(笑)確かに、アメリカの大学や高校に行かれるのが一番と思いますが。何か日本にこだわる理由があるんですか??

  4. mogoon 13 1月 2008 at 0:44:10

    う~ん。たぶん日本に住んでみたいとかだと思います。理由読んだけど、その程度みたいでしたが。。スラムダンクって漫画が人気だってことは知ってるみたいですよ。

    例えば3年日本で勉強して、1年はアメリカで勉強して、そのあと、日本で教えて、トルコへ戻りたいらしいです。

    壮大な計画?ですね。。

  5. マクムードon 13 1月 2008 at 22:12:34

    たしかトルコって日本にとても友好的な国なんですよね。2010年世界選手権をトルコに見に行くつもりでいるので今から楽しみです。

    日本のことを勉強するなら日本に来るしかないでしょうけど、やっぱりバスケならアメリカな気がする。そもそも、トルコ人と日本人は体格から違いますからね。というか、日本のバスケならトルコで学んだ方がよいのでは(苦笑)

  6. mogoon 14 1月 2008 at 19:10:42

    やっぱそうですよね。

    2010年トルコでできるのか、最近心配ですよ。。

  7. hideon 16 3月 2009 at 18:26:33

    ECBAのことが書かれていたので

    懐かしく思いました。

    私も中学生を指導した経験があります。

    今もバスケ楽しんでいます。

  8. tomion 29 5月 2009 at 0:56:31

    2000年までアメリカでプリンストンバスケファンしてました。

    3ポイントでディフェンスを引き付けてバックドア、またその逆。
    外角が効くときのプリンストンはおもしろいようにバックドアを決めていました。

    ゾーンDに対しての攻めとオフェンスリバウンドが弱くなるシステムなので全体的なチームシュート力が必要で、核となるシューターが一人必要だなと感じました。

  9. mahmoudon 05 6月 2009 at 5:35:09

    そうですね!やはり3Pが入らないとプリンストンは話になりません。
    プリンストンに在学されてたんですか?日本でプリンストンファンはかなりレアです(笑)

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