勝敗を分けたジャッジ

Coach Tommy 7月 28th, 2009

東京都の都大会も2日目

東京都で強豪とはいえないうちにとっては、まさに山場といえる試合だった。

でも結果は負けてしまいました。

相手は東京では確実にベスト8クラスの相手。仕方ないといえば仕方ない。

でも、実を言うと勝つための明確なプランがあった。書けないくらい深いけど(笑)

油断すると、30点以上の差で負けてしまう相手。うちが勝つとしてもせいぜい5点リードがやっとだろうと思ってたけど。そこは確率より可能性

昨日ジム・クレモンズさんが話していた。

バスケの試合でもっとも重要なことは、試合が終わるまでどちらが勝つか決まっていない」ということだと。

スゴイ人は、当たり前の中にある、新しいものに気づかせてくれますね。

そう、うちの選手たちは素晴らしい試合をしました。

うちの方が全てのポジション小さいし1on1の技術は負けてるミニバスの経験だって少ない。勝ってるのはアウトサイドのシュートくらいかな。たぶんですけど。

第3ピリオドまでは、ほとんど全てゲームプランどおりの展開。

可能性をたぐりよせるには十分なゲームだったが。。。

第3ピリオド始まってすぐ、相手選手のドライブ(バックコートからの長い距離のドライブ)にうちのCが見事にコースを先読み、激しい衝突でうちにCが後ろに倒れ。。チャージング!

と会場のほとんどの人が思っただろうけど、

まさかのブロッキングコール

4ファール目ということでベンチに下げざるを得なかった。

うちにはCが一人しかいないので、苦しい選択だったけど。そうせざるを得なかった。結果、試合には負けてしまった。

試合後、そのコールのことがどうしても分からなかったので、審判の方に質問をしました。

「あのCのブロッキングは、横に動いたんでしょうか?前に出る動きが止まりきれてなかったんでしょうか?

というのも、ベンチと逆サイドのプレイで、前後の動きはボクからは分からないけど、横には動いていなかったのです。

もちろん、文句がいいたいんじゃなくて、事実を確認したかったんです。

だから、「うちの子はファールだと思ってないようです。でも審判はファールと確信しているとしたら、ボクの指導が正しくないってことになるので、今後に指導の参考に、あのファールがどのような判断だったのか教えてもらえませんか?」という言葉を添えました。

返ってきた返事は、

審判さん「横に動いていた・・・と思うんですよねぇ。」

わたし「じゃあ前への動きではないんですね?」

審判「はい、横への動きがあったと思いました。すみません

わたし「分かりました。ありがとうございます」

この返答から、「見えてなかった(自信ない)んだな」と思いました。

さっき家に帰って何度も何度も確認しました。ビデオで1時間以上、その場面だけを見直しました。どう見てもうちの選手は、横には動いていませんでした。

よく見ると、審判(リード)がコーナーから逆サイドへ、走りながらジャッジしていました。審判が動きながらだったので、選手が動いたように見えたのかもしれませんね。

今の気持ちは、悔しいとかじゃなくて、むなしい、ですかね。

しかも、むなしさをぶつける矛先がないんです。

まぁ、いくら言ってもジャッジは変わらないし、試合結果も変えられないことは、分かってます。

というかジャッジを変えたいとか思ってないです

だから、別に審判を恨んだりとかはないですよ。むしろ、公平な人間的に素晴らしい審判で偏りもありませんでした。正直に答えてくれましたし。

審判だって、人間だから間違えることもあることも理解してます。

それが影響しないくらい、控えを育てればよかったじゃないか。という人もいるでしょう。それもその通りです。

他のファールを防げたんじゃないか?その通りです。

それがなくても勝ってたか分からないでしょ?その通り。確率は高くなかったでしょう。

あんたの指導が足りないからでしょ?それも十分承知してます。

別にね、何がなんでも勝ちたかったわけではないんですよ。

ただね、2年間頑張ってきた選手に、もっと思う存分力を発揮させてやりたかったなと。

もっともっとね、思い切りプレイする姿を見たかったんです。

2年間ね、全身全霊で指導してきました。バスケットが大好きな魅力あるチームでした。

選手は最後まであきらめませんでした。Cがいなくなって開いた18点差を、5点差まで詰めました。

一つ一つあきらめずシュートを打ちました。

信じられないくらい早い気持の切り替えで、ディフェンスをがんばりました。

何度も折れそうになったけど、その度によみがえりました。

本当にスゴイやつらです。

今日の試合から、私は何を学べばいいんでしょうか?眠れない夜になりそうです。

6 Responses to “勝敗を分けたジャッジ”

  1. あんどうon 28 7月 2009 at 10:41:15

    読んでて涙が出てきた。歳取ると涙腺が弱くなるからね〔笑〕

    子供たちに、
    「良くやったね。コーチが考えていたことの2倍も上手くなって、3倍も頑張った。
    勝つことは大事だけど、それが全てじゃない!」
    って声を掛けてあげて下さい。

    素晴らしい子供たちにめぐり合えて良かったね。
    それを感謝しましょう。

  2. papa&mamaon 28 7月 2009 at 11:33:59

    何を学ぶって?
    あなたの指導が間違えていなかった事。
    あなたの熱い思いが子ども達に伝わっている事。
    奴らは決して優れた子供たちではありませんでした。
    奴らが素晴しい指導者に出会っただけです。
    子供と共に親も一喜一憂してきました。
    ありがとうございました。

    PS 3年生と違う涙を流した1・2年生が目をキラキラさせていますよ。
    1年前と同じように・・・

  3. あっき~on 28 7月 2009 at 18:12:01

    ご無沙汰しています。

    すばらしいですね。
    私も、引退した選手を思い出しました。

    ちょっとすいません。
               泣きます。

  4. mahmoudon 28 7月 2009 at 23:59:56

    >あんどうさん
    ありがとうございます。ホントにそう思います。幸せなコーチですね。
    なんだかんだで、疲れてぐっすり眠って、起きたらやっと感傷的な気持になりました。
    早速、今日新チームのミーティングをしてきました!いつまでやれるかわからないんですが、頑張ります!

    >papa&mamaさん
    まさか関係者が読んでくれてるとは思いませんでした(苦笑)ホントにありがとうございました。コメント読んでてこっちが泣けてきました。選手あっての指導者ですね。都大会の2試合、きっと一生忘れないと思います。

    >あっき~
    ご無沙汰です。長々と読んでくれてありがとう。
    2月のコーチ研修以来、人生狂いっぱなしです!良い意味で(笑)
    お互いがんばりましょう~

  5. kikkion 31 7月 2009 at 8:25:34

    涙出ました。うちの2号たちの試合を思いだしたからかな。

    (やっぱり微妙なコールをされたし。いつもうちにagainstな感じ)

    絶対、3年生にも1・2年生にも伝わってますよ。大丈夫。

    みんな、いい子たちなんだろうなあ。

    幸せですね>子供達も、mahmoudさんも。

  6. mahmoudon 02 8月 2009 at 0:06:56

    >kikkiさん
    ありがとうございます。
    そうですね、幸せなコーチだと自分でも思います。
    今後のこともあるので、いつまでコーチできるかは分からないんですが、身体が許す限りやりたいなとは思ってます。

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